格安SIM MVNO

『SIMロック解除』とは?メリット・デメリットや解除すべき理由を徹底解説!

2021年7月28日

こんにちは!Apple Geek LABOです!今回はSIMロック解除とは何か?について紹介していきます。SIMロック解除が義務化されたことで最近よく聞くようになった方も多いかと思います。実際にはどのようなメリット、デメリットがあるのでしょうか?「SIMロック解除を解除するとどうなるのか」といったことから「自分でSIMロック解除する方法」までわかりやすく解説していきます!

そもそもSIMって何?

SIMフリーiPhoneやSIMカードなど、最近よく耳にするようになったSIMという言葉。SIMとは一体何なのか。ここではそれについて解説していきます。

「SIM」とはモバイルデータ通信に欠かせないICチップ

simcard

SIM=SIMカードと呼ばれ、3Gや4G、LTEなどのデータ通信回線を使うのに必須となるICチップのことです。SIMカードにはデータ通信専用(インターネット通信専用)の〝データSIM〟と、通話+データ通信を行える〝通話SIM〟の2種類があります。docomo・au・SoftBankなどの大手キャリアで使われるのは一般的に〝通話SIM〟で、SIMカードにはそれぞれのキャリアのモバイル回線を利用できるようにするための情報+利用者の電話番号情報がふくまれています。

SIMがなくてもネットは使える。

機種変更をしたあとに古いスマホを起動したことがある人はご存知だと思いますが、スマホはSIMカードを挿入しなくてもWi-Fi環境があればインターネットを使うことができます。SIMカードがないと使えないのはモバイル回線(3G・4G・LTE)です。

SIMロック解除とは?

SIMロックはカンタンに言うとauの端末はauのSIM / docomoの端末はdocomoのSIM / SoftBankの端末はSoftBankのSIMでしか動作しないようにするロックシステムの事。少し前までの大手キャリアでは「0円端末」が多くありましたが、これと大きく関係しているのがSIMロックのシステムです。SIMロックのシステムがあると、ユーザが他社への流出するのを防ぐことができるので、端末料金が0円でも月額料金を長期的に得ることで利益を生むことができるという仕組みです。いわば端末無料の代償ともいえるシステムが「SIMロック」だと言えます。

ただ、SIMロックのシステムはau・docomo・SoftBankにとってユーザ流出を防ぐメリットはあったものの、キャリアの間を自由に行き来したいユーザにとってはデメリットが多くありました。さらにここ数年で増えたMVNO(格安SIM)の通信業界への参入もあり、総務省はユーザが自由にSIMを選択できるように+通信事業社間のサービス競争が促進されるようにSIMロック解除を義務化」しました。これによって、現在では大手キャリアで買ったスマホ端末も一定の条件(後述)を満たしていれば、いつでもSIMロックを解除できるようになりました。

SIMロック解除するとどうなる?

結論から言うと、SIMロックの解除をしてもスマホ本体に変化はありません。現在大手キャリアで購入したスマホを使っているという人はSIMフリー化した後も端末をそのまま使い続けることが可能です。

pyoko3-1_question端末側ではどうなる?

  • 端末そのものに変化はない。(アプリや写真などのデータはそのまま残る。)
  • 音声通話、メールもそのまま使うことが可能。
  • 機種代金(分割払い)の割引はロック解除後も有効。
  • 通信速度や通信エリアは変わらない。

pyoko3-1_questionキャリア側ではどうなる?

SIMロック解除をした後は、ロック解除の取り消しやロック状態にもどすことができなくなくなります。

pyoko3-1_questionSIMロック解除ができる端末は?

SIMロック解除ができるのは、2015年5月以降に発売された端末です。

(iPhoneでいうと、6s / 6s Plus / iPhone SE / iPhone 7 / iPhone 7 Plusが該当)

SIMロック解除のデメリット

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