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【Apex】スキルマッチシステム変更!内部レートの確認方法と基準の下げ方

「Apex Legends」のスキルマッチ(SBMM、スキルベース・マッチメイキング)システムが変更されました。

ネットでは以前の「スキルマッチ」のレート基準などについて、賛否の声もあったようです。

新しいマッチングの基準について、また「公開レート」と「内部レート」の確認方法、カジュアルマッチでレートを下げる方法についても紹介します。

ApexLegendsの「スキルマッチ」とは

Apex Legendsの「スキルマッチ」とは、ゲーム内の「スキル」をベースにマッチングを行うシステム(SBMM、スキルベース・マッチメイキング)です。

「ランクマッチ」は基本的に同じランクのプレイヤーと戦いますが、「スキルマッチ」はよりスキルの近いプレイヤーとマッチしやすくする(ゲームを面白くする)ためのシステムといえます。

プレイスキルや実績に基づいて、マッチを組む(戦う相手が選ばれる)ことで、プレイヤーが自分と同等のスキルを持つ他のプレイヤーと対戦することを目的とした方式です。

初心者は初心者同士で対戦し、経験豊富なプレイヤーは同様に経験豊富なプレイヤーと対戦することになります。これによって新しいプレイヤーがベテランプレイヤーに圧倒されることなく、自分のスキルを磨き、ゲームに慣れることができます。

マッチングの基準は「レート」

「Apex Legends」のマッチングの基準になるのが「レート」です。レートは、プレイヤーのスキルレベルを数値化したもので、ゲーム内でのプレイヤーのパフォーマンスに基づいて計算されます。

APEX(他の対人ゲームも)は、初心者が離れにくいように、同じぐらいの強さの人をマッチングして勝ったり負けたりして楽しめるようバランスを取るために「レート」が利用されます。スキルレベルが近いプレイヤー同士をマッチさせることで、より公平で競争力のあるゲーム体験を提供することが目的です。

ただし、具体的なレート計算方法やマッチメイキングアルゴリズムは、ゲーム開発者によって定期的に調整されます。また、詳細は公開されていないことも多いです。

「公開レート」と「内部レート」について

レートには「公開レート」と「内部レート」の2種類あります。

「公開レート」は、ランク戦の勝敗によって算出され、誰でも確認できます。

内部レートとは、内部レートとは、プラチナやダイヤなどの見かけ上のランクではなく、アカウントの戦績などから定められるレートです。ゲームシステム内でプレイヤーの強さを数値化したもので、ユーザーには公開されていません。

ApexLegendsのランクマッチの基準はおかしい?

「Apex Legends」スキルベースのマッチメイキング(SBMM)システムについては、プレイヤー内でも様々な意見があるようです。

一部のプレイヤーからは、「このシステムのアルゴリズムはおかしい」という声もあったようです。本来はゲームのレベルが近いプレイヤーをマッチするシステムであるはずなのに、実際には反映されていない、などの意見です。

アップデートや調整も行われていますが、アルゴリズムの公平性については、常に賛否があるようです。

内部レートの基準は非公開

Apex Legendsのマッチングを決めるための「内部レート」(スキルレベルを評価するための数値)の基準は、一般には非公開です。

非公開の理由としては、基準が明確だと一部のプレイヤーがレートを操作しようと、意図的に低いレベルのマッチに参加する可能性があるからだと思われます。

プレイヤーは、自分のスキルを向上させることに集中し、ゲームを楽しんでもらうことが目的のようです。

基準になっているポイントは?

基準は非公開ですが、おおよその推測はできます。

  • 勝敗記録:どれだけ多くの試合に勝利しているか。
  • キル数やアシスト数:プレイヤーの試合中の攻撃的パフォーマンス
  • 生存時間:どれだけ長く試合に残ることができたか
  • ランクポイント:特にランクマッチで獲得したポイント

他にも、平均ダメージ、最高ダメージ、最高キル数、レベル、直近10試合中のKDの数値などが関係あるといわれています。

何試合かわざと試合に負ける、弱い戦い方をするということを繰り返すと、自分より低いレベルの人たちとマッチするようになるということもあるようです。

ただし、具体的なレート計算方法やマッチメイキングアルゴリズムは、ゲーム開発者によって定期的に調整される可能性があり、詳細は公開されていないことも多いです。また、プレイヤーの体験やフィードバックに基づいて、基準は予告なく変更されることもあります。

内部レートを確認できるサイトについて(現在利用不可)

「Apex Legends」のスキルマッチにおける自分のレート、目安でもいいから知りたくなります。

「内部レート」はゲーム内では表示されないし、計算式もわかりません。しかし、「レートが確認できるサイト」があります。それが「dreamteam.gg」(現在利用不可)です。このサイトで判定できる「ドリームチームレーティング」は、マッチごとの与ダメージやキル数などから算出しているようです。

ちなみに、「dreamteam.gg」は、現在利用が停止しています。また情報が入れば更新します。

ApexLegendsのスキルマッチが廃止?

2023年1月時点で、制作会社であるEAから「Apex Legendsではスキル・ベース・マッチ・メイキング(SBMM)システムが廃止され、より正確なグループ分けをする新システムに移行中」との発表がありました。

新システムでは、プレイヤーのスキルの変動を考慮し、プレイヤーがマッチでどれほどのパフォーマンスを発揮するか予測してグループ分けを行うとのことです。より公平なマッチングと、すべてのプレイヤーにとってより楽しい経験を実現することが目標だそうです。

スキルマッチは存続中

「従来のスキルベースマッチメイキング(SBMM)システムを廃止し」とありましたが、スキルマッチ自体は廃止されていません。

「Apex Legends」のスキルマッチはなくなったのではないか、という声もあったようですが、なくなってはいません。

スキルマッチ・システムには、賛否の声がずっとある中で、開発側はスキルマッチの必要性についてユーザーに訴えてきました。

あるユーザーが、システムに対する不満をX(Twitter)でApex開発者に送ったところ、開発者はスキルマッチいシステムの変更を考えているかのような返事が帰ってきたとのことです。これにより廃止されたのではないかという噂が出たのでしょう。

しかし、スキルマッチは継続中です。

基準が変更された可能性

廃止はされていませんが、マッチングの基準が緩和された可能性はあります。

何が変わったのかと言うと、スキルマッチを実装する地域が広げられることによって、広い範囲で同じような実力の人を集めやすくなり、以前のように実力以上の人と多くマッチしてひどくやられると言うことが少なくなりました。

しかし、少しうまい初心者と中上級者がマッチするなど、まだ問題は残っています。実際、強い人ばかりとあったてしまうという感想もあるようです。

ApexLegendsスキルマッチのレートを「意図的に下げる」方法

「Apex Legends」でスキルマッチレートを意図的に下げることはできるのでしょうか?

スキルマッチレートを決める基準は公開されていませんので、難しいでしょう。しかしマッチング相手があまりにも強すぎる(弱すぎる)など、スキルマッチレートを変えたいと感じることもあるでしょう。

公式に「こうすればマッチレートを下げることができる」と発表されているものはありません。しかし、下げられると言われている方法はあります。

ただし、人によっては「基準レートは意図的に操作できたら意味がない。したがって操作は不可能」という声もあるようです。

①10~15回ほど開幕抜けを繰り返す

「Apex Legends」のスキルマッチレートは、直近の試合の成績が影響していると言われています。

そこで、0キル0ダメージで退出すると成績が下がり、スキルマッチレートが下がるという説もあります。実際に検証しているユーザーもいました。

プラットフォームはPS4で、10試合続けて開幕してすぐ途中退室しています。すると、11試合目ではダイブ軌道を持ったプレイヤーは見当たらなくなりました。強い敵やレベルが上限に達しているプレイヤーに出会うこともほとんどなかったようです。しかし、その試合である程度のキルやダメージを出したり、それなりの成績を出すと、次の試合では、また強い相手とマッチングするようになったようです。

直近の試合の結果が影響している可能性が高いでしょう。

②10~15回ほど開幕死を繰り返す

同じように、「Apex Legends」の試合の成績を下げるために、開幕死を繰り返すと言う方法もあります。

15回くらいで成績がリセットされ、ダイブ軌道が消えるようです。この開幕死を10〜15回繰り返す方法について、検証している動画がありました。

この動画では、開幕で溶岩に突入することで開幕死を繰り返しています。大体10回程度でプレデター帯のダイブ軌道が消えたようです。15回程度繰り返すと、ダイヤのダイブ軌道が消えたようです。

25回溶岩に突入して死亡を繰り返しています。25回も繰り返すと完全にダイヤのダイブ軌道が無くなっています。ただ、スキルマッチの精度も上がってきていますので、強い相手が増えたと感じた時には純粋に自分自身のレベルが上がって強くなっていると考えていいでしょう。

フレンドと組んだときの基準について

Apex Legendsの、フレンドと組んだ際のマッチング基準にも、違和感を持つ人がいるようです。

フレンドとパーティを組んで、楽しくゲームがしたいのに、強いフレンドと組んだら相手が強すぎる、という不満です。アルゴリズムでは、スクワッド内で「最もスキルの高いプレイヤー」を基準にマッチングが行われます。

これは、新しいプレイヤーやスマーフ(低ランクでプレイする高スキルプレイヤー)によるマッチメイキングの悪用や、競争の安定性を守るためです。ただし、これにより新しいプレイヤーがスキルの高い友人と一緒にプレイするときのバランスが悪くなることがあります​​。

一番実力の高い人が基準になっている説が有力

フレンドとパーティを組んだ時、誰を基準としてマッチング相手が決まっているのでしょうか。

一番有力な説としては、「パーティのなかで一番高い実力の人」を基準にマッチングが組まれているという説があります。

しかし、それだと強い人にとっても弱い人にとっても、ゲームが楽しめません。強い人は複数の強い相手と戦わなければいけませんし、弱い人は1対1の時には当たらないような釣り合わない実力の人と対戦しなければならないからです。

だれも幸せにならないパターンだと言えます。パーティの中の平均値が指標に変更されると言う噂もありますが、その方がみんな楽しめそうではあります。

ApexLegendsのカジュアルマッチの基準について

「Apex Legends」のカジュアルマッチでは、基準が新システムにより細かく調整されている最中のようです。

従来システムでは、プレイヤーが大まかなスキルグループに分類されていましたが、新しいシステムはより詳細な「バケツ」を使用し、プレイヤーのスキルをより正確に測定します。

また、プレイヤーのスキルレーティングは自動的に調整され、勝敗の連続によっても変動します。効果的なスキルレーティングを算出するために、複数の方法が考慮され、最もスキルの高いプレイヤーに基づいてマッチが行われます。

Apexマッチング時間が長いと嘆いている方もいるようですが、カジュアルマッチングレートは以下の通りです。

直近でプレイした10試合の成績を元に、カジュアルの内部レートが決まりマッチングに反映されます。そのため対戦相手が強いと感じた場合は、わざと負けたり自殺をするなどでレートを下げる必要があります。

まとめ

「Apex Legends」におけるスキルマッチの基準やレートを確認する方法についてお伝えしてきました。

スキルマッチが廃止されてなくなったのではないか(基準を変えて存続している)、レートの下げ方(有効化どうかは不確か)についても解説しました。

「スキルマッチ・システムなんてなくなればいいのに」と思う人も一定数いるようですが、APEXのプレイヤーが増えるためは必要なのかもしれません。