ここ最近では何かのサービスにログインする場合や、データをインストールする際に、「ロボットではない」ことを確認する場面が多くなってきました。
Googleアカウント作成の際にも、ロボットでないことを証明するためのSMSが届くケースがあります。
目次
ログインしたことのない端末や場所からログインを行う場合の本人確認
ネットカフェにある不特定多数のためのパソコンや、家族のスマホなどでログインした履歴のない端末でログインする場合にも本人確認のメッセージが届きます。
これは普段訪れない場所でのログイン行為なので、不正アクセスが疑われるためのセキュリティ処理です。
パスワード変更などアカウント情報を変更した場合
Googleアカウント情報を変更しますと、「情報が変更されましたが、身に覚えはありますか」というような内容のメッセージが届きます。
この場合でも、それへの返信は必要はありません。。
SMS詐欺「スミッシング」のメッセージ送信者が装う業者の一例
スミッシングとは、SMSを仲介として詐欺サイトへ誘導する悪徳手法のことを指します。スミッシングではメッセージに不安を煽るような文章を入れ、添付URLへと誘導する手口が主流です。
「Googleによる電話番号の確認」での偽装メッセージのように、他のカテゴリでも届いていることがあるようなので、5つの例を以下に紹介しましょう。
①銀行
著名な銀行を装い「お使いのパスワードが〇〇日で失効します」、「不正な出金を確認しましたので今すぐマイページで」などのメッセージが送信されてくることがあります。
これは預金に関する恐怖を心理学的に利用した功名で悪質な手口ですから、URLは絶対にクリック・タップしないようにしましょう。
銀行側からわざとSMSを使って「パスワード変更」を促す通知は、100%ありませんから注意しましょう。そのような内容のSMSは、詐欺と疑って間違いないでしょう。
②宅配業者
大手配達業者を装い、「お届けしましたがご不在でした」などのメッセージと共に、偽のURLが添付されるケースもあります。
URLのボタンをクリック・タップしてしまうと、アプリやデータが勝手にダウンロードされてしまうケースがあるようです。
何かを通販で購入した同じ時期には、この手の詐欺SMSには引っ掛かりやすくなりますから、特に注意して下さい。
③通信事業者
3大キャリアであるドコモ・au・ソフトバンクなどを偽装してメッセージを送ってくるケースもあります。
その内容は、料金の改定・優待キャンペーン・キャッシュバックなどさまざまなものがあります。
それらの中には、通信キャリアからの真のキャンペーンSMSの場合もありますが、詐欺SMSも多いので十分にご注意ください。