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インスタ共有で監視されてるかわかる?TikTok共有の順番の意味は?

TikTokからインスタに共有すると、インスタで自分を「監視」している人がわかる、というウワサがあるようです。本当なのでしょうか?

真相を調べたところ、いくつかのことが判明しました。わかったことを解説します。

また、インスタではどんな行動をしたときに履歴が残る/残らないのか、などについても説明します。ご自身でSNSを使う際の参考にしてください。

「インスタを監視している人が分かる」=デマ

結論から言うと「デマ」です。TikTokの動画をインスタに共有するときに、上に表示されるアカウントは自分を監視している、というのはウソでした。

インスタに共有をするときに表示されるアイコンの順番は、「アルゴリズム」によって決められています。アルゴリズムの内容は公開されていないのでわかりませんが、自分の投稿を見ている頻度とは無関係のようです。

インスタ共有で表示されるアカウントが、自分が見られている相手とは直接の関係がないことを、ネットで多くの人が証言しています。

どういうウワサなのか?

そもそも、これはどういったウワサなのでしょうか?調べてわかったことを共有します。

TikTokでは、任意の動画を他のSNSに共有することができます。TikTokのショート動画をインスタに共有しようとすると、インスタグラムのアプリが開きます。

そのときに自分に関係のある人(フォローしている人など)のアカウントが表示されます。

アイコンの並び順が「自分の投稿を見ている頻度が高い人」が上に表示される、と主張しているようです。

インスタの共有相手一覧から「監視」されていることが分かる?

TikTokをインスタに共有するときに、アイコン表示順のいちばん上に表示される人は自分の投稿を最も頻繁に見ている人、というウワサは真実ではありませんでした。

インスタに限らず、SNSの投稿を別のアプリに共有するときに表示される相手の順番は、アルゴリズムによって、おそらくは無作為に選ばれています。見られている頻度とは関係ありません。

なぜ監視している人がわかるというデマが流行ったのか

なぜこんなデマが流行ったのかというと、単純に「インプレッション稼ぎ」が目的のようです。

ダンスをしているショート動画に「インスタ共有で監視が判明する」といった興味を引くメッセージを発信することで、多くの人が「本当かな?」と気になったはずです。

それを友だちにシェアしたり、別のSNSにも投稿したりすると、投稿者としては「狙い通り」なのでしょう。

つまり、気になるウワサ(デマ)を流して自分の投稿を拡散させようとする意図があったと思われます。

インスタの機能

インスタグラム(Instagram、略称:インスタ)は、写真や動画を共有するプラットフォームです。

フィルターやエフェクトをかけたり、他のユーザーの投稿に「いいね」したり、コメントを残したりすることができます。またストーリーズ機能を使うと、24時間限定でコンテンツを共有することもできます。

インスタグラムは友人や家族、さらには有名人やブランドと繋がれるプラットフォームとして多くの人に利用されている人気アプリです。

インスタに足跡機能はない

インスタグラムに足跡を追跡する機能はありません。足跡とは「自分の投稿をいつ誰が見たのか」というのが分かる機能のことです。

以前流行ったSNS「ミクシイ」などでは、足跡を見る機能がありましたが、インスタにはそういった機能はありません。

他人の投稿を閲覧するだけでは相手に知られることはありません。共有するときに並ぶアカウントの順序も不規則なものです。

インスタの「監視」とは何を指す?

そもそも、「インスタを監視する」とは何を意味するのでしょうか? おそらく、監視=自分の投稿をこっそりと見続けているという意味でしょう。

確かに、フォローもせずに自分の投稿を頻繁に見ている人がいたとしたら、ちょっと気持ち悪いですよね。それが「監視」という言葉で呼ばれるようになったと推測できます。

ただ、インスタをはじめ各種SNSは不特定多数に自分の投稿が閲覧できる仕組みになっています。知らない人に見られたくない場合は非公開(鍵アカウント)に設定することも可能です。

監視されていたら発見できるのか

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