Wi-Fiなどの接続がうまくいかない場合、ネットワークの設定をリセットすることで問題が改善する可能性があります。しかし、リセットしてしまうとWi-Fiのパスワード、モバイルデータ通信の設定、VPNの設定、デザリングの設定などがリセットされるため、また新たに設定し直すことが必要になります。
目次
21.無線ドライバを更新
なかなかネットワーク状態が改善しない、そういう場合には各メーカーのドライバーの更新をすることで解決することがあります。
それぞれのメーカーのサイトで該当ファイルをダウンロードすることをおすすめします。
富士通
富士通の場合には以下のページよりパソコンの機種やOS(Windows10など)を選択し、ドライバーの更新ファイルがある場合にはダウンロードし、実行します。
富士通のドライバー、アップデータ
NEC
NECのパソコンやWi-Fi機器を使用している場合には、以下のページよりパソコンや無線ルーターを選択し、それぞれのページで該当するところを確認してみてください。特にNECのルーターを使用している場合には最新のファームウェアやドライバーがダウンロードできます。
NECのドライバ・ソフトウェア
東芝
東芝の以下のページより、周辺機器のダウンロードができるようになっています。東芝の無線LANを使用している場合、ファームウェアをダウンロードすることで接続の改善ができる可能性があるので確認してみましょう。
東芝周辺機器のドライバダウンロード
SONY
ソニーの以下のページより、ドライバーのダウンロードができるようになっているので、該当の機器を使用している場合にはアップデートやダウンロードを行い、接続の問題が解決するか確認してみてください。インストールの手順も記載されています。
ソニー・ドライバーダウンロード
パナソニック
パナソニックの無線LANを使用している場合は、以下のページにドライバーのアップデート情報があります。Windows10における設定事例も記載されているので、確認し試してみてください。
パナソニック・無線LANサポート情報
[Windows10]Wi-Fiのセキュリティ規格が古い時に出る警告
本来ならパソコンに対しての脅威に対し守ってくれるはずのセキュリティですが、このセキュリティの規格が古くなるとWindows10が危険を察知してWi-Fiを切ってしまうことがあります。Windows10のアップデート後から警告が出るようなので、セキュリティの設定を変更する必要があります。
[Windows10]Wi-Fiのセキュリティ基準を確認する方法
使用しているWindows10でのセキュリティの基準は古い場合にWi-Fiが切れることがあるので、セキュリティの基準がどうなっているのかを確認してみましょう。
①Wi-Fiが繋がっている状態で「コントロールパネル」を開く
②「ネットワークとインターネット」から「ネットワークと共有センター」を選択
③Wi-Fi名(青文字になっている)をクリック→「ワイヤレスのプロパティ」の画面にて"セキュリティ"のタブを開く
セキュリティの種類や暗号化の種類が表示されるので確認しましょう。
「確認の仕方」
・セキュリティの種類はWPA2以上が望ましい
・暗号化の種類はAESが望ましい
[Windows10]Wi-Fiを暗号化する方法
なぜ暗号化をするのかというと、外部からのの不正なアクセスから守るためです。やり方を説明しますが、始める前にWindows10でWi-Fiが繋がっていることを確認してください。
①タスクトレイにあるネットワークのアイコンをクリック
②ラベルのネットワーク名(SSIDと記載がある)確認してクリック→「接続」を選択
③暗号化キーを入力(ラベルにAESやPSKと記載がある)
終了してから接続がきちんとできているかを確認してください。
古いPCほど有線接続した方が良い理由
古いパソコンを使用していて、Wi-Fi接続が切れてしまうことにストレスを感じる場合には有線で繋ぐのがおすすめです。無線で繋ごうとするから接続が切れるのであって、有線で繋げばそういった心配やストレスを感じることなく作業ができます。パソコンが古い場合には有線で繋ぐことをおすすめします。
まとめ
Wi-Fiが繋がらないときの対処法を説明してきました。なかなか面倒ですがチェックしてみてください。おすすめはパソコンやルーターの再起動ですが、面倒な場合には有線で繋いでしまいましょう。外では使えない方法ですが家での作業のときには有線がおすすめです。