データ移行が上手くできない原因の1つ目が【機種変更した新機種のストレージ容量がギリギリ】です。
iPhoneはいくつかのストレージ容量が選択できるようになっています。
ストレージ容量によっては2万円以上の差が発生する場合があります。
例
iPhone13Pro(Apple オンラインストアで購入の場合)
本体容量:128GBの場合 122,800円
本体容量:256GBの場合 134,800円 128GBとの差額-12,000円
本体容量:512GBの場合 158,800円 256GBとの差額-24,000円
本体容量:1TBの場合 182,800円 512GBとの差額-24,000円
少しでも安く費用を抑えようと少ないストレージ容量を選択した場合、新しいiPhoneのストレージ容量が足らずにデータ移行に失敗する可能性があります。
新しいiPhoneを選ぶ際にはストレージ容量がギリギリにならないように注意しましょう。
目次
Wi-Fi環境が無い
データ移行が上手くできない原因の2つ目が【Wi-Fi環境が無い】です。
クイックスタートはBluetoothを使用してデータ移行を行うので、Wi-Fi環境が無くてもデータ移行は可能です。
しかし、Wi-Fi環境がある場合に比べて【途切れやすい】【失敗しやすい】場合があります。
Wi-Fiスポットがある施設などが近くにある場合、利用するのがおすすめです。
ただし、Wi-Fiスポットの無料Wi-Fiはデータ流出のリスクがある為、自己責任でお願いします。
充電が少ない
データ移行が上手くできない原因の3つ目が【充電が少ない】です。
クイックスタートを行う場合は、必ず旧機種と新機種を充電をしながら作業するようにしましょう。
充電をせずにクイックスタートを行い電源が落ちてしまった場合、最初からやり直しになるだけでなく、場合によってはiPhoneが起動できなくなるリスクがあります。
特に旧機種が古いiPhoneの場合、電池残量が急速に減って電源が落ちる場合があります。
そのような事態にならないように、必ずiPhoneを充電しながら作業を行うようにしましょう。
iosのバージョンに問題がある場合もある
どうしてもクイックスタートが上手くできない場合、iosのバージョンに問題がある場合があります。
よく発生する事例として、新しいiPhoneのクイックスタート中にアップデートが入り、いつまで経ってもアップデートが終わらない等の症状が発生することがあります。
その場合は、先にiPhoneを最新バージョンにアップデートしてから再度クイックスタートをすると正常に進む可能性が高いです。
クイックスタートでデータはどこまで移るの?LINEは?
クイックスタートはiPhoneからiPhoneへ直接データ移行ができる便利な機能です。
しかし、完全に元の状態に復元される訳ではありません。
クイックスタートを行った場合どこまでデータが移るのかについて解説します。
アプリや背景画像なども移行できる(注意点あり)
クイックスタートを使うとアプリの配置や背景画像もそのまま移行することができます。
ただし、一部のサービスは手動でログインやデータ移行の設定が必要な場合があります。
いくつかの注意点について解説していきます。
全てのアプリのデータが移るとは限らない
クイックスタートを使ったとしても全てのデータが移るとは限りません。
例えば、既にAppStoreで提供終了しているアプリに関しては移すことができません。
また、ゲームなどの一部のサービスは個別にデータ移行を行う必要がある場合があります。
LINEは別途ログインの必要がある
クイックスタートを行った場合でも、LINEは個別にログインする必要があります。
ただし、クイックスタートを使用した場合、トーク履歴のバックアップを取らなくてもそのまま移すことが可能です。
しかし、【LINEのパスワードが分からない】【LINEのアプリが上手く入ってこない】などの理由によりパスワード変更の手間やトーク履歴が移行できない場合があります。
万が一に備えて、事前にパスワードの確認やトーク履歴のバックアップを取るのが良いでしょう。
まとめ
クイックスタートが上手くできない場合の対処法について詳しく解説しました。
クイックスタートは非常に便利な反面、いくつかの注意事項が存在します。
記事を読んで頂ければデータ移行をより確実に行うことが出来ます。
クイックスタートを活用して快適なiPhoneライフを送りましょう!