iPhoneを機種変更した後のデータ移行って大変ですよね?
ios12.4から【クイックスタート】というデータ移行方式により、iPhoneからiPhoneへ直接データ移行が可能になりました。
今回はクイックスタートを行うにあたっての注意点について解説します。
この記事の目次
iPhoneのデータ移行をクイックスタートで行う場合の注意点!
従来のデータ移行方式では、iCloudバックアップからの復元やパソコンでiTunesというソフトを用いたデータ移行の方法しかありませんでした。
しかし、ios12.4から【クイックスタート】という方法によりiPhoneからiPhoneにほとんどのデータを直接移行する事が可能になりました。
今までiCloudバックアップからの復元やiTunesでデータ移行を行っていた方は、復元に失敗してデータが正常に復元されなかった経験は無いでしょうか?
クイックスタートであれば、新しいiPhoneに安全かつ簡単にデータ移行が可能です。
クイックスタートにはいくつかの注意点が存在するので、詳しく解説していきます。
クイックスタートの手順について(Apple公式ページ)
https://support.apple.com/ja-jp/HT210216
iosのバージョンが12.4以上である事
クイックスタートの注意点の1つ目は【iosのバージョンが12.4以上である事】です。
iPhoneでクイックスタートを行う際には、あらかじめ旧端末のバージョンがios12.4以上であるか確認しましょう。
もし機種変更前の端末が古い機種でiosアップデートを行っていない場合は、最新バージョンにしてからクイックスタートを行うと良いでしょう。
新機種の方も、場合によっては最新バージョンになっていない事があり、クイックスタートが上手くいかない原因となる場合があります。
機種変更前の旧端末と新端末を両方最新バージョンにしてからクイックスタートを行うと失敗する可能性を抑えられるでしょう。
機種変更後のiPhoneの本体容量に注意!
クイックスタートの注意点の2つ目は【機種変更後のiPhoneの本体容量】です。
機種変更前に使用していたiPhoneのストレージ使用状況により、クイックスタートを行った際に新しいiPhoneにデータが上手く移行出来ない可能性があります。
新しく機種変更するiPhoneの本体容量は、現在のストレージ使用状況を確認してから余裕を持った容量を選択するようにしましょう。
Wi-Fi環境が無くてもクイックスタートは出来るの?
Wi-Fi環境が無くてもクイックスタートによるデータ移行は可能です。
しかし、Wi-Fi環境が無いとモバイルデータ通信を使用してアプリをダウンロードする必要があります。
注意点として、契約しているデータプランによっては、通信容量の上限まで使用してしまう可能性があります。
また、Wi-Fi環境がないと機種変更前の旧端末は圏外の状態になってしまうので、2つのiPhoneを操作しながらデータ移行を行う場合に不便が生じる可能性が高いです。
Wi-Fi環境が無い方は、フリーWi-Fiスポットがある施設などでデータ移行を行うのがおすすめです。
データ移行中は必ず充電しながら行う
クイックスタートによるデータ移行中は必ず両方のiPhoneを充電しながら行うようにしましょう。
機種変更前の旧端末が古いiPhoneの場合、クイックスタート時に負荷がかかり電源が落ちてしまうと、最悪起動しなくなるという注意点があります。
また、クイックスタート中に充電が切れてしまった場合も、場合によってはiPhoneが正常に動作しなくなる場合もあります。
データ移行を行う際には、必ず充電を行いながら作業をしてください。
携帯ショップで購入した場合は初期化が必要な場合がある
携帯ショップで購入したiPhoneの場合は、初期不良などの確認でセットアップを行う場合があります。
もしセットアップが完了してしまっている場合、新しいiPhoneを一度オールリセットすれば、再度クイックスタートを行う事が出来ます。
- 設定アプリを開く
- 一般を開く
- 転送またはiPhoneをリセット
- すべてのコンテンツと設定を消去
上記の方法でオールリセットが可能です。