国内の3大キャリアを中心にスマホのシェア争いは激烈です。0120936559からの電話などのような勧誘の電話も多数あります。
そして、こうした競争を受けて、スマホでは3大キャリアによるユーザーの囲い込みが問題となっています。
政府の指導などにより、現在は電話番号を変更せずにスマホのキャリアを変更することができるようになりました。
このため携帯各社は顧客の流出を防止することに躍起となっています。
ソフトバンクでは、MNP番号取得の依頼者が他社への乗り換えを止めてもらうように、「MNP引き止めポイント」の付与という優遇措置を行っています。
以下では、MNP引き止めポイントについて詳しく解説します。
目次
MNP番号申請時にもらえるMNP引き止めポイント
電話番号は以前と同じままで、スマホを他社へ乗り換えるには、現在のキャリアにMNP番号取得申請を行い、乗り換え先のキャリアに取得したMNP番号を連絡することが必要となります。
MNP番号の取得はオンラインで出来るところも増えましたが、各キャリアのサポートに電話して発行してもらうことが一般的なやり方です。
このMNP番号取得の依頼電話がサポート窓口にあった際に、他社への乗り換えの引き止めの「材料」としてMNP引き止めポイントの提供を持ち掛けることがあるのです。
ソフトバンクに引き止めるためのサービス
ソフトバンクのサポートにMNP番号取得の依頼をするということは、ソフトバンクから別のキャリアにユーザーが流出することを意味します。
MNP番号取得の依頼電話に対して、サポート窓口がMNP番号を発行してしまったら、ソフトバンクから他のキャリアへの流出はほぼ確実になってしまいます。
そこで、MNP番号取得の依頼をしたユーザーを引き止めるために、MNP引き止めポイントの提供を持ち掛けることがあるのです。
もらったポイントの使い道
MNP引き止めポイントは、ソフトバンクのサービスに対する支払いとして利用できるポイントです。
月々のスマホ費用に充ててもらうことで、格安スマホに対抗することを狙いもあります。
機種変更費用に充ててもらうことで、さらにソフトバンクの利用期間を延長させることも狙いの一つです。
必ずあるわけではないMNP引き止めポイントの提供
MNP引き止めポイントは、MNP番号取得依頼の電話をしたからといって、必ずしも貰えるわけではありません。
また、こちらからMNP引き止めポイントの提供を要求しても、応じてもらえないこともあります。
例えば、ソフトバンクの最新機種に機種変更したい時に、乗り換えを装ってMNP番号取得依頼の電話をしてMNP引き止めポイントを狙うということが考えられます。
このためサポート窓口側でも、話の内容に応じてポイント額を決めてるようです。
もらえるポイント数の基準は不明
MNP引き止めポイントは、ソフトバンクが正式なユーザー向けサービスとして公表しているものではありません。したがって、MNP引き止めポイントとしてもらえるポイント数の基準も未公開です。
実際に、MNP番号取得申請の電話をしてみて、電話のやり取りの中で決まってくる一種の駆け引きとも言えます。
MNP引き止めポイントの用途
MNP引き止めポイントは、ソフトバンクのスマホに関するさまざまなサービスの費用に充てることができます。
また、MNP引き止めポイントに類似するサービスは他社でも行っていますが、ソフトバンクは他社に比べてもその金額が多いといえます。