iPhoneの設定をすべてリセットすると、アラーム音が正常に鳴る場合があります。
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「一般」をタップする
- 「転送またはiPhoneをリセット」をタップする
- 「リセット」をタップする
- 「すべての設定をリセット」をタップする
- アラームを再設定する
通常、「すべての設定をリセット」という操作は、iPhoneの動作が不安定になったときに行うものです。
初期化されるものは、アラーム設定やWi-Fi設定、通知設定、コントロールセンター設定などの各種設定です。iPhoneに保存している写真や音楽、SNSアカウント情報、Safariで保存したパスワードなどが消えるわけではありません。
「すべての設定をリセット」を実行することが不安な方は、事前にバックアップをとっておくと良いでしょう。
目次
マルチタスクの削除
同時に複数のアプリを立ち上げていると、iPhoneのアラーム音が正常に鳴らないことがあります。一度マルチタスク画面を開いて、複数のアプリが立ち上がっていたら停止させましょう。
マルチタスク画面の開き方も、iPhoneの機種によって若干異なります。
ホームボタンがある機種ならホームボタンを2回タップするとマルチタスク画面が表示されます。ホームボタンがない機種なら、画面下端を上にスワイプして画面中ほどで指を止めてください。
マルチタスク画面には起動中のすべてのアプリが表示されるので、使っていないアプリは上にスワイプして閉じましょう。
有線イヤホンの接続を確認
iPhoneに有線イヤホンを繋げている場合、アラーム音はイヤホン側でなるので耳につけていない限り聞こえません。
この場合は、iPhoneのジャックからイヤホンを外すことで、iPhone本体からアラーム音が鳴るはずです。
画面注視認識機能をオフに設定
画面注視認識機能とは、iPhoneX以降のFace IDを搭載した機種で設定できる機能です。
この画面注視認識機能が有効になっていると、ユーザーがiPhoneの画面を見ている時の音量を小さくして、画面が暗くなるのを防いでくれます。必然的に、アラームの音量も小さくしてしまうというわけです。
そのため、この機能が必要ないという方は、画面注視認識機能をオフに設定しましょう。
やり方は以下の通り。
- ホーム画面から「設定」アプリを開く
- 「Face ID とパスコード」をタップする
- パスコードを入力する
- 「画面注視認識機能」をオフにする
iPhoneのアラームが鳴らない意外な原因
iPhoneのアラームが鳴らない不具合やバグの対処法をご紹介しましたが、そもそもiPhoneのアラーム音が鳴らなくなった原因は何なのでしょうか。
ここでは、iPhoneのアラームが鳴らない意外な原因を2つご紹介します。
夜間の自動ソフトウェアアップデート
iOS12以降のiPhoneは、夜間の充電中に自動アップデートができるのですが、このアップデートが原因でアラームが鳴らないことがあります。
アラーム音が正常に鳴るようにするためには、設定アプリから「すべての設定をリセット」を実行する操作が必要です。その後、アラームを再設定してみてください。
「すべての設定をリセット」の操作を行いたくないという方は、事前にiOSの自動アップデートをオフに設定しておくと良いでしょう。
アラームアプリのバグ・不具合
アラームアプリのバグや不具合が原因で、iPhoneのアラーム音が鳴らない可能性もあります。多くの場合は、最新バージョンにアップデートするか、一度アプリを消して再度ダウンロードすると改善されるでしょう。
なお、アプリに問題が発生しているかどうかは、TwitterなどのSNSを利用すればリアルタイムで確認可能です。対処法を掲載してくれている方もいるので、見ておいて損はないでしょう。
iPhoneのアラームが鳴らない不具合・バグとは関係ないもの
「iPhoneのアラームが鳴らない原因はこれでしょう?」といくつか目星をつけている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、アラームが鳴らない原因と関係がありそうで、実は関係のないものも3つあります。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
マナーモード
実は、iPhoneをマナーモードに設定していてもアラームは正常に鳴ります。SoftBankのよくある質問においても、この件のアンサーが掲載されているので確認してみてください。
なお、iPhoneのアラーム音以外にも、以下の音はマナーモード中に鳴るようになっています。
- カメラのシャッター音
- 音楽や動画再生アプリの音
着信や通知の音を止めたいときに便利なマナーモードですが、アラームが鳴るということは、逆になってはいけない場面でのアラームの設定も気をつける必要がありますね。