iPhone7より後の機種にはイヤホンジャック(丸穴)がなく、従来のイヤホンケーブルを接続するには対応した変換アダプタが必要となります。そこで、今回はiPhone用の様々な変換アダプタをタイプごとにコンパクトにご紹介します。
この記事の目次
- 1 種類で見る典型的な変換アダプタ
- 2 変換アダプタを選ぶ時の3つのポイント
- 3 iPhone変換アダプタのおすすめ6選|Lightning-HDMI
- 4 iPhone変換アダプタのおすすめ7選|Lightning
- 5 iPhone用変換アダプタ選びのまとめ
種類で見る典型的な変換アダプタ
まずは変換アダプタの種類についておさらいをしておきましょう。どんな種類があって、何に使うのか、どんなシーンで役に立つのか。
HDMI変換用:テレビや大型モニターに接続したい時

iPhoneやiPadに保存してある動画や映画、YouTubeをテレビや大型モニター、プロジェクターで再生したい時に使うのがHDMI変換用アダプタです。会社でのプレゼンや子供にiPadやiPhoneよりも大きな画面で動画や写真を見せたい時に便利です。
イヤホンジャック変換用:使い慣れたイヤホンを使いたい時

iPhone7以降のモデルからは、イヤホンジャックがなくなり、代わりにLightningケーブルに対応したLightningポートひとつになりました。そのため、使い慣れたイヤホンが使えなくなってしまったという人も多いのではないでしょうか。ワイヤレスに切り替えるのもひとつの手ではありますが、音質の面はやはり有線タイプの方が安定しています。使い慣れた、耳にしっくりくるイヤホンを使いたい、音質にもこだわりたい人におすすめです。
変換アダプタを選ぶ時の3つのポイント
それでは変換アダプタの選び方を、「MFi認証」「充電」「HDMI変換の画質」の3つのポイントからご紹介します。
安心の純正品or正規品(MFi認証)

iPhoneやiPadに使うアクセサリ類には大きく2つの分類があります。それはAppleが認めている商品とそうでない商品です。前者は「純正品」や「正規品」、後者は「非正規品」と呼ばれています。より詳しくいうと、前者はAppleが生産している純正品とMFi認証を受けた正規品で構成されます。ちなみにMFiとは「iPhoneやiPad、iPodのために作られた(Made For iPhone, iPad, iPod)」という意味です。
この純正品やMFi認証を受けた正規品のメリットはiPhoneやiPadに接続した時のエラーが少ないことです。こういった品質面で安心したいという方は純正品やMFi認証品がいいでしょう。
「差しっぱなし派」なら「ながら充電」ができるかをチェック
充電器差しっぱなし、イヤホン差しっぱなしだった人は、iPhone7以降やiPadでは、充電するか音楽を聞くかの二者択一を迫られます。それというのもLightningポートひとつしかないためです。
そこで、充電可能な変換アダプタ、しかも接続端子が2つついているものを利用することで充電しながら音楽や動画を見れるのです。差しっぱなし派の人はこの充電可能なタイプを選びましょう。ただし充電のしすぎは【過充電】と言って、バッテリーの劣化を早めてしまうので、要注意です。
HDMI変換なら画質は確認しよう

HDMI変換アダプタはiPhoneやiPadをテレビや大型モニター、プリジェクターに接続して動画や画像、プレゼン資料を投影するために使います。特に動画や画像を投影する場合は画質のチェックは不可欠です。高画質かどうかの基準はフルHD解像度(1920×1080)に対応しているかどうかです。これいう上の画質に対応していれば映画も綺麗な画質で見ることができます。
iPhone変換アダプタのおすすめ6選|Lightning-HDMI
おすすめポイントを解説!基本的にはiPhoneとの相性・画質は欠かさずチェックしましょう。Netflixの映画や撮り溜めていた動画などをテレビや大型モニターで再生するのであれば当然でしょう。ただし、アダプタによってはTVやモニターに繋ぐ際は、別売のHDMIケーブルが必要になる場合があるので、使用を確認してから購入しましょう。
Apple Lightning – Digital AVアダプタ MD826AM/A
安定の純正品HDMI変換アダプタ
Appleから出ている純正品のHDMI変換アダプタです。解像度はフルHD解像度に対応しています。Apple製品で揃えたいという方は間違いなくおすすめです。ただし、接続には別売のHDMIケーブルが必要なので、購入しておきましょう。
Localcool テレビ 接続ケーブル ライトニング
【充電可能】このアダプタ単体でテレビと接続可能!
iOS9〜12まで対応し、テレビからモニター、プロジェクターに設定不要・単体で接続ができます。また、USB接続端子もついているので、充電しながらテレビに接続ができます。
Lively Life iPhone HDMI変換ケーブル 高画質 4K
4K対応のHDMI変換ケーブル
画質にこだわりたい!という方にはこちらのアイテムです。さらに設定不要なのでiPhoneやiPadをテレビやモニターに繋ぐだけ!アプリゲームも大画面でプレイできますし、懐かしの動画をテレビでみんなと一緒に見ることも!ただし、充電を同時にできないので、予め充電はしておきましょう。
AIWADE Lightning to HDMI接続アダプタ
コンパクトで持ち運びに◎
Full HD対応の1080P高解像度のHDMI変換アダプタです。本体3.3mとかなり小さいサイズで作られていて、持ち運びなどの取り回しにも困りません。
色がホワイト基調なので、Apple製品にも良く合う色味であることも魅力です。
HANDIC HDMI iphone HDMI変換 ケーブル
高耐久度でFull HD出力対応のHDMI変換アダプタ
コネクタ部分にアルミ合金素材を採用しているので断線に強く、耐久度の高い製品なので長期間品質変わらずにお使いいただけるのは大きな魅力です。
その上性能が高くてもコンパクトなサイズ感なので、取り回しが非常にしやすいのも魅力です。
JUSST Lightning HDMI ケーブル
定番のコンパクトサイズのHDMI対応iPhone変換アダプタ
iPhoneの画面を大画面TVに映し出すこともできますし、プロジェクターに反映することもできるので個人用だけでなく会議などの場でも活躍してくれるHDMI変換アダプタです。
サイズ感としてもかさばらないので、持ち運びの際にも便利な製品です。
iPhone変換アダプタのおすすめ7選|Lightning
おすすめポイントを解説!単に変換するだけでなくプラスアルファの性能をチェックしましょう。品質はもちろんのこと、音質や通話機能などなど。
Apple Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
純正品のヘッドフォン変換アダプタ
純正品なので、繋ぐだけという設定不要のシンプル使用が可能。エラーも少なく、不具合が起きても電話でのサポートも対応しています。
ベルキン(Belkin) 3.5mm Audio + Charge Rockstar
高性能DAC搭載!MFi認証済みのイヤホンジャック変換アダプタ
3.5mm端子に対応しているので、ほとんどのイヤホンに対応しています。また、高性能のDACを搭載しているので、クリアな音質を楽しめますよ。充電も同時にできるので、差しっぱなし派の方はぜひ!
ZRNG イヤホン変換アダプター
メタリックでコンパクトな見た目の器用者
ケーブル付きの変換アダプタをつけると、イヤホン含めたケーブル自体の長さが長くなって、ケーブルの扱いがわずらわしいなんてことになりがち。そこで、このタイプは親指ほどの大きさで、iPhoneやiPadに接続するとした方向ではなく、左右に差込ができます。横向きでゲームをする方や、スタンドに立てながら使うという方にもぴったりです。
アイコーオーディオ(ikko audio) Zerda ITM03-LIGHTNING-BLUE
音質にこだわりたいならこれ!ハイレゾ音源対応のアダプタ
ハイレゾ音源にも対応しているイヤホンジャック変換アダプタで、MFi認証もしているので、音質・品質共に優れた一品。こだわりのヘッドフォンを新しいiPhoneで楽しみたい方におすすめです。
ELECOM Lightning-3.5mm変換ケーブル
断線に強い!高耐久変換アダプタ
こちらは、高耐久度のケーブルを使用した変換アダプタになります。
内部配線の密度を高めているため曲げても強い仕様になっていて、ケーブルの曲がりや経年劣化による断線を防ぐことができる仕様になっています。
iPhone iPad イヤホン 変換ケーブル 2in1 変換アダプター
二股タイプのLightning変換アダプタ
こちらのアダプタには2つの端子が搭載されていますので2つのLightning端子を使用することができます。
Lightning端子のイヤホンを使って音楽を聴いたりり充電を同時にすることもできます。
iphone Lightning 3.5mm イヤホン 変換アダプタ
Lightning端子とイヤホンジャックの両方使える!変換アダプタ
2つの端子に対応しているため、こちらの製品1つで好きな時にどちらの端子も使用できるのが大きな魅力です。3.5㎜タイプの端子であればイヤホン以外のものも繋ぐことができ、加えてLightning端子も搭載されているため、こちらの端子を介してiPhoneを充電することもできます。
iPhone用変換アダプタ選びのまとめ
まずどう使うのかを考えましょう。テレビに繋ぐのか、イヤフォンやヘッドフォンを繋ぐのか。そこから使っているシーンをイメージして選びましょう。例えばiPhoneでゲームしながら使うのであれば、垂直にケーブルが出ているものだと邪魔にならないかなど。オーバースペック、ショートスペックにならないようにしましょう。