svchost.exeのサービスの分離設定の方法
それでは「svchost.exe」を分離させる手順を具体的に解説していきます。分離させるまでの全体の流れは以下の通りです。
- 問題のあるPIDを確認
- グループを見つけだす
- サービスの設定を変える
- 各サービスの再起動を行う
まずは「問題のあるPID」を確認します。「タスクマネージャー」を開き、リスト内の「svchost.exe」と書かれているもので問題があると思われるPIDを確認しましょう。
次は「グループを見つけだす」作業です。まずは「サービス」を選択しサービス一覧を表示してください。その後、「グループ」をクリックしソートを行います。ソートを行うと先ほど確認したPIDがどのグループにホストしているかわかるはずです。
次は「サービスの設定を変える」必要があります。先ほど確認したグループに含まれているもの全ての設定を変更してください。「コマンドプロンプト」の中で「sc config (サービス名) type=own」を入力することで設定を変更できます。
最後に「各サービスの再起動」行いましょう。各サービスを再起動すると、各サービスが異なるシステムによって動作します。
svchost.exeのサービスの分離設定の解除方法
ここでは分離した「svchost.exe」を元に戻す方法を解説していきます。以下のコマンドを入力することでサービス分離の解除可能です。
- sc config (サービス名) type= share
まとめ
本記事では「サービスホスト:ローカルシステム」が原因でパソコンが重い時の対処法について解説してきました。知らないうちに大量のサービスが動作することで、パソコン全体に大きな負荷がかかることがあります。パソコンの不調で困っている方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。