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Chrome「この接続ではプライバシーが保護されません」の原因は?

次に、利用中のブラウザやOSのアップデートを行なってください。

ブラウザやOSのバージョンが古く、最新のセキュリティ機能が有効になっていないことが起因してることも考えられます。

特に、長期間ブラウザやOSをアップデートしていない状況であれば、最新のバージョンにアップデートすることで「この接続ではプライバシーが保護されません」が表示されなくなる場合があります。

⑤HTTPから始まるサイトを閲覧してから開く

次に、フリーWi-Fiなどの通信環境に問題がある場合は、「HTTP」から始まるウェブサイトを閲覧後にフリーWi-Fiの認証ポータルサイトにアクセスしてみてください。

利用しようとしているWi-Fiが認証を必要とするものであった場合、認証画面は「Httpダイレクト」によって表示される仕組みなっており、起動した際のWebページはHTTPSサイトだった場合に「この接続ではプライバシーが保護されません」が表示されます。

これを回避するために「HTTP」から始まるサイトを何でもいいので用意しておくと便利です。

⑥時刻のズレを直す

次に、利用中のデバイスの日時のズレを修正してください。

日時のズレと、警告文には関係がないように思う方も多いかもしれませんが、実は重要です。

WindowsPCでの修正方法は以下の通りです。

  1. 画面右下の日時を右クリック
  2. 「日付と時刻の調整」をクリック
  3. 「時刻を自動的に設定する」をオンにする
  4. 画面右下の日時が修正されたかを確認
  5. 画面右下の日時が修正されないか、正しくない場合は、「変更」クリックし、タイムゾーンを手動で選択

上記の手順を行った後、再起動を行うことで、「この接続ではプライバシーが保護されません」が表示されなくなる場合があります。

⑦ウイルス対策ソフトを一時的に無効にする

次に、ウイルス対策ソフトを2つ以上導入している場合は一時的に無効化してください。

ウイルス対策ソフト同士が干渉し合うことで、利用中のブラウザに何らかの悪影響を与えてしまうことがありますので、一時的に無効にすることで解決する場合があります。

ただし、全てのウイルス対策ソフトを無効化してしまうと、ウイルスを防げない可能性がありますので、1つは残した状態にしておくことをオススメします。

⑧デバイスを再起動する

次に、デバイスの再起動を行なってください。

デバイスの再起動は、多くの様々なエラーの解消につながる可能性があります。

再起動自体は手軽に行えてデータをきちんと保存しておけばリスクもないため、試してみましょう。

⑨chromeのSSL状態を確認する

GoogleのHTTPS/SSLの管理を確認し、削除することで、解決するケースがあります。

HTTPS/SSLの証明書の削除方法については、以下の通りです。

  1. Chromeの縦の3点リーダー(︙)の設定メニューをクリック
  2. 「設定」をクリック
  3. 右のメニューバーの「プライバシーとセキュリティ」をクリック
  4. 「セキュリティ」をクリック
  5. 「証明書の管理」をクリック
  6. タブの「個人」をクリックし、証明書を選択
  7. 「削除」をクリック

上記のの手順でHTTPS/SSLの証明書を削除することができます。

⑩DNSサーバーの確認・変更をする

DNSサーバーの確認と、変更によって、エラーが解消することもあります。

DNSサーバーとは、ドメイン名とIPアドレスを変換してくれるサーバーのことで、このDNSサーバーによってインターネットにアクセスし、WEBサイトを閲覧したり、メールを送信することが可能になっています。

ISPの標準のDNSサーバー以外のサーバーを使ったことが原因となり、エラーが出ることがあります。

自動でDNSサーバーのアドレスを取得する設定を行なっていると、ルータに複数のアドレスが追加されるため、意図せず追加されたものを削除することで解決することがあります。

⑪異なる通信環境でアクセスする

デバイスを変えたり再起動やアップデートをしてもエラーが解消しない場合は、通信環境に問題がある場合があります。そのため、異なる通信環境でのアクセスを試してみてください。

ノートPCを利用中であれば、スマホのテザリング機能を使い、インターネットに接続することで、異なる通信環境でのアクセスが行えます。

また、スマホの場合はWi-Fiでインターネットに接続している場合は、Wi-Fi接続を切り、モバイル通信でのアクセスに変更するだけで異なる通信環境でのアクセスが可能になります。

どちらの方法も簡単に行えるため、ぜひ試してみてください。

「AndroidシステムのWebView」の更新

利用中のデバイスがアンドロイドで、バージョンが「Android6.0」以前の機種である場合は、AndroidシステムのWebViewの更新をすることで、解消される可能性があります。

ただし、この対処法は、Android7.0以降の端末で行う必要はありませんので、ご注意ください。

AndroidシステムのWebViewの更新手順は以下の通りです。

  1. プレイストアのアプリを起動
  2. 画面上部の検索窓で「WebView」を検索
  3. 「AndroidシステムのWebView」をタップ
  4. アプリの詳細を表示し、「更新」ボタンが表示されていればタップして更新

「この接続ではプライバシーが保護されません」が表示されるサイトに強制的にアクセスする方法

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