iPhone7が発売されてまだ間もないですが、購入を見送ってiPhone8を待つべきか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今年2017年はiPhoneシリーズ発売10周年ということもあり、AppleはiPhoneシリーズのプレミアムモデルの「iPhone8」を発表することが期待されています!
最先端のデザインとハイスペックな仕様になると考えられるので、Appleファンにとっては期待が高まりますよね!
「発表前からiPhone8が気になって仕方がない!」といった方のためにデザイン、サイズ、画面、カメラなどの機能から価格、発売日まで紹介していきます!
目次
iPhone8の発売日はいつ?日本での予約開始は?
Appleは2017年新iPhoneの試作モデル製造の開始時期を通常よりも前倒しして始めるとしているため(参考:Digitimes)これをふまえるとiPhoneの発売時期も例年より早くなると予想されます。これまでのiPhone発売日として最も早かったのがiPhone7の9月7日だったことを考えると、iPhone8の発売はこの前後か、これよりも早くなる可能性が考えられます。
発表日 | 発売日 | |
---|---|---|
iPhone8 | 2017年9月7日前後 | 2017年9月16日前後 |
iPhone7 | 2016年9月7日(水) | 2016年9月16日(金) |
iPhone SE | 2016年3月21日(月) | 2016年3月31日(木) |
iPhone 6s | 2015年9月9日(水) | 2015年9月25日(金) |
iPhone 6 | 2014年9月9日(火) | 2014年9月19日(金) |
iPhone 5s | 2013年9月10日(火) | 2013年9月20日(金) |
iPhone 5 | 2012年9月12日(水) | 2012年9月21日(金) |
※iPhone8の大幅なモデルチェンジに伴ってAppleで試行錯誤するために試作製造を早く開始しているという可能性もあるため、現時点の発売日はあくまで推測です。
SoftBank、au、docomoの予約開始、販売開始時期の予想
これまでのキャリアの予約開始、販売開始のタイミングを参考にすると、iPhone8の場合の予約開始は9/7以降、(発表の翌日~)販売開始は9/14以降(予約開始から1週間後)となる予想。iphone7の時と同様、カラーバリエーションによっては入手まで1カ月以上かかったりすることも予想されます。
フェラーリ?!iPhone8の流出したコードネーム
2016年末から次期iPhoneのモデルはD20・D21・D22という3つのモデルがあると知られていましたが、このなかでもハイエンドモデルとしてデザインされているiPhoneはその名も『フェラーリ(Ferrari)』というコードネームで呼ばていたそう。アニバーサリーモデルとしての特別感がすでに漂っていますね(笑)ただiPhone8として噂されているこの新モデルの名前は現段階では確定しておらず、10周年記念として特別な名前が付けられる(『iPhoneX』や『iPhoneEdition』など)とも言われています。
iPhone8はどのようなデザインになる?
今回は現時点でiPhone8のデザインの中でもほぼ確定しているものをご紹介します!
iPhone8のコンセプト画像、動画!
ラウンドエッジ仕様になる。
ラウンドエッジとは研磨方法のことで言葉の文字通りカドのとれた丸い仕様のこと。左右の枠を排除したベゼルフリーディスプレイ(ベゼルレスディスプレイ)になることで、左右ぎりぎりまで液晶領域が広がり、より解放感のある見た目になると予想されています。ちなみに採用するカバーガラスの形状はiPhone6や7のシリーズにも使用されてきた2.5Dガラスを採用する予定であるとのこと。この点では両面が曲面加工されている3Dガラスを使ったGalaxyには及びませんが、ベゼルフリーディスプレイになった点での見た目の変化は大きいですね。
ホームボタンは廃止される。
iPhone8で最も大きな変化の一つと言われるのが物理ホームボタンの廃止。これまでのiPhoneでは液晶領域とホームボタンを別々に配置していましたが、iPhone8では5.8インチの全面OLEDディスプレイ(有機ELディスプレイ)のうちの5.1インチ分をこれまでの液晶画面と同じように使えるようにし、残りの0.7インチを『ファンクションエリア』としてiPhoneの画面下に配置し、指紋認証はこの領域に内蔵される予想です。感覚としてはMacBookに最近搭載された『TouchBar』に近いものになりそうですね。
顔認証、虹彩(瞳)認証システムが追加される。
iPhone7ではアウトカメラがデュアルレンズになったことで話題となりましたが、iPhone8ではこれに加えてインカメラにも2つのカメラを搭載する予想のようです。インカメラのうち、1つのカメラには『顔認証システム』が搭載されており、これによってiPhoneオーナーを識別することで現行モデルの『ロック解除』の動作に代わる機能となりそうです。Appleが少し前に3D顔認証技術を開発する企業Real Faceを買収したことから顔認証モジュールの製造はReal Faceが担当するのではないかという推測がある一方、日本企業のシャープが虹彩(瞳)認証システム、『虹彩スキャナー』をiPhoneのモジュールとして担当するという予想もあるようです。
ワイヤレス充電に対応する。
ワイヤレス充電のシステムはAndroidではすでにかなり前から実装されているシステムでしたが、iPhone8でもやっと実装される模様。ワイヤレス充電でなく従来のLightningケーブルで充電をすることも可能になっています。さらに省エネ仕様になったことや、電力供給チップ(サイプレス・セミコンダクター社製)が改善されたことにより充電速度もかなり早くなっているとのこと。USB-Cポートが採用されずLightningコネクタが選ばれた裏側には、USB-CがLightningよりも厚いというディメリットの他にもAppleがLightningコネクタのMFi認証※のライセンス収入を得たかったから、とも考えられているようです。
※MFi=Made For iPhoneの略。iPhoneアクセサリとして販売されるものにはMFi認証のものとMFi非認証のものがあり、認証のものの場合にはアクセサリの販売者はAppleからMFi認証を受ける代わりにライセンス料を支払うことになる。
最新のコンセプト動画はコチラ!
iPhone8の予想される特徴
本体枠素材はステンレス×背面は強化ガラス。
iPhoneのシャーシ枠(外枠素材)としてはステンレスが使用される案が濃厚な模様。背面のメタリック仕様は廃止され強化ガラスが採用されるとのこと。ステンレスのシャーシ枠×ガラス背面というとiPhone4を思い出す人もいるのではないでしょうか。前面の液晶面が広がったこと+背面もガラス仕様になることでiPhone全体の解放感・透明感が増すといったところでしょうか。
IP68の防水・防塵性能に。
『IP』は国際的に設定された防水・防塵性能のレベルを表す数値で、iPhone8ではこの最高レベルにあたるIP68が実現されると予想されています。これまでのiPhoneシリーズではiPhone7のIP67が最高で、これは具体的にいうと『粉塵が内部に侵入しない+既定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けない』というものでした。多くのユーザが浸水検証を行っていたのを見た人も多いと思いますが、実際には耐水ではあるものの完全防水とは言えず(しかも水没による故障はAppleの保証対象外)結局のところ水場での使用はあまりできない、というのがiPhone7の現状でした。この点iPhone8でIP68の性能が実現されればアウトドアやウォーターアクティビティなど、iPhoneが使えるシーンが増えそうですね。
L字型バッテリー採用でバッテリーの持ち時間を大幅に改善。
iPhone8では、iPhone内部のモジュールを水平方向に重ね合わせる〝Stack logical layout〟とよばれる配置がとられており、これによってiPhone内部のバッテリー配置領域をこれまでより多く確保することが可能になっています。形状もこれまでの四角からL字型になり、バッテリー容量としてはiPhone7Plusと同程度(2700mAh)を有するモデルになると考えられています。
A11プロセッサでよりパワフルな仕様に。
iPhone8に搭載されるA11プロセッサはより小型になり、かつ高性能になると考えられています。A11プロセッサに含まれる機能としては長距離ワイヤレス充電 / 虹彩センサー(瞳認証)などがあると予想されます。
データ受信最大1Gbpsのモデムを搭載。
iPhone8に搭載されるモデム(Intel XMM7560)の最大受信速度はなんと1Gbps、つまり1秒で1GBものデータを受信できるキャパシティを持っているということになります。これに関しては日本のキャリアの回線が追い付いてくれれば生かされる機能ですね。
ディスプレイ
iPhone8のディスプレイの特徴をまとめるとこのような感じになる予想!↓
- 画面サイズは5.8インチで縦横比は18:9(=2:1)
- OLEDディスプレイ(SAMSUNG製)を採用
- ラウンドエッジ・ベゼルフリー仕様で2.5Dガラスを採用。
- 画面下にファンクションエリア(TouchBar)を配置。
- 指紋認証+3Dタッチでロック解除。
液晶画面そのもののサイズでいうと、過去最大面積になり、縦横比でいうとかなり縦長になる(18:9はつまり→2:1となる)という印象。ホームボタンが廃止されるのでその分の液晶領域が広がったということですね。
カラーバリエーションは?
iPhone8のカラーバリエーションの新色としてもっとも有力なのが『レッド』。メジャーなカラーのわりにはこれまでにiPhoneシリーズに登場してこなかったのも不思議。現在でている新色候補としてはパープルやスカイブルーといったものも上がっていますが、記事の冒頭で紹介しているように、iPhone8のコードネームはフェラーリ(Ferrari)と呼ばれていることを考えると、赤の可能性が高いというのも納得できます。
現行モデルの5色に新色のレッドが加わると全部で6色のカラーバリエーションになるということになりますが現時点ではカラーはまだ確定していない模様。
価格は?
iPhone8は64Gと256GBの2種類のストレージでのみの販売になると予想されていますが、標準モデルでも10万以上の価格のハイエンドモデルになると考えられています。 過去のモデルと比較するとこんな感じ↓↓
(simフリー版) 税込み価格 |
iPhone8 (5.8インチ) |
iPhone7Plus (5.5インチ) |
iPhone7 (4.7インチ) |
iPhone6sPlus (5.5インチ) |
iPhone6s (4.7インチ) |
iPhoneSE (4インチ) |
16G | - | - | - | - | - | 48,384円 |
32G | - | 92,664円 | 78,624円 | 78,624円 | 66,744円 | - |
64G | 100,000円~ | - | - | - | 53,784円 | |
128GB | - | 104,544円 | 90,504円 | 90,504円 | 72,800円 | - |
256GB | 120,000円~ | 116,424円 | 102,384円 | - | - | - |
値段が高くなる理由の一つがOLEDディスプレイ+3Dタッチの仕様。iPhone7で使用されたLCDディスプレイと比較するとモジュールの製造コストは60%増し程度と言われており、それによって端末の価格が上がるということのようです。(情報元:Degital Trends)
それに対し、同時販売されるiPhone7s,7sPlusはローエンドモデルとして発売される予定で、これまでの価格と同程度のものになる予想。
カメラの性能
光学手振れ補正+オートフォーカスを搭載。
iPhone8でもデュアルレンズを採用しており、この点はiPhone7Plusの時と同じ。ただ、OIS『光学手振れ補正』+VCM方式の『オートフォーカス』を搭載することでカメラの利便性がUPしたモデルとなる予想です。ちなみにこのデュアルレンズ(広角+望遠)はiPhone8およびiphone7sPlulsのみに搭載予定でiPhone7sには搭載されないとのことなので購入予定の人は要注意。
インカメラはスピーカーグリルの中に配置される。
iPhone8の2つのインカメラはパッと見どこにあるかわからないほど小さく、「なくなった?!」と思ってしまうほどのサイズになると予想されています。この2つの極小カメラはスピーカーグリル部分(通話時に音声が出る部分)の左右に分かれて配置されると考えられています。
イメージはより鮮明に、リアルになる。
iPhone7の解像度と比較した場合、1インチに含まれるピクセル数はiPhone7=401PPI、iPhone8では521PPIとなり、かなり鮮明かつリアルnにイメージが映し出されるようになると予想されます。
機能やスペックは?
現時点で予想されるiPhone8のスペックはこのような感じ↓※比較のためにiPhone7と並列しています。
iPhone8 | iPhone7 | iPhone7Plus | |
サイズ | 5.8インチ | 4.7インチ | 5.5インチ |
ストレージ容量 | 64GB/256GB | 32GB/128GB/256GB | 32GB/128GB/256GB |
RAM | 3GB | 2GB | 3GB |
アウトカメラ | F?デュアルレンズ | F1.8 | F1.8,F2.8 デュアルレンズ |
インカメラ | ?ピクセル カメラ×2 | 7メガピクセル カメラ×1 | 7メガピクセル カメラ×1 |
カラーバリエーション | シルバー、ゴールド、ローズゴールド、ブラック、ジェットブラック、レッド | ブラック、ジェットブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド | ブラック、ジェットブラック、シルバー、ゴールド、ローズゴールド |
プロセッサ | A11 | A10Fusion | A10Fusion |
バッテリー容量 | 2700mAh | 1960mAh | 2900mAh |
iPhone8の噂・リーク情報あれこれ
フレキシビリティディスプレイの可能性は薄い。
iPhoneやAndroidに採用されている有機ELディスプレイ(OLEDディスプレイ)は柔軟性があり、湾曲させられる特徴があることから、iPhone8では本体をぐにゃりと曲げることができるような仕様や左右に伸ばせるような仕様(フレキシブルディスプレイ、フレキシビリティディスプレイetcと呼ばれることもある)になるのではという予想が一部で起こった時期もありましたが、発表時期が近づくにつれその可能性は薄くなっているようです。
Siriの補佐役が登場?
AI性能の競争が激化する中、iPhone8では学習機能のあるAIをSiriの補佐役として実装する予定も浮上している模様。補佐役AIは「Turi」や「Perceptio」と呼ばれているようですが、現時点ではiPhone8の機能として実装されるかは未確定です。
イヤフォンジャックはどうなる?
iPhone7でLightningコネクタのみになってイヤホンで音楽を聴かなくなった、という人多いのではないかと予想されますが、これはどうやら全世界に共通する問題だった模様でAppleも把握している様子。かといってIP68の防塵・防水機能が確定している以上は従来のイヤフォンジャックが復活する可能性は極めて低いといえます。有力な可能性としては従来のイヤフォンジャックに接続できるLightningアダプタをiPhone8と一緒に同梱するというものがあるようですが、AirPodsなどの最新のワイヤレスbluetoothイヤフォンの爆発的な人気を考えると、Appleが親切にアダプタを同梱してくれるという可能性もそこまで高くないかもしれません。
iPhone8を持つべきか現行の6・7シリーズを使うか
ここまで紹介したとおりiPhone8はアニバーサリーモデルという『特別仕様』になる予想で、Appleもこれまでになく入念に試行錯誤を繰り返しているところを見ると、Appleファン・iPhoneファンにとって見逃すことのできないモデルとなることは間違いありません。ただ、これまでにない高額なハイエンドモデルになるということを考えると、そうそう気軽に購入に踏み切れるモデルでないことも確かです。
これまでのiPhoneのモデルチェンジと比較すると、今回のモデルチェンジはかなりの大幅なものになる予想なので、『マイナーチェンジなら機種変更する必要もない』と思ってこれまで新機種購入を見送ってきた人はiPhone8に変える価値はあるでしょう。
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