MacOS X 10.6.8からMacにも導入され、ネット環境さえあれば、誰でも使えるようになったApp store。そんなMacAppstoreで、画面が真っ白になってしまうときの対処方法をご紹介します。
かつて、PCでソフトを導入する場合、家電量販店などの店頭でパッケージを購入し、光学メディア経由でインストールするのが当たり前でした。
その後、インターネットの普及でwebサイトからソフトをダウンロードすることもできるようになりましたが、それでも依然として光学メディアを使ったパッケージ販売が大勢を占めていました。
そんな流れが変わったのが、MacOS X 10.6.8から導入されたMacAppstoreです。
これはiPhoneやiPadでおなじみのAppstoreをMacにも持ち込んだもので、こちらを経由することでAppleが審査した安全なソフトを気軽にダウンロードすることができるようになりました。
そんなAppstoreを使っていると、稀に画面が真っ白になってソフトのダウンロードやアップデートができなくなってしまうことがあります。
今回は、その原因や対処方法をまとめてみました。
App Storeの画面が真っ白
新しいソフトを探そうと思ったら、今使っているソフトのアップデートを確認しようとしたら、Appstoreの画面が真っ白。
そんなときは、次の対処方法を試してみてください。
Macを再起動する
まずはじめに試して頂きたいのはMacを再起動する方法。
App Storeの不具合にかぎらず、大抵の軽微な不具合は再起動で改善することが多くあります。
本体の不調から通信回線(Wi-Fiなど)への接続不良まで、幅広い不具合の対処療法として有効です。
Wi-FiもしくはLANケーブルがつながっているか確認する
MacはWi-FiもしくはLANケーブルを使ってインターネットに接続しています。
この接続がOFFになっていたり、LANケーブルが抜けていると、通信ができないのでApp Storeの画面が上手く表示できないことがあります。
Wi-Fiで接続している方は、画面上のWi-Fiアイコンが正常に表示されているか、LANケーブルで接続している方は、それがMacやルーターから抜けていないか、断線していないかを確認してみましょう。
インターネットに接続できているか確認する
これも似たようなケースですが、インターネット回線やWi-Fiの不調で、うまくネットに接続できず、App Storeの画面が真っ白になってしまうことがあります。
対処方法は簡単。
以下のチェックポイントを1つずつ調べてみてください。
Wi-Fiを使っている場合
- Safariを起動して、Googleが正常に表示されるか確認する。
- Yahooなど、Google以外のページでもOK。
- この作業で、ネットに接続できていないのか、App Store側の問題なのかを切り分けます。
- iPhoneやiPadなどをもっていれば、それを同じWi-Fiに繋ぎ、正常に通信できるか確認。
- 画面上のWi-Fiマークをクリックして、正しいSSIDに接続しているか確認する
- 屋外では様々なWi-Fiの電波が飛び交っているので、稀に意図するものと異なるSSIDに勝手に接続してしまっていることがあります。
- 画面上のWi-Fiマークをクリックして、表示されるメニューからWi-FiをOFFにする。
- 10秒以上待つ
- 画面上のWi-Fiマークをクリックして、表示されるメニューからWi-FiをONにする。
- 接続できるか確認
App Storeに不具合がないか確認する
App Storeに接続できない場合、何も自分のMacや回線側に問題があるとは限りません。
これも時々あるケースですが、App Storeのサーバーが混み合っていたり、ダウンしていることがあります。
混雑しやすいケース
iOSやMacOSのメジャーアップデートの初日
これは言わずもがな。iOSやmacOSのメジャーアップデート(9.0→10.0のように、バージョンが大きく変わること)のときには、どうしてもアクセスが集中して繋がりづらくなります。
OSのマイナーアプデートで、比較的変更点の大きいものが配信された時。
上記のメジャーアップデートほどでないものの、比較的変更点の多いマイナーアップデートが行われた時も、サーバーが混雑する場合があります。
見分け方
サーバーの混雑やダウンをきちんと見分ける方法はありませんが、Twitterの検索機能を使って「App Store ダウン」といったキーワードで検索してみると、他の人も同じ状況に陥っているかどうかの目安になります。
混雑やダウンしてすぐの頃はTwitterにも情報が上がりにくいので、少し時間を置いてからの方が検索しやすいでしょう。
対処方法
App Storeのサーバー側に問題がある場合、こちらでできることは何もありません。
状況が改善するまで、ひたすら待つのみです。
まとめ:まずはゆっくり深呼吸
というわけで、今回はApp Storeの画面が真っ白でダウンロードやアップデートができない場合の対処方法をご紹介しました。
いつも使えているものが使えなくなると焦ってしまいますが、ゆっくり深呼吸して、落ち着いてご紹介した方法を試してみてください。
なお、こうした方法を行っても一向に改善の兆しが見えない場合、お使いのMacに何か重大な問題が発生している可能性もあります。
その時は、AppleのHPからサポート窓口に問い合わせてみてくださいね。
それでは!
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