バッテリーの持ち時間はポータブル機器においてはカナメとなる要素。現行のMacBookAirでは9時間(11インチ)から12時間(13インチ)の稼働が可能となっていますが、バッテリーをなるべく長持ちさせる方法はあるのでしょうか?今回は外出先でのちょっとした工夫で稼働時間を長くできる裏ワザをご紹介します。
目次
Macbook Airのバッテリーを節約するコツ
Macbook Airに限らずPCをお使いの方でしたら、バッテリーを節約できないか考えた事があるのではないでしょうか。
なぜかバッテリーの減りが早く感じる事もあると思いますが、少しでも快適に長くMacbook Airをお使いいただけるように、ちょっとしたコツをご紹介してします。
Macbook Airのバッテリーを節約したいと考えている人は、以下の項目を参考にしてください。
画面の明るさを調節(Apple推奨)
コンピュータのほかのすべての設定と比べて、画面の明るさはバッテリー駆動時間に最大の影響を与える可能性があります。「F1」キーを押して、画面の明るさをできる限り抑えて、快適に作業できる明るさまで暗くします。Apple メニュー >「システム環境設定」>「ディスプレイ」でディスプレイの輝度を設定することもできます。
省エネルギーパネルを活用(Apple推奨)
システム環境設定の「省エネルギー」パネルには、Mac ノートブックを操作していないときにバッテリー駆動時間を長くする多くのオプションが用意されています。たとえば、操作していないときにディスプレイがスリープするよう設定すると、一時的にバックライトが消え、バッテリー駆動時間が大幅に長くなります。
バッテリーを知らず知らずのうちに消費する機能をOFF!(Apple推奨)
- AirMac またはBluetooth は、メニューバーのそれぞれのアイコンまたはシステム環境設定 (AirMac は「ネットワーク」パネル、Bluetooth は「Bluetooth」パネル) で無効に。
- ノートブックに接続された外部デバイス(USB接続した機器)によっても電力が消費されるため、バッテリーのパフォーマンスを最適化するには、これらの接続を外します。
引用:Apple公式サイト
ログイン項目減らす
勝手に立ち上がるアプリがたくさんあっても、手動で終了すればバッテリーの消費に支障はないと思っている方も多いと思いますが、実はアプリの立ち上げ動作だけでなく、閉じる際のメモリ開放による動作でもバッテリーを消費するというのが見落としがちなところ。自動的に起動するアプリが多いと、立ち上げ+終了動作でバッテリーを消費する原因になるため、自動ログインが必要なアプリを最小限に選択しておくのが効果的です。ログイン項目はシステム環境設定アプリケーションで設定できます。
- アップルメニューの「システム環境設定」を選択します。
- 「表示」メニューの「アカウント」を選択します。
- ユーザ名をクリックします。
- 「ログイン項目」ボタンをクリックします。
- 「追加 (+)」(または削除)ボタンで選択します。
引用:Apple公式サイト
バッテリーの減りが異常に早いと思ったら
App が反応しなくなったり正常に動作しなくなったりした場合、見かけ上は何も実行していないようでも必要以上にプロセッサ (CPU) を使っていることがあります。
CPU の使用率が上がればエネルギー消費が進み、Mac がバッテリーの電力で動作できる時間は短くなります。 アクティビティモニタの「CPU」パネルで、App (プロセス) が CPU にどの程度影響しているかを確認できます。
- アクティビティモニタを開いて、「表示」>「すべてのプロセス」の順に選択します。
- 「% CPU」列の見出しをクリックして、各プロセスの CPU 消費率を基準に並べ替えます
CPU 使用率が終始 70 パーセントを上回るプロセスがある場合、CPU に過剰な負荷をかける存在であり、動作不良が疑われます。
この場合はまず該当するAppを終了します。 プロセスを終了するには、まず通常の方法で終了してみます。たとえば、Safari を終了するなら、Safari に切り替えて「Safari」>「Safari を終了」を選択します。プロセスを通常の方法で終了できない場合は、アクティビティモニタを使って強制的に終了することができます。
プロセスに関係のある書類をすべて保存した上で、アクティビティモニタでそのプロセスを選択し、「表示」>「プロセスを終了」の順に選択します Appを正常に機能させるためには、Appを最新のバージョンにアップデートしておくことが推奨されています。
参考:Apple公式サイト