こんにちは!Apple Geek LABOです。今回のiPhoneでは初のタテ型デュアルカメラ搭載、顔認識3Dセンサー機能の導入などカメラ性能の大幅アップが実現されています。iPhone8, 8PlulsとiPhoneX、それぞれどのようなカメラに仕上がったのでしょうか?今回は新モデルのデザインや画素数、新機能まで解説していきます!
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目次
カメラのデザイン
今季のiPhoneとして最も特徴的なのがiPhoneXのタテ型デュアルカメラ。
Appleが水平型のデュアルカメラのデザインから垂直型のデザインに変えたのは撮影時に奥行きを図りやすくするためで、顔認証(Face ID)やAR(拡張現実)などのアプリ内での使用を想定して配置されたとのこと。
一方のiPhone8, 8Plusでは旧モデルと同様のカメラ配置がひきつがれています。
iPhone8, 8Plus, iPhoneXの値段と発売日はいつ?
今回はアニバーサリーモデルであるiPhone XとiPhone8,8Plusでは予約開始➡店頭に並ぶ時期が異なります。
予約開始日 | 発売開始 | |
---|---|---|
iPhoneX(アニバーサリーモデル) | 2017年9月15日~ | 2017年11月3日~ |
iPhone8,8Plus | 2017年10月27日~ | 2017年9月22日~ |
▶iPhone8/PlusとiPhoneXの値段
マイナーチェンジのiPhone8/Plusは例年ほぼ例年通り(少し安め)、アニバーサリーモデルのiPhoneXはこれまでで最も高い値段となっています。
64GB | 256GB | |
iPhoneX | 112,800円 | 129,800円 |
iPhone8Plus | 89,800円 | 106,800円 |
iPhone8 | 78,800円 | 95,800円 |
iPhone7Plus | - | 116,640円 |
iPhone7 | - | 102,600円 |
カメラの性能は?
iPhoneの画素数は3モデルともに12M(1200万画素)・インカメラは7M(700万画素)となっています。全3モデルのカメラで新たに改良されたポイントはこちら。
- 動画撮影のfps数値が改善(より滑らかな動きで撮影ができる)
- スローモーション撮影・暗い場所でのオートフォーカス速度が改善
- フラッシュ性能が向上
▶ iPhone8Plus, iPhoneXのカメラの機能
この2つのモデルのみで使えるカメラ機能としてポートレートライティングモードがあります。↓
ポートレートライティングモードは〝まるでスタジオで撮影しているかのような〟ライティング効果を実現する機能。人の顔と背景を別々に感知し、それぞれ光の当て方を変えてライティングを自由にカスタマイズすることが出来ます。
撮影時に設定することはもちろん、すでにフォトフォルダに保存しているポートレートを後から編集することも可能です。
▶ iPhoneXのカメラの特徴
iPhoneXでは顔認証機能が目玉機能として追加されています。この機能を実現するためにつけられたのが『True Depthカメラ』特殊なセンサーによって顔の奥行や輪郭を感知し、Appleが開発した人工知能『Neural Networks』によって解析、記憶するというものです。このシステムによって記憶される情報はかなり精密なため、ユーザが眼鏡やマスクをしている場合でも正しく認識できることができます。(もちろん顔認証はApple Payにも対応)
この解析システムは新機能の『animoji』(アニ文字)でも使用されます。これはiPhoneXのインカメラによって顔の筋肉(50種類)の動きを感知 > 絵文字に置き換えるというもの。これによってAppleでおなじみの絵文字に自分の表情を反映させ、動く絵文字を作成することができます。
作成したanimojiはメールやチャットで送信することが可能です。
カメラの新機能
iPhone8,8Plus,iPhoneXで追加されたカメラ機能のまとめは次の通り。
- 3D顔認識(Face ID)➡iPhoneX
- animoji(アニ文字)➡iPhoneX
- ジェスチャーセンサー➡iPhoneX
- 望遠レンズの光学式手振れ補正追加➡iPhone8Plus / iPhoneX
- より速いオートフォーカス➡全モデル
- ポートレートライティング➡iPhone8Plus / iPhoneX
▶ SoftBankのiPhone8, 8Pluls予約ページへ
▶ docomoのiPhone8, 8Pluls予約ページへ
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カメラのデザイン
(写真:SmartGadgets)
現在もっとも可能性が高いのが上↑のようなカメラデザイン。2つのデュアルレンズを備えたカメラにLEDフラッシュがセットになっているもの。SmartGadgetsによると、Appleが水平型のデュアルカメラのデザインから垂直型のデザインに変えたのは撮影時に奥行きを図りやすくするためで、VR(バーチャルリアリティー)やAR(拡張現実)などのアプリ内での使用を想定して配置されたとのこと。
iPhone8の値段と発売日はいつ?
iPhone 8, 7s, 7sPlus発表は9月12日に確定
これまでのデータから考えると予約開始は9月13日もしくは14日~、発売開始は9/22頃~と予想されます。
一番の注目を集めるとされるiPhone8は3Dセンサーなどの部品の供給が遅れていることもあり、9月の発表直後からの出荷開始は困難という予想。現時点では年末(11月・12月)に入ってからシッピングが開始される可能性が高いと考えられます。
7s、7sPlusとは一線を引くハイエンドモデルとしてリリースされることから、価格も(一番容量の少ないモデルで)10万程度~と高値になると予想されています。
カメラの性能は?
現在iPhone8のカメラモジュール製造を任されると噂されるのが韓国のLG inottek社で、LG inottec社はiPhone7Plusのデュアルレンズのモジュール製造を行ったメーカーでもあります。
今回iPhone8ではこのデュアルレンズが縦に配置されたの被写体を立体として感知しやすくするための配置だと考えられますが、具体的にはiPhoneの外側にむかって赤外線を発し、被写体から跳ね返ってくる赤外線を1.4メガピクセルの赤外線受信機によって感知し立体をとらえる、という仕組みのよう。(参考情報元:Mirror)
カメラの新機能
この特別仕様のデュアルレンズによって新しく追加されると予想されるのが次の機能。
3D顔認識(3Dセンサー)
3Dセルフィー:AR、VRなどのゲームアプリ内でアバターの顔をリアルな自分の顔に置き換えるためにも使用される。
ジェスチャーセンサー:AR、VRゲームで使用を想定。
虹彩スキャナー:セキュリティ機能の一部として搭載される可能性。(まだ未確定)
望遠レンズ:光学式手振れ補正が追加される。
光学手振れ補正:OIS『光学手振れ補正』+VCM方式の『オートフォーカス』を搭載
より速いオートフォーカス
カメラ好きの人がiPhone8でチェックすべきこと
望遠レンズ(f2.8)の光学手振れ補正機能が改善しているか確認するべし!
デュアルレンズが採用されたiPhone7Plusの真新しさにつられて購入した人も多くいたと思いますが、実はiPhone7Plusの望遠レンズにはディメリットがあったことをご存知でしょうか?多くの情報によると、今秋iPhone8の望遠レンズではその点が改善される予想となっていますが、望遠(f2.8)を目当てにiPhone8を購入しようと考えている人は発表時点でこの問題が解消されているかを確認してから購入するほうがベターでしょう。
≪iPhone7でのカメラ問題点≫
数十センチの距離で撮影する場合は、選択の余地なく広角レンズ(f1.8)を使用する仕組みとなっているため、接写用として望遠レンズを使用することは不可能。
ある程度被写体から離れると望遠レンズ(f2.8)を選択できるようになるが、部屋が暗い場合(居酒屋など)では被写体まで距離があっても自動的に広角レンズ(f1.8)に切り替わる。
望遠レンズには光学手振れ補正がついていない。
これについてはYouTuberの瀬戸弘司さんが分かりやすく動画で説明しているので気になる人は参考にしてみてください。
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