ども、Apple Geekです!今回は通信速度が遅いっ!iPhoneの制限解除日はいつ?をソフトバンク/au/ドコモ/MVNOの各キャリア別でご紹介していきます。
iPhoneやAndroidスマホでインターネットを閲覧していると、急に動作が遅くなる「速度制限」は誰でも一度は経験したことがあるはずです。
各キャリア3社では所定のデータ通信使用量に達すると、強制的に通信速度を制限する仕組みが設けられています。
動画の視聴はもちろん、ネットの接続すら激遅で、すさまじいストレスを感じますよね。
では速度制限がかかった後はどうなるのでしょうか?
今回はデータ使用量の締め日は?解除は何日、何時にされるの?といった疑問について解説していきます!
通信速度制限ってなに?
下のメール↓スマホユーザーなら誰もが一度は見たことがあるのではないしょうか?
このメールが届いてからほどなく、スマホが激重に... 😥 これが通信事業者による「通信制限」ですね。通信制限を受けている状態になると、サイトの読み込みやダウンロード、動画の読み込みができない(以上に重い)などの状態になります。
[icon image="q3-r"] なぜ通信制限されるの?
データ通信はキャリア全体でのネットワークとして上限をもって管理されているため、大きいデータの転送(特に動画データや音楽データのダウンロードなど)を集中して行うユーザがいるとネットワーク全体に負担がかかり、キャリア全体のネットワーク環境が悪くなる原因となります。そのため、一定の通信データ量を超えた時点で制限が実施されるというわけですね。この制限のことを〝帯域規制〟(帯域制限)とよびます。
通信制限になるデータ通信量とは?
💡 通信制限のキホン!
それぞれのキャリア(格安SIMも含む)では通信データ量の上限に応じてプランが設定されています。締日翌日からカウントして、月間の累積データ量がプランに設定されているデータ量を超えた時点で通信制限が発動するということになります。3GBプランの場合には3GBを超えた時点、7GBプランの場合は7GBを超えた時点で通信制限が開始し、次の締日いっぱいまでネット通信が低速化(128kbps)※します。
※楽天モバイルの場合は低速化=200kbps 参考:楽天モバイル
[icon image="star"] 残りのデータ量をチェックしよう!
各キャリアではその月のデータ使用量、または通信制限までののこりデータ量をチェックできるようになっています。確認方法はコチラ↓
- docomo ⇒My docomoページからログイン > ご利用データ通信料
- au ⇒ My auページからログイン > データ通信料・または「デジラアプリ」で確認
- Softbank ⇒ MySoftBankページからログイン > データ量
- Y!mobile ⇒ MyYmobileページにログイン > データ通信料の管理
- 楽天モバイル ⇒ メンバーズステーションにログイン・または「楽天モバイルSIMアプリ」で確認
キャリアに関係なくスマホデータ量をチェックできるアプリはこちら。⇒ カナヘイの通信料チェッカー(iOS用)(GooglePlay用)
データ量上限を越していないのに制限がかかった!(直近3日制限とは?)
キャリアによっては3日間の通信データ量が一定量を越した時点で通信制限をかけるシステムがあります。短期間の間に集中して大きなデータ転送をした場合にはこの制限にかかる可能性があります。ただしこの3日間制限は直近3日間の累積データ量が一定量を下回った時点で解除されるので締日翌日まで待つ必要はありません。
データ量上限を越していないのに読み込みが遅い!
SoftBankやY!mobileの場合、「通常速度時」でも通信速度を一部制限しているコンテンツがあります。動画データや音楽データの読み込みなどが通信制限の対象となっているため、YouTubeなどを視聴するときに通信制限がかかっていないのにも関わらず、画質が落ちたり動画の読み込みが重くなるのはそのため。(公式サイトの説明はコチラ)
解除されるタイミングはいつ?何日の何時?
各キャリアでの低速解除のタイミングは次のとおり。
- ドコモ:翌月1日(0時~)
- ソフトバンク:締日翌日(0時~)※
- au:翌月1日(0時~)
- 楽天モバイルデータSIM:翌月1日(0時~)
- ワイモバイル:翌月(0時~)
※ソフトバンクは契約日によって締日が3種類(10日・20日・30日)あるので、自分の締日の翌日0時が解除のタイミングです。
リセット日時を過ぎても解除されない時がある?
解除のタイミングは締日の翌日午前0時に設定されていますが、この解除は一斉に行われるわけではないので注意。通信事業者の説明にも記載されていますが、「0時から順次解除」とあります。つまり0時を過ぎてから実際に解除されるまでは若干のタイムラグが生じるということになります。人によってはAM1:00を過ぎてようやく制限解除されたという人もいます。遅くても次の日の朝までには解除されるので、解除のタイミングを今か今かと待っている人は潔く寝てしまったほうがよいかもしれません。笑
キャリア別通信速度制限を解除する方法!
「速度制限がかけられてしまった、しかも解除日までまだまだ日数がある...。」という場合には追加のデータを購入することですぐに制限を解除することが可能です。
- ドコモ:2GB (2500円) で販売。dアカウント、docomoショップ、電話窓口から申し込み可。
- ソフトバンク:0.5GB (550円)、1GB (1000円)で販売。MySoftBankページから申し込み可。
- au:0.5GB (550円)、1GB (1000円)で販売。My auから申し込み可。
- 楽天モバイルデータSIM:100MB (300円)、500MG (550円)、1GB(980円)で販売。メンバーズステーションから申し込み可。
- ワイモバイル:500MB (500円)で販売。MyYmobileページから申し込み可。
※ユーザが未成年の場合は追加データの購入に親権者同意が必要になる場合があります。
[icon image="q3-r"] 申込んだらいつ解除される?
追加のデータ購入の手続きを完了してから、5分~10分で速度制限が解除されます。まれに時間が経過しても速度が回復しない場合は端末の再起動で通常速度にもどります。
[icon image="q3-r"] 1GBでできることとは?(目安)
1GBの追加データを購入...といっても具体的にどの程度のことができるデータ量なのかというところは想像しにくいもの。1GBでできることとして一般的なもの(目安)はこちら↓
- メールの送受信:2090通分程度。
- サイトの閲覧:3490ページ程度。
- YouTube視聴:4.5時間程度。
- 音楽ダウンロード:250曲程度。
通信制限がかからないようにするには?
通信制限に悩まされている人は次の方法でかなりのデータ量をセーブすることが可能!まだ試してないという人はぜひお試しを♪
[icon image="star"] なるべくWi-Fiを使う。
データ量としてカウントされるのは4GやLTEといった通信回線のみ。つまりWiFiでの通信はカウント外になるので、できる限りWi-Fi通信に切り替えてスマホを使うことでデータの消費量を抑えることができます。
[icon image="star"] Appのバックグラウンド更新をOFFにする。
アプリそのものを起動していない時も、「バックグラウンド更新」という機能によって自動的に通信を行っているアプリは結構あります。自動更新が必要ないアプリはこの機能をOFFにしておくことで知らず知らずのうちにデータ量を消費することを防ぐことができます。
⇒設定アプリの一般 >『Appのバックグラウンド更新』
[icon image="star"] 自動アップデートをOFFにする。
ダウンロードしたアプリが更新された場合は「自動アップデート」されますが、これをOFF(または「モバイルデータ通信OFF」)に設定します。⇒ 設定 > iTunes StoreとApp Store > アップデートOFF(または「モバイルデータ通信」のみOFF)
[icon image="star"] Facebookなどの動画の自動再生をOFFにする。
何気なく見ているSNSに張り付けられている動画は、デフォルト設定だと自動的に再生されます。ただしこの時に消費するデータ量は実はかなりのもの。手動で設定し、WiFi接続時以外の自動再生をOFFにしておくなどの方法で、データ量の消費をかなり抑えることができます。方法はコチラ!
- Twitterの場合:プロフィール > 設定アイコン > 設定 > データ から動画の再生を『Wi-Fi接続時のみ』にしておく。
- Facebookの場合:右下アイコン > 画面を下にスクロールし設定 > アカウント設定 > 動画と写真 > 自動再生を『Wi-Fi接続時のみ』にしておく。
- YouTubeの場合:iPhone設定アプリ > モバイルデータ通信 > YouTubeをOFFにしておく。
[icon image="star"] 動画をオフラインで見られるようにしておく。
よく見る動画が決まっているという人は、あらかじめ動画をスマホにダウンロードしておくことでオフライン再生できます。動画ダウンロードのオススメアプリはClipBox。カンタン操作でいつでもお気に入り動画を再生。音楽データとしバックグラウンド再生することも可能でかなり使えるアプリです。
Youtube/Facebook/Twitter動画のiPhoneカメラロール保存方法と人気アプリ!
[icon image="star"] ポケットWiFiを利用する。
ポケットWiFiを使うことでスマホの「モバイルデータ通信」の大部分をWiFi通信に置き換えることができます。もちろんポケットWiFiの月額料は発生しますが、かなり割安なものからあるので毎月スマホの低速化で悩んでいるひとはポケットWiFiを携帯するのも一つの手です。