YouTube Studioの中にエディタという機能があることを知っていますか？
YouTube上で簡単な動画の編集ができる機能で、編集ソフトがなくても動画投稿できます。
この記事では、YouTube Studioのエディタが出てこない原因などを紹介します。
目次
YouTube Studioのエディタでできること
YouTube Studioのエディタでできることを見ていきましょう。
大前提として、YouTube Studioのエディタを使えば、簡単な動画の編集が可能です。
さまざまな制限はありますが、動画投稿初心者が初めてみたいと思う程度なら、YouTube Studioのエディタでも可能です。
- 動画のカットとトリミング
- ぼかしを入れる
- BGMの入れ替え・追加
- 動画終了画面の編集
- 字幕の挿入
詳しくみていきましょう。
動画のカットとトリミング
YouTube Studioのエディタでは、動画のカットとトリミングが可能です。
投稿した動画に、映ってしまうとよくない画像や、規約で取り締まられるような画像が写り込んでしまって、広告が剥がされてしまうようなことがあります。
特に動画投稿になれていない初心者の場合、何がよくて何が良くないかまで細かく理解しきれていない可能性も考えられます。
動画データがパソコンやスマホに残っていれば、編集をし直すことも可能ですが、動画の一部をカット・トリミングで対応できるなら、そこまでする必要もありません。
動画を撮影してカットやトリミングを試してみたい方はYouTube Studioのエディタから使ってみてもいいかもしれません。
ぼかしを入れる
YouTube Studioのエディタでは、ぼかしを入れることも可能です。
投稿する動画を自宅や動画撮影部屋以外の場所で撮影している場合、権利の問題で映すことができないものをそのまま投稿してしまう危険性もあります。
肖像権の許可を取っていない外部の人間や、著作権で保護されたコンテンツなどの映り込みなどでも動画化することでトラブルに発展する可能性も秘めています。
そこで、そういったものが映り込んでいるときに、YouTube Studioのエディタを使えばぼかしを入れることができます。
こちらも、一時的な対処ではありますが、手軽に編集できるためおすすめです。
BGMの入れ替え・追加
YouTube Studioのエディタでは、BGMの入れ替えや追記も可能です。
YouTube Studioでは、動画に付けられるBGMが用意されています。
元々気に入ったBGMがあって、YouTube Studioではないところで配布されている音楽に入れ替えることはできませんが、用意されているものなら対応可能です。
動画のBGMに困っている方は、YouTube Studioのエディタを使ってBGMを付けられるので覚えておくと便利です。
動画終了画面の編集
YouTube Studioのエディタでは、動画の終了画面の編集も可能です。
動画の終了画面とは、別の動画へのリンクやリンクの表示位置などです。
最後まで動画を見てもらえるような動画作りは非常に重要ですが、他の動画を見てもらえれば、収益につながる可能性もあります。
動画配信者として収益を上げるなら、動画の終了画面をYouTube Studioのエディタで編集してみてください。
字幕の挿入
YouTube Studioのエディタでは、簡単な字幕の挿入も可能です。
YouTube動画でも字幕を入れるのは主流です。
ラジオ感覚で動画を流している視聴者には関係ありませんが、しっかりと動画を見てくれる方には、字幕を入れることで注目点を伝えられます。
最初から最後まで字幕を入れる必要はありませんが、動画編集ソフトで入れ忘れた場合はYouTube Studioのエディタで編集しましょう。
YouTube Studioのエディタが出てこない時の対処法
YouTube Studioでエディタが出てこない不具合が報告されています。
エディタが出てこない場合は以下の対処法で改善することがあります。
- 従来のクリエイターツールに切り替える
- ブラウザをアップデートする
- キャッシュとクッキーを消去する
- 拡張機能を停止する
詳しく見ていきましょう。
従来のクリエイターツールに切り替える
YouTube Studioにエディタが出てこない時には、従来のクリエイターツールに切り替えることで改善するという報告があります。
YouTube Studioにはエディタ以外にも従来のクリエイターツールという機能もあります。
従来のクリエイターツールも動画を編集するための機能ですが、これの影響でエディタが出てこないという噂も流れています。
一旦従来のクリエイターツールに切り替えて、エティタが表示されるかチェックしてみてください。
ブラウザをアップデートする
YouTube Studioでエディタが出てこない場合、ブラウザが影響をしている可能性もあります。
ブラウザが最新でないと、エディタが出てこない場合もあるので、アップデートを試してみてください。
キャッシュとクッキーを消去する
YouTube Studioでエディタが出てこない原因には、キャッシュとクッキーが影響している場合も考えられます。
キャッシュとクッキーを削除してエディタが表示さえるかチェックしてみてください。
拡張機能を停止する
ブラウザに拡張機能を導入していると、YouTube Studioでエディタが出てこない場合があると報告されています。
ブラウザをより使いやすくするための機能ですが、そういった機能がYouTube Studioに影響を及ぼすことがあるようです。
導入済みの拡張機能を一旦停止してエディタが出てくるかチェックしてみてください。
YouTube Studioのエディタで編集したデータの処理が終わらない原因
YouTube Studioでエディタで編集をした動画データの処理が終わらない時の原因も見ていきましょう。
- 編集する動画データが重い
- パソコンやスマホのスペック不足している
- YouTube Studioの不具合
詳しくみていきましょう。
編集する動画データが重い
YouTubeに投稿する動画は、場合によっては非常に重たいデータになる場合があります。
YouTube Studioで編集を行えるのは、簡単な編集作業なので、重たいデータを編集しようとすると、処理が追いつかずに終わらない場合があります。
重たい動画データを編集する場合は、元々の動画編集ソフトを使って、再アップロードした方が早く再投稿できる可能性もあるので、覚えておきましょう。
パソコンやスマホのスペック不足している
YouTube Studioに限らず、動画編集を行うには、パソコンやスマホのスペックがそれなりに必要です。
YouTube Studioで編集する場合にもパソコンやスマホのスペックに影響を受ける部分があるため、スペックが低いと処理が終わらないことがあります。
動画編集をしっかりと行っていきたいと考えているなら、動画編集を快適にできるようなスペックのパソコンを用意するようにしましょう。
YouTube Studioの不具合
YouTube Studioで動画処理が終わらない原因には、YouTube Studio側の不具合の可能性も考えられます。
YouTubeは、不定期で何かしらの不具合が生じることがあります。
YouTube Studioも同様なので、SNSなどで同じような症状を感じているユーザーがいないかチェックして、いた場合は、改善するまでどうすることもできません。
そういったリスクを考えると、動画投稿するなら最低限動画編集ソフトを使えるようにしておいた方がいいかもしれません。
まとめ
この記事では以下のことを紹介してきました。
- YouTube Studioのエディタでできること
- YouTube Studioのエディタが出てこない時の対処法
- YouTube Studioのエディタで編集したデータの処理が終わらない原因
YouTube Studioのエディタを使えば、動画編集ソフトを持っていなくても、簡単な動画なら編集でき、そのまま投稿まで可能です。
YouTube Studioでは、それ以外にも動画の管理や著作権の申し立て、アナリティクスの確認などYouTubeに関わることが可能です。
YouTubeで動画配信をするには、YouTube Studioは必ず使う機能です。
エディタに関わらず、YouTube Studioの関する知識は持っておくにこしたことはありません。
YouTube Studioを使って動画編集を楽しんでみてください。