iPhoneの充電音が自由に変えられることをご存知ですか？
充電時に好きな音や音楽を鳴らす方法について解説します。少し複雑な手順になりますが、この記事を見ながらその通りに操作すれば簡単です。
充電音の変更は、iOS14.0以降であればすべての機種で可能です。
目次
iPhoneの充電音を変えるために準備するもの
まずは前準備をしましょう。iPhoneの充電音を変えるには、以下が必要です。
- iPhone（iOS14以降のもの）
- 鳴らしたい音源
- 「ショートカット」のアプリをインストール
- 充電用のケーブル
充電時に鳴らしたい音は動画として録音して使います。
「ショートカット」のアプリを使って充電音の再生を作成しますので、アプリが入っていない場合はインストールしておきましょう。
iOSは14以降であれば問題ありません。あとは充電用のコンセントとケーブルがあれば準備は完了です。
iPhoneの充電音を変える手順
iPhoneの充電音を変える、大まかな流れは以下です。
鳴らしたい音を動画（最新）として保存→「ショートカット」アプリで動画をエンコードするタグを作成→ビデオ（音声のみ）を再生するショートカットを作成→充電時に指定の音声が再生されるオートメーションを作成
難しく思われるかもしれませんが、以下の手順どおりにやれば、各工程の意味がわからなくてもとりあえず充電音を変えられるようになります。
設定したい音源を写真の最新にしておく
鳴らしたい音は、動画として保存しておきます。MP3やWAVEなどの音声ファイルではなく「動画の音声のみを再生する」方法だからです。
ポイントとしては、充電音を設定する時点でそれが「最新の動画であること」が条件になります。
ファイルの日付がアルバム内で最も新しく（ライブラリの1番右下にくる）ようにしてください。以前撮った動画の音を使いたい場合は、複製すると日付を最新になります。
また、鳴らしたい音がすぐ再生されるようにするにはトリミング（指定箇所の切り抜き）をしておくといいでしょう。
手順1.ショートカットアプリで新規ショートカットを作成する
最初に行うのは「新規ショートカット」の作成です。音源ファイルの準備ができたら、ショートカットアプリを開きます。
手順1
- 『+』→『アクションを追加』
- 検索窓で「ビデオ」と検索→『最新のビデオを取得』
- 「エンコード」で検索→『メディアのエンコード』を選択
- 『＞』→『オーディオのみ』をオン→『＋』
- 「64」で検索→『Base64をエンコード』→『再生ボタン（▶️）』
- 『共有』→コードをコピー
- 『×』で削除
「エンコード」とは、あるデータを他のデータ形式に変換することです。ここでは動画データをショートカットするために行われます。
注意点としては、『メディアのエンコード』で『オーディオのみ』をオンにすること、『再生ボタン（▶️）』を押してから『共有』（四角の中に↑上矢印のボタン）でコードをコピーすることです。
これで第一段階が終了しました。
手順2. 新規ショートカットを作成する
次は音源を再生するショートカットの作成です。以下の手順で行います。