「大切な存在」を亡くしたばかりで、気持ちが落ち着かないということはありませんか?本当は「お仏壇にお線香をあげたい」「お参りがしたい」、けれども状況が許されない。そんなとき、いつでも気兼ねなく故人を想い供養できるのが、この「モバイル仏壇」アプリです。
「モバイル仏壇」アプリの特徴
「HC2016 app」が開発・運営する「モバイル仏壇」スマートフォンアプリは、これまでになかったデジタルの仮想お仏壇です。アプリを起動するだけで、いつでもどこでも故人にお参りができる特徴があり、新しい生活様式が提唱される中、次世代のお仏壇スタイルとしてニーズが高まっています。
「モバイル仏壇」アプリの特徴を詳しく解説していきます。
「モバイル仏壇」の利用方法
位牌の文字入力や撮影が難しいとの判断から、遺影を設定する仕様です。スマートフォンに保存されている写真から選択可能。トリミング機能の比率が固定され、どなたでもイメージしやすく簡単に設定できます。
- アプリを起動
- 「ギャラリーから選択」をタップ
- 遺影にしたい画像を選択
- 画像のトリミング(遺影の枠に画像がおさまるよう切り抜きする)
上記のステップで準備完了です。お子様からご高齢の方まで、幅広い世代にご利用いただけるシンプルな仕様です。
「モバイル仏壇」のできること
- 「モバイル仏壇」は、無料アプリです。使用に際し料金は一切発生しません。(通信料は除く)
- 実際のお仏壇のように、木魚、おリンを鳴らしたり、お線香を立てることができます。
- 念仏やお経を流すことができます。(宗派が多く、一般的な般若心経、南無阿弥陀仏の二種類の音声を搭載)
- アプリの起動中は、スリーブ機能を一時停止できるようにプログラムされています。そのため時間を気にせず、故人の供養ができます。
「モバイル仏壇」をスマートフォンに入れておくだけで、自分の大切な人への気持ちを忘れずにいられます。
「モバイル仏壇」開発のきっかけ
開発担当の「HC2016 app」様は、なかなかご実家に帰れない慌ただしい時期に、大好きなおばあ様がお亡くなりになったのだそうです。
無事に葬儀が終わり、再び仕事に追われる忙しい日々。それでもおばあ様のことで頭がいっぱいだったのだとか。せめて「実家の仏壇にお線香をあげに行きたい」と思っても時間が取れず、とてももどかしく感じていました。
そんなある日「簡易的な仏壇を用意するサービスがある」という報道を耳にし、それならば「デジタルで応急的なお参りもよいのではないか」と「モバイル仏壇」の開発をスタートされました。アプリ開発中には「全国初の『ドライブスルー葬儀』が利用者から好評」といったニュースもあり、このような流れを加味しても「モバイル仏壇」は、「これからの時代に必要なものになる」という確信につながったそうです。
「モバイル仏壇」をおすすめしたい方々
- 賃貸住宅など仏壇を置くスペースがない家
- 転勤が多く仏壇を置くのが難しい家
- お線香の煙、においなどが気になる方
- 仏壇のある実家等になかなか帰れない方
- 人だけでなく、推しキャラが亡くなってしまった方
- 大切なペットが亡くなってしまった方
それぞれの対象は違っても、自分の大切な存在を思い偲ぶ気持ちは美しく尊いものです。その気持ちを大切に、誰もがいつでも故人に想いを寄せられるようになれば、素敵なことではないでしょうか。
また2020年からの新型コロナウィルスの感染拡大の影響で、都道府県をまたぐ帰省の自粛などにより、さらに「モバイル仏壇」の存在意義を感じる状況となりました。
今後の展開予定など
今後追加したり、強化していきたいサービスなどをうかがったところ、
- 現在Android版のみのところ、iOS版の配信を検討中
- 現在著作権の都合により念仏は2種類。可能であれば宗派ごとの念仏の追加
(もしご提供くださる方がいらっしゃいましたら、ぜひお声かけいただきたいそうです。)
- 「大切な人」を想う方々にご利用いただけるコンテンツの追加や改善の強化
(先日バナー広告を廃止し、インタースティシャル広告に変更。このようなユーザーのご意見を取り入れた仕様変更にも取り組んでいらっしゃるそうです。)