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快活クラブの料金設定がおかしいと思ってしまいがちなのはなぜ?

快活クラブの料金設定がおかしいと思われがちな理由を説明します。快活クラブでは清算時に滞在時間を細かく見て計算します。利用時間によってはパック料金適用の方がお得になるため、長く居た方がお得と後から気付き、料金がおかしいと思われてしまうからくりを詳細解説します。

快活クラブの料金設定がおかしい?

快活クラブを利用して清算した時に、料金がおかしいと感じた方が多いとよく聞きます。快活クラブの料金設定には、何かおかしい面があるのでしょうか。

北海道から沖縄まで、日本国中に店舗を構える快活クラブは、漫画喫茶やネカフェなどのカテゴリを超えた「総合アミューズメント」な寛ぎの空間を提供しています。

その快活クラブで料金がおかしい、清算した時に勝手にパック料金にされておかしい、などの声の原因・理由を実例と共に検証します。

快活クラブの料金表

(画像引用:快活クラブ 武蔵小山駅前店公式サイト

上記が快活クラブの料金表の基本で、個室かどうかでまず設定が異なる点をご理解ください。細かい料金設定などは地域によっても異なりますので、ご利用される「快活クラブ」での、地域サイトでご確認ください。

会員登録は初回のみとしまして、利用にあたってはまず、最初の30分の料金へ10分ごとに加算されていくシステムです。しかし「3時間」を越えてきた場合に、お得な「パック料金」が設定されます。

実はこの「パック料金」が自動で設定される点が、快活クラブでの清算料金がおかしいのでは、思う理由でもあります。間違ってはならないのは、快活クラブの清算では必ず「お得」になる方の金額となります。

パターン①:1時間20分で清算

ではここから実際に快活クラブを、どれだけの時間利用したかどうかで清算時の料金がどうなるのか計算します。快活クラブの料金設定におかしい部分はないのか、細かく見ていきましょう。

利用時間が、1時間20分だったケースの清算時の計算式は次の通りです。なお便宜上、個室利用ではないパターンで以下全て計算していきますのでご注意をお願いします。(2023年8月末日現在)

  • 250円(最初の30分)+80円(10分の料金)×5(50分)=650円

このケースでは10分ごとの加算で間違いはなく、快活クラブ利用の料金におかしい箇所はありません。パック料金は、まだ先の3時間から適用なので、この例では関係がなく、おかしい箇所がないのです。

パターン②:1時間30分で清算

では上記からわずかに10分経過した、1時間30分で清算料金を計算します。実はこの辺りから「パック料金」との兼ね合いで、快活クラブの料金がおかしいという、ある意味での「誤解」が生じます。

  • 250(最初の30分)+80円(10分の料金)×6(60分)=730円
  • 3時間パックが710円となり「お得」なので自動適用して、清算料金は、710円となる

上記の通り、10分刻みの「従量課金」よりも、設定されている「3時間パック」の料金がお得となる逆転現象が発生します。快活クラブの料金清算では、常に「お得」となる料金で清算が行われます。

よってここからの利用時間の幅によっては、3時間パックがお得なので適用される料金として清算されます。このことから快活クラブの料金はおかしいのではないか、という認識が生じてくるのです。

パターン③:3時間10分で清算

ではその3時間へわずかに「10分」経過したケースではどうなるでしょう。ここでは最初の10分刻みの従量課金が、パック料金のあとの分へ加算されることになります。

  • (3時間パック710円)+80円(10分の料金)=790円

この計算式の場合には、快活クラブの料金の清算がおかしいと感じることはあまりないでしょう。シンプルに、3時間パック料金へ10分の料金が加算された金額です。

では、上記パターン②の利用時間と、この③の場合との「中間」にあたる2時間利用の場合と、ピッタリ3時間利用の場合を下記で比較してみます。快活クラブの料金がおかしい、と感じる典型となるでしょうか。

パターン④:2時間の人と3時間の人の比較

  • 2時間利用:250(最初の30分)+80円(10分の料金)×9(90分)=970円
  • 3時間パックが710円と「お得」なので清算料金は、710円

さて、この2時間利用での快活クラブの料金清算ですと、10分刻みで計算した場合とかなりの金額差になり「おかしい」なと感じるかもしれません。普通の計算だったら970円のところを710円なら安くお得なのです。

ですが反対に時間から見ると、2時間から3時間までは同じ「3時間パックの710円」とも言えます。2時間で退店した方は「だったら3時間いた方がよかったかも」と、料金設定がおかしい感じになるかもしれません。

快活クラブの料金設定では、最長24時間のパックが3070円、ナイト8時間パックが1140円などのお得設定もあります。パックの時間ギリまでいないと、快活クラブの料金はおかしいとなる主な原因はこの辺りにありそうです。

快活クラブを楽しむには?

快活クラブの清算料金の仕方については、上記のようにお得度が最も高く感じる利用時間は、パックの刻みごとで変わることがわかりました。では、快活クラブをよりよく楽しむための方法を紹介します。

快活クラブは多目的に活用できる「お楽しみ」が満載です。これまで存在していた、いわゆる「ネカフェ」の概念に他のアミューズメント要素を加えてサービスしています。

個室の提供によってその楽しみ方、活用の仕方の幅がぐんと広がります。では、どんな楽しみ方ができるのか順に見ていきましょう。

漫画を読む

まず快活クラブはコミックの品揃えは抜群ですので、漫画をひたすら読み倒すという楽しみ方が挙げられます。特に人気コミックの「全巻」通し読みなどができることは、お得度が高い点と言えるでしょう。

すでにロングランを続けている漫画などでは、全巻を揃えるのは金額的にもスペース的にも無理があります。レンタルで持ち帰ることもなく、快活クラブで漫画を読み倒すために、おひとり様でいくのはおすすめです。

  • 好きな作者の漫画をチョイスして読みまくる
  • 絶版で入手困難になった作品を探して読みまくる
  • 映画化/アニメ化された話題作を読みまくる
  • 長編連載の漫画を読みまくる
  • 電子ブック化されない作品を読みまくる(水島新司作品など)

どんなに速読な方でも、一晩では限りがありますので、上記のような読み方を決めて快活クラブを活用すると楽しいことでしょう。

映画・ドラマを鑑賞する

快活クラブでは限られた範囲ではありますが、契約チャンネルで映画やドラマを鑑賞することができます。ネカフェ向け動画配信の「シネマチャンネル」は、一人1台が基本であるパソコンで鑑賞できます。

その他、店舗ごとに若干の違いもあるようですが、アニメ(バンダイ)・韓国ドラマ・競馬・DAZN(スポーツ)など多彩な番組を楽しめます。

当然のことながら、Youtubeはパソコンから何時間でも、バッテリーや消費ギガなど気にせず見ることができます。

宴会をする

快活クラブで「宴会」というと、少し違和感があるかもしれませんが、防音の「個室」を利用することで、例えば「ひとり宴会」などは楽しむことができるでしょう。

快活クラブに限らずネットカフェは、原則「持ち込みOK」のお店が多いので、近くのコンビニなどからお酒とおつまみを調達してくれば、周囲を気にせず楽しめるでしょう。

ゲームする

そして快活クラブはネカフェですから、比較的高性能なパソコンを揃えています。その上ネットの速度も上々であるため、「ネトゲ」をするには絶好の場所となります。

ネトゲにとってはパソコンのCPU能力と回線速度は命とも言える部分ですから、ヘビーなゲームを楽しむには最適な環境です。

勉強する

快活クラブで「勉強」というと、真逆な印象も受けますが、意外とこの方法は活用されています。特にここ最近は「鍵付き個室」が多くなってきていて、図書館以上に快適な場として勉強ができます。

自宅にいると、中々スイッチが入らない、集中できないなどという方には、程よい緊張と静かさ、そして休憩時の楽しみ方が多彩で効率があがることも多いでしょう。

フリードリンクがあったりして、長時間の勉強にもメリハリがつけられるメリットがありそうです。

個室カフェとして利用する

快活クラブの鍵付き個室は、気軽に静かなパーソナルスペースが利用できる強みがあります。例えば集中して読みたい本などを持ち込んで、静かに読書をするなど「個室カフェ」として利用することもできます。

ホテルではおおげさで高すぎる場合でも、快活クラブの個室ならパック料金で安心して利用できるでしょう。

資料作成する

勉強で活用できるとするならば、仕事の資料作りなども当然はかどることと思われます。

極端な例としては、オフィスでパソコンは使うけども自宅にはまだパソコンがないという場合でも、快活クラブのパソコンを使ってWORDやEXCELでの資料作りが可能です。

カラオケする

快活クラブには、カラオケ設備も整っています。カラオケルームならカラオケだけしかできませんが、快活クラブなら他のアミューズメントにすぐ切り替えることも可能です。

「一人カラオケ」の利用の場合などでは、他のことでも楽しみたい場合に有利かもしれません。

楽器を演奏する

そして防音が効くことを最大限利用して、楽器の演奏練習の場としても活用できます。ギターにせよ管楽器にせよ、実際に音を出して演奏できる場所は非常に限られてきます。

その点、快活クラブならば楽器の演奏を思いっきりして、疲れたらドリンクバーでのどを癒し、時々カラオケ・漫画など自由自在に過ごせます。

まとめ

快活クラブの料金設定がおかしい、と思われてしまう清算料金の計算のからくりを紹介しました。

つまり快活クラブでは、常に「お得」となる料金を請求することになっているため、パック料金が適用されることがあるのです。料金がおかしいと感じるのは、パックの時間前に退店したケースが多いでしょう。

この快活クラブの料金設定を理解して、お得な利用時間をあらかじめ知っておきましょう。快活クラブでできることはたくさんありますので、用途ごとに上手に活用できるといいですね。