電子マネーやPayPayなどQR決済のアプリは、削除する前にポイントや残金が残っていないか確認します。忘れているお金が残っているかもしれません。
銀行アプリや、二段階認証アプリなどを削除する際も注意しましょう。
引継ぎ設定を行わずにアプリを消してしまうと、機種変更する際に新しい端末でアプリを利用しようと思ってもデータを引き継げないことがあります。
目次
③関連データの有無
アプリによっては、関連データが別の場所に保存されているサービスもあります。
たとえば、ブラウザのブックマークやゲームのセーブデータなどです。アプリを削除すると同時にこれらの関連データも消えます。残したいデータがある場合は削除前に対策をしましょう。
他にも、電話帳や連絡先、写真や音楽など、他サービスのデータと紐づいているアプリもあります。これらの確認も忘れないようにしてください。
④iPhoneの標準アプリには削除できないものもある
iPhoneの標準アプリ(プリセットアプリ)は、完全に削除することができないものもあります。
以下のようなアプリです。
・設定
・写真
・メッセ―ジ
・カメラ
・ヘルスケア
・電話
・Safari
・App Store
・時計
・Wallet
・iPhoneを探す
これらの重要なアプリは削除できません。
⑤ペアレントコントロールされている場合
小さな子供にiPhoneを使用させている方の中には、子供が勝手にアプリを消してしまわないようにロックをかけている場合があります。
制限をかけたアプリは、解除しないと削除ができません。
完全に削除したい場合は、ホーム画面から「設定」アプリ→「スクリーンタイム」→「「コンテンツとプライバシーの制限」の順に操作して、制限を解除してください。
削除したアプリを再度復活させる方法
一度削除したアプリでも、復元(再インストール)することができます。
「間違ってiPhoneのアプリを完全に削除してしまった」というときなどに有効です。
ただ、前述したように関連データを削除してしまった場合は、再インストールしてもデータは戻りません。
①App Storeから復元する
App Storeから復元する方法は、通常のインストールと同じ手順で行います。
iOS14以降の場合
iOS14以降のiPhoneを使っている場合は、以下の手順でアプリの復元が可能です。
- 「 AppStore 」をタップ
- 「アカウント(人型のアイコン)」をタップ
- 「購入済み」をタップ
- 「このiPhone上にない」をタップ
- 復元したいアプリのダウンロードボタンをタップ
これで一度削除したアプリが再インストールできます。
繰り返しになりますが、関連データを削除していた場合は、削除前と同じ状態には戻らないことがあります。
②iTunesから復元する
「App Store」からの再インストールがうまくできない場合、「iTunes」から操作を行いましょう。
1. iPhoneをPCに接続する
2.iTunesを起動する
3.iPhoneのアイコンをクリックする
4.左側のメニューから「アプリ」をクリックする
5.復元したいアプリを選んで「インストール」ボタンをクリックする
これで削除したアプリの再インストールができます。