こんにちは、ライターのナツアキです!今回はMacBook Airの初期化方法を解説します。
初期化が必要になったら?
メンテナンスやストレージのコントロールを行っても動作が良くならない場合や、中古として他人に譲る際などに必要となるのがMacBookAirの初期化です。
初期化の際にはそれまでのデータのバックアップが必須となりますが、このデータはMacBookを新しいモデルに変える際や、初期化後もとのMacBookAirにデータをもどす際に使用します。
ざっくりとした手順としては次のようになります。
- USB接続タイプのHDDを準備 / リフォーマット(オススメUSBは次項を見てね!)
- TimeMachineでバックアップをとる。(現在のデータをHDDに保存)
- MacBookAirデバイスの初期化(MacBookAirを廃棄、または他人に譲るなどの場合はここまででOK)
- データ復元(もとのMacBookAirや新しいMacBookに保存しておいたデータを入れる作業がコレ)
HDDを選ぼう!
For MacとしてMacBookと相性がよいのが↓これらのHDD。(一例です)
Transcend HDD 1TB / 6,690円(※要リフォーマット)
I-O DATA ポータブルHDD / 7,480円 (※要リフォーマット)
G-Technology 1TB / 9,800円 (こちらはフォーマット済。この他のApple公認HDDはコチラ)
※パッケージ、商品詳細にMacOSでの使用にリフォーマットが必要と記載されている場合にはMacBookAirに接続し、初めにリフォーマットを行い、Macで使用できるようにします。
リフォーマット手順はコチラ(Buffaloの例ですが、ほかのHDDでも共通です)
バックアップをとる際に必要になるUSBの容量としてはMacBookAirの内蔵容量の1.5倍~2倍程度のものを選びます。内蔵容量としては64GB・128GB・256GBなどがありますので、自分のMacBookAirのSSD容量(HD容量)に合わせてUSBを選びましょう。
ちなみに内蔵容量の確認は左上リンゴマークのこのMacについて→詳しい情報→概要→ストレージ、で表示できます。
バックアップ方法
まずMacBook内のデータをUSBに保存します。データ保存に使えるものとしては次のようなものが可能です↓
- Mac の USB、FireWire、または Thunderbolt ポートに接続された外付けハードドライブ
- ネットワーク上の Time Capsule または OS X Server
- ネットワーク上の AirMac Extreme ベースステーションの USB ポートに接続された外付けハードドライブ
参照元:Apple公式サイト
今回はこの中から外付けハードドライブ(HDD)を使ってバックアップをとり、初期化→復元を行っていきます。
HDDを差し込むと自動的にTimeMachineが開く場合には表示に沿ってバックアップを行います。
- 自動的に表示が出ない場合はメニューバーの Time Machine メニュー Time Machine アイコン から「Time Machine」環境設定を開きます。または、「Apple メニュー」>「システム環境設定」と選択し、「Time Machine」をクリックし、バックアップを行います。
- 「バックアップディスクを選択」をクリックします。
- リストから、外付けハードドライブ(今回はコレ!)、Time Capsule、またはその他のストレージソリューションを選択し、「ディスクを使用」をクリックします。
終了後、↓この表示が出たらバックアップ完了!HDDデバイスを取り外します。
※初めてバックアップをとる場合には結構な時間がかかることがありますが、気長にまちましょう♪
初期化の方法
- Mac の電源を入れた直後または再起動した直後に「option + command + R」キーを押し続けて、OS X インターネット復元から起動します。Apple ロゴが表示されたらキーを離します。「OS X ユーティリティ」ウインドウが表示されたら起動は終了です。
- 「OS X ユーティリティ」ウインドウからディスクユーティリティを開き、ディスクユーティリティを使って「OS X 拡張 (ジャーナリング)」フォーマットで内蔵ハードディスクを消去します。終わったらディスクユーティリティを閉じます。(引用元:Apple公式サイト)
- MacBookAirを廃棄、譲渡する場合はここまででOK。データを復元する場合は次項へ♪
データ復元方法
もとのMacBoocAirにデータをもどす場合
Mac の電源を入れた直後または Mac を再起動した直後に「command (⌘) + R」キーを押し続け、Apple ロゴが表示されたら離します。
OS X 復元から起動できない場合は、「option + command + R」キーを押し続けて OS X インターネット復元* から起動してみてください。
「OS X ユーティリティ」ウインドウが表示されたらOK!
ここからTime Machine バックアップから復元を選択し、元データをもどせば完成。
新しいMacBookにデータを移す場合
- USB アダプタを新しい MacBook に接続し、Time Machine バックアップが保存されているドライブをその USB アダプタに接続します。
- 新しい MacBook の電源をはじめて入れた場合は、設定アシスタントの画面の案内にそって進めます。新しい MacBook の設定がすでに終わっている場合は、「ユーティリティ」フォルダにある移行アシスタントを開いてください。
- 移行画面で「Mac、Time Machine バックアップ、または起動ディスクから」を選択し、「続ける」をクリックします。 管理者の名前とパスワードの入力画面が表示されたら入力し、「OK」をクリックします。
- 移行元の Time Machine バックアップを選択し、「続ける」をクリックします。「続ける」ボタンは、移行元のシステムを選択すると有効になります。
- 移行元の Time Machine バックアップを選択し、「続ける」をクリックします。
- アカウントの一部を転送する場合は、移行しない情報のチェックマークを外します。移行元の Mac に複数のユーザアカウントがある場合は、ユーザアイコンの横にある三角形のアイコンをクリックして、そのユーザについて移行しない情報のチェックマークを外します。
- 「続ける」をクリックすると、移行アシスタントが新しい Mac へファイルの転送を開始します。移行の総所要時間は、コピーするデータの容量とバックアップドライブの速度によって異なります。 移行が終わったら、新しい Mac で移行済みのアカウントにサインインして、ファイルが表示されるか確認してください。
引用元:Apple公式サイト
MBA初期化まとめ
長年使ったMBAには大切な個人情報もたくさん残っています。
他の人にあげる場合や、中古品として販売する場合にも初期化を忘れずに行うことが大切です。手順はシンプルですので上記の情報を参考に行ってみてくださいね♪