こんにちは!Apple Geek LABOです!今回はdocomoでSIMロック解除SIMロック解除する方法・手順を紹介します。格安SIM(MVNO)ヘの乗り換えや、海外旅行のためにSIMロック解除をしたい方向けに、SIMロック解除できるようになるまでの期間や機種(iPhone6s等)、必要な条件をわかりやすく解説していきます!
目次
そもそもSIMロックってどういう状態なの?
SIMカードは携帯端末でモバイル回線を使う際に必須となるICカードのこと。この仕組みは全世界共通ですが、日本独自のシステムとして導入されたのがSIMカードと端末の組み合わせを限定する『SIMロック』のシステムです。docomoの端末にはdocomoのSIMを挿さないと使うことができないため、docomoユーザは簡単に他キャリアに乗り換えることができません。SIMロックのシステムはキャリアにユーザを固定し、他社への流出を止めるのでキャリアにとってのメリットは大きいシステムですが、ユーザやほかのMVNO各社にとってはディメリットとなる要素が大きいシステムでした。この問題をなくすため、総務省では数年前からSIMロック解除のガイドラインが打ち出され、現在では一定の条件を満たせばどのキャリアでもSIMロックの解除行うことが可能になっています。
現在契約中のdocomoのスマホでもSIMロック解除をすることが可能です。SIMロックを解除した後も契約を継続したまま今まで通りにスマホを使うことができます。(SIMロック解除で制限されるスマホの機能・保証サービスなどはありません。)
SIMロック解除しても月々の割引・機種分割払いなどは継続できる?
機種の分割払いがすべて終わっていない場合でもSIMロック解除をすることが可能です。(月々の割引もSIMロックの前後で変わらず、継続することが可能です。(※他SIMに乗り換えた後でも端末料金の分割払いのみを継続することが可能。)
docomoを解約した後の端末でもSIMロック解除ができる?
docomoで購入したスマホ(docomoのSIMロックがかかっているスマホ)で、解約済のものでも解約から100日以内であればdocomoでSIMロック解除をすることが可能です。(ただしdocomoショップのみでの受付で手数料3000円が必須。)100日以上が経過している場合には『SIM下駄』などを使用して自力でSIMロック解除を行うか、専門業者に依頼する方法でロック解除を行う方法もあります。
docomoでSIMロックを解除するための条件は?
SIMロック解除のできるタイミングは「端末の購入方法」(一括購入・分割購入、端末料金を払い終えたか)、また「過去にSIMフリー化手続きを完了したことがあるか」によって変わります。docomoのSIM解除の条件は他2社と比較して最も柔軟な内容となっていることが特徴です。
[icon image="star"] docomoのスマホでSIMロック解除できる条件
購入方法 | 支払い完了 or 未完了 | SIM解除できるタイミング |
分割購入 | 端末料金を払い終えていない | →端末購入から100日経過後~ |
端末料金を払い終えた | →即日 | |
一括購入 | 端末料金を払い終えた | →端末購入日~ |
(過去のSIMロック解除) | (したことがある&100日経過) | →(即日) |
docomoの場合、端末料金の支払いを完了すれば100日を待たずにその日からSIMロックを解除することができるシステムとなっています。分割払いで購入手続きをした場合には、あとから一括払いへ変更することも可能。(『151』からオペレーターに変更の連絡をするか、docomoショップで変更手続きをすると翌月一括払いとして精算されます。)
Android端末は2015年4月以前のものでもSIMロック解除することが可能です。
→2015年4月以前に販売した端末でSIMロック解除できるもの
→2015年5月以降に発売された端末でSIMロック解除できるもの
(iPhoneでいうと、6s / 6s Plus / iPhone SE / iPhone 7 / iPhone 7 Plusが該当)
docomoでSIMロック解除する方法と手順
「手間がない方法で手っ取り早くSIMロック解除をしたい」という人docomoショップに端末を持っていき、店員さんにSIMロック解除してもらう方法が手軽です。が、この場合手数料として3000円取られてしまいます。それがもったいないという場合には次の方法で無料でSIMロックの解除をすることができます。
※docomo回線の格安SIMに乗り換える場合にはSIMフリー化の手続きが不要な場合もあります。他回線に乗り換える場合には次の方法でSIMフリー化できます。
[icon image="star"] PC・スマホでSIMロック解除する方法【無料】
- スマホの設定からIMEI情報を確認(設定>一般>情報>IMEI)
- My docomoページにアクセス。
- 『ドコモオンライン手続き』をタップ。
- 『SIMロック解除』>『お手続きへ』をタップ。
- My docomoにログインする。
- IMEI番号を入力し、『次へ』をタップ。
- 『手続きを完了する』をタップ。
[icon image="star"] 電話・docomoショップでSIMロック解除する方法【3000円】
電話の場合にはドコモサポート窓口『151』・またはdocomoショップからSIMロック解除をすることが可能です。
必要なものはこちら。
- SIMロック解除に対応している端末。
- 契約者本人(氏名・生年月日などで本人確認があります。)
- 暗証番号・パスワード
≪docomo以外のSIMがある(借りられる)場合≫
家族・友人などのdocomo以外のSIMカードを借りられるという場合には、SIMカードを差し替え>キャリア情報の確認でSIMロックが解除されているか確認できます。
- iPhoneの場合:SIM差し替え後、設定>一般>情報>キャリア名が表示されていればSIMロックが解除されています。
- Androidの場合:SIM差し替え後、設定>SIMカード>モバイルデータにキャリア名が表示されていればSIMロックが解除されています。
≪docomo以外のSIMが手元にない場合≫
docomoショップにスマホを持っていくと、その場でSIMロック解除された状態かを確認してもらえます。
docomoでSIMロック解除できない原因と対処方法
SIMロック解除対応の機種なのに、ロック解除ができない場合の原因として考えられるのが、〝端末の交換・修理に出したことがある場合〟です。初期不良などで端末そのものを交換した場合にはIMEI番号が変わってしまい、同時に端末購入日の情報などがキャリア側に反映されなくなるため、SIMロック解除でエラーになる可能性があります。この場合にはサポート窓口からエラー内容報告>購入日情報(またはIMEI番号)を再設定してもらうことでSIMロック解除が行える状態になります。
docomoでSIMロック解除を行う際、画面割れ / 水濡れなどの損傷がある場合には、SIMロック解除の前に修理手続きをする必要があります。修理後SIMロック解除を申し込むことが可能です。(※画面割れがあっても自分で操作ができる状態であれば自分でロック解除を行うことは可能)
docomoなど公式なキャリアでSIMロック解除を行う方法以外の方法として、〝ファクトリーアンロック〟(SIMロック解除を非正式に行う専門業者に依頼する方法)がありますが、この場合にはデバイス販売元(iPhoneの場合はApple)側の対策によって再びロック状態に書き換えられる可能性があります。ファクトリーアンロックは海外のサイトが多く、再ロック時の対応はほとんどないので、なるべくdocomo公式のSIMロック解除手続きを行うのが無難です。
失敗しない格安SIMの選び方とは?
格安SIM(MVNO)の乗り換えを考えているという人は各社の特徴を見て自分にあったものを選ぶことがポイントになります。格安SIMを選ぶポイントとなるのは次のようなことです。
- データSIMにするか、通話SIMにするか?
- どこの通信回線を借りているMVNOか(場合によってはSIMフリー化が必要ないことも)
- 自分に必要なデータ量のプランがあるか?その料金が見合っているか?
- 実際の通信速度はどのくらいか?(通信事業者が最大速度として提示しているものと異なります)
- カウントフリーのサービスがあるかどうか?(例:LINEモバイルはLINEの通信データがカウント外)
- 通話プランや話し放題オプションなどがあるかどうか?
- 端末保証のオプションがあるかどうか?
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