格安SIM(MVNO)の乗り換えを考えているという人は各社の特徴を見て自分にあったものを選ぶことがポイントになります。格安SIMを選ぶポイントとなるのは次のようなことです。
- データSIMにするか、通話SIMにするか?
- どこの通信回線を借りているMVNOか(場合によってはSIMフリー化が必要ないことも)
- 自分に必要なデータ量のプランがあるか?その料金が見合っているか?
- 実際の通信速度はどのくらいか?(通信事業者が最大速度として提示しているものと異なります)
- カウントフリーのサービスがあるかどうか?(例:LINEモバイルはLINEの通信データがカウント外)
- 通話プランや話し放題オプションなどがあるかどうか?
- 端末保証のオプションがあるかどうか?
【2017年7月最新】格安SIMのおすすめランキング!選び方と比較も紹介
海外でSIMカードは要る?要らない?
「ホテルや空港、スタバなどの無料Wi-Fiがある場所のみでスマホが使えればいい」という場合であれば海外のSIMをレンタルする必要はありません。ただしWi-Fiのない場所でもインターネットを使いたいという場合には、「SIMフリー端末に現地のSIMを挿す」ことでWi-Fi環境のない場所でもインターネットを使うことができるようになります。
今後はSIMロック解除が不要になる?
2021年1月27日に、総務省によりスマホのSIMロックを原則的に禁止することを発表しました。
これはあくまで方針であり決定ではありませんが、今後のSIMロック解除に大きく影響してきそうです。
そもそも過去にSIMロックが誕生した理由に「企業の利益」があります。
スマホとSIMがセットで販売されることが当然だった時代がありましたが、その場合はスマホを0円で購入することができると謡っていました。
しかししっかりと見てみれば2年間縛りがあったり、スマホのローンを踏み倒すなんてことが無いような仕組みをしっかりと取っているのが普通。
結果的にSIMロックが誕生したり違約金の発生などを企業が提示せざるを得ない状況になっていきました。
このビジネスモデルをいち早く導入したdocomoはどんどん利益を上げていきますが、結果的に
- スマホ料金の高止まり
- 流動性の阻害
などが問題視されるようになります。
これにより総務省が重い腰を上げSIMロックの全面的撤廃案を打ち出しました。
元をたどれば2014年以降に
- スマホを0円で購入できる
- SIMロックや違約金の発生
などについて厳しく措置をしてきた総務省。
その結果2015年5月にはSIMロック解除が義務化されるなど様々な結果を生み出してきているのは事実。
他にも
- 一括購入なら即日解除
- 分割でも100日で解除
など様々な変更こそありましたが、中古スマホのSIMロックが解除されるようになりました。
最近では2020年の「SIMロック解除手続き料(3,000円程度)」が無料化されたことでも有名でしょう。
色々な規制や措置を取ってきた総務省がSIMロック解除の撤廃を打ち出したということはそれなりに影響が出てくることでしょう。
ahamoやpovoの登場にも大きく影響してきそうです。
SIMロック解除のよくある質問
2017年7月現在、中古のSIMロック端末が可能うなのはauのみ。docomo、SoftBankはスマホ購入者本人しかSIMロック解除を行うことができません。auのSIMロック端末でSIMロック解除が可能な端末化を調べたい場合はau -SIMロック可否判定にアクセスしてチェックすることが可能です。
SoftBankの端末をSIMロック解除するには他社SIMの所持が必須?
SoftBankのSIMロック解除ページへアクセスすると、ロック解除に必要なものの1つとして、〝ソフトバンク以外のSIMカード〟と表示されますが、実際には使用しているSIMカードのみしかもっていない場合でもSIMロック解除をすることが可能です。(SIMロック解除の手続きをMy SoftBankから行った後、端末を初期化すれば完了します。)家族や友だちで別キャリアのSIMを使っている人がいれば、それを借りてSIMロック解除の手続きを完了することも可能です。
auの場合には、解約後も制限なくSIMロックの解除を行うことが可能です。一方docomoの場合には解約後100日以内、SoftBankの場合には解約後90日以内までならキャリアでSIMロック解除を行うことができます。それを超えてしまった場合には別の方法(SIM下駄や解除コード購入など)でロック解除するしかありません。
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