Apple WatchはiPhoneと同期して使える便利な「腕時計型デバイス」です。
とても人気のあるデバイスですが、ユーザーの口コミの中に「アプリがインストールできない」という報告を見かけることがあります。
今回はApple Watchにアプリとインストールできない場合の原因と対処法について解説します。
目次
Apple Watchで利用可能なアプリについて
Apple Watchでは、さまざまなアプリが使えます。
フィットネス、音楽再生、天気予報やリマインダー管理、Apple Payを使った簡単な支払いなど、使えるアプリは豊富です。
Apple Watchで利用できるアプリには以下のようなものがあります。
- Streaks
毎日の習慣化をサポートしてくれる「記録の可視化」アプリ
有料ですがタスク管理や達成率の統計表示など豊富な機能が人気
Streaks AppleStore GooglePlay - Suica
Suicaカードなし 改札にタッチするだけの1アクションが便利
履歴の確認なども簡単
Suica - Auto Sleep
毎日の睡眠を自動計測
睡眠を改善したい人におすすめ
Auto Sleep AppleStore - Shazam
気になった音楽をすぐに検索できる
誰の曲なのかわからないモヤモヤを解消してくれる
プレイリストへの追加も簡単
Shazam - Yahoo!防災速報
災害情報をいち早く知ることができる
出張先でも活用できるのが魅力
Yahoo!防災速報 - 駅すぱあと
乗り換え前にアラームで合図
最適な経路の検索
発車タイマー
有料にすれば区間運行情報の確認なども可能
駅すぱあと
iPhoneで利用できるApple Watchのアプリの調べ方
- iPhoneで「Watchアプリ」を開く
- マイウォッチ」タブをタップ
- 下にスクロールすると表示される「利用可能なアプリ」セクションを確認する
アプリがインストールできない原因
Apple Watchにアプリをインストールする方法は、iPhoneから行うか、ウォッチから行うかの2通りです。
iPhoneから操作した場合でも、BluetoothによってApple Watchに情報が送信され、アプリの追加は即時Apple Watchに反映されます。
(Wi-Fi完了があって、かつiPhoneをApple Watchが通信可能な距離にあることが条件)
しかし、Apple Watchへインストールができないトラブルが報告されています。
その原因は以下のようなことが考えられます。
- iPhoneとうまく接続されていない
iPhoneとApple Watchが正しく接続されていないか、BluetoothやWi-Fi環境が不安定 - ソフトウェアの不具合
WatchOS・iOSのバグによりアプリのインストールがうまくいかない
(最新バージョンがインストールされていないとインストールが途中で止まるなど不具合が起こる】 - ストレージの容量不足
音楽や写真、動画などのデータが多くストレージに残量が少ない - アプリがApple Watch非対応
- AppleIDが間違っている
Apple Watchにアプリがインストールできない場合の対処法
Apple Watchへのアプリのインストールは、ぺアリングしているiPhoneからの操作のほか、Apple Watchへ直接インストールすることが可能です。
iPhoneのWatchアプリのマイウォッチの一覧に表示されていても、「AppをApple Watchで表示」がオフになっているとApple Watchにインストールされません。
まずはオンになっていることを確認してください。
それでもAppleWatchにアプリがインストールできないときの、原因ごとの対処法を解説します。
Apple Watchアプリの再インストール
Apple Watchにアプリがインストールできないときは、iPhoneの「Watchアプリ」に問題が発生している可能性があります。
アプリが表示されない・インストールできない場合は、再インストールしてみましょう。
再インストールは以下の手順で行います。
- ホーム画面でアプリのアイコンを長押し
- メニューから「アプリを削除」を選択
- 削除するを選ぶ
- Apple Storeで再インストールするアプリを検索
- アプリをインストール
- 復元されたらホーム画面から開く
アプリを再インストールすると保存データなどが消えてしまうものもあるので、バックアップと取っておきましょう。
Apple Watchのペアリングをやりなおす
Apple Watchは、iPhoneとのペアリングが必要です。
ペアリングに何らかの問題があると、iPhoneはApple watchを正しく認識できず、アプリのインストールができないことがあります。
この場合は、Apple WatchとiPhoneのペアリングをやり直してみましょう。
Apple Watchのペアリング方法
- Watchアプリを開く
(iPhoneを使用してこのApple Watchを設定と出た場合は続けるをタップ - ペアリング開始を選択
- 自分用に設定をタップ
- Apple Watchをカメラに向けてペアリング開始
(Apple Watchを設定が表示された場合はそれをタップ) - 装着する腕の「左」「右」を選択
- 続けるをタップ
- 利用規約を確認して同意を選択
- Apple IDで「パスワードを入力」を選択して入力
(Apple IDでサインインと表示された場合は手順に沿ってサインイン) - Apple Watchを解析から「Appleと共有」か「共有しない」をタップ
(Apple Watchを共有しますかと表示された場合はOKをタップ) - Apple Watchのパスコードを作成
- 文字の太さを設定
- Siriの設定
- 共有される設定の内容を確認してOKをタップ
- フィットネス・ヘルスケアをパーソナライズにて続けるをタップ
- アクティビティでこの手順をスキップを選択(後で設定可能)
- ワークアウト経路追跡の設定(後で設定可能)
- ヘルスケアに関する通知を受信で通知を受けたい人は項目をオンにする
- 安全性の内容を確認し続けるをタップ
- モバイル通信をするかどうか設定(設定しない場合は「今はしない」をタップ)
- Apple Watchと同期中ですと表示されたら「通知が来るまで」待つ
- 「ようこそApple Watchへ」と表示された「OK」をタップ ペアリング完了
Apple Watchを再起動する
Apple Watchを再起動することで、インストールできない問題を解消できることがあります。
手順は以下のとおりです。
- Apple Watchのサイドボタンを長押し
- 画面で電源オフのアイコンを選択
- Apple Watchの電源が切れる
- (しばらく間をおいて)Apple Watchのサイドボタンを長押し
- Apple Watchが再起動(Appleロゴが表示される)
Apple WatchのOSを最新にアップデート
Apple WatchのOSバージョンが古いことで、アプリがインストールできないこともあります。
また、Apple WatchのOSのバージョンが最新でないと動作しないこともあります。Apple WatchのOSをアップデートしてみましょう。
iPhone経由で手動アップデートする手順は以下のとおりです。
- iPhoneのWatchアプリを開く
- マイウォッチタブを選択
- 一般を選ぶ
- ソフトウェアからアップデートを選択
- アップデートをタップ(必要に応じてパスコードを入力)
WatchOS-6以降は、Apple Watchから直接操作してアップデートすることもできます。
その手順は以下の通りです。
- Apple WatchをWi-Fi に接続
- Apple Watchの設定Appを開く
- 一般を選ぶ
- ソフトウェア・アップデートからインストールを選択
- 画面の指示に従いインストール
【アップデートできない場合の対処法1】Apple WatchとiPhoneの再起動(強制再起動)
アップデートできない場合は、Apple WatchとiPhoneを両方再起動してから、再度アップデートしてみましょう。
iPhoneを再起動する方法
FaceID搭載モデルの場合
- サイドボタンと音量ボタンを長押し
- スライダを右にドラッグ
- 電源が落ちる
- サイトボタンをAppleマークが表示されるまで長押し
FaceIDを搭載していないモデルの場合
- サイド若しくは上部ボタンをスライダが表示されるまで長押し
- スライダを右にドラッグ
- 電源が落ちる
- サイドボタンをAppleロゴがでるまで長押し
Apple Watchを再起動する方法
- サイドボタンを長押し
- スライダが表示されたら電源ボタンをタップ
- 電源オフスライダを右にドラッグ
- 電源が落ちる
- サイドボタンをAppleロゴが出るまで長押し
【アップデートできない場合の対処法2】Apple WatchとiPhoneが「同じWi-Fi」に接続されているかチェック
iPhoneのアップデートをするときには、iPhoneとAppleWatchを同じWi-Fiに接続する必要があります。
この時、BluetoothとWi-Fi両方が有効で、しっかり接続できているかどうか確認してください。
BluetoothとWi-Fiが有効かチェックする方法
- 画面右上から下にスワイプしてコントロールセンターを開く
- BluetoothとWi-Fiのアイコンが「青く」なっているか確認
- グレーアウトになっていたらコントロールセンターから設定を開きBluetoothとWi-Fiを有効にする
- アイコンを長押ししてBluetoothとWi-Fiの接続を確認
BluetoothとWi-Fiがしっかり接続されているか確認できたら、再度アップデートしてみましょう。
【アップデートできない場合の対処法3】Apple Watchの空き容量の確認
Apple Watchのストレージに十分な空き容量がないために、アップデートできないこともあります。
空き容量を確認し、十分な容量が確保できていない場合、不必要なアプリやデータを削除してからアップデートしてください。
Apple Watchの空き容量を確認する方法
- iPhoneでWatchアプリを開く
- 一般から使用状況をtっプ
- 空き容量を確認
【アップデートできない場合の対処法4】iPhoneのiOSを最新バージョンにする
Apple Watchのアップデートをするとき、iPhoneのOSを最新にしておく必要があります。
iPhoneのOSを最新にする方法
- iPhoneの設定を開く
- 一般からソフトウェアアップデートを選択
- iPhoneのOSを最新にする
無線でアップデートする際、接続が不安定でフリーズしたり、時間がかかりすぎるといったトラブルもあるようです。
Wi-Fi環境に問題はないか確認し、接続が安定しているところで作業しましょう。
【アップデートできない場合の対処法5】アップデートファイルの削除と再ダウンロード
アップデートのファイルが正しくダウンロードされていない場合は、一度ファイルを削除してから再度ダウンロードしてみましょう。
iPhoneやApple Watchにベータ版ソフトウェアをインストールした場合、「ベータプロファイル」の削除を行ってからメジャーバージョンにアップデートします。
(ベータ版ソフトウェア・・ソフトウェアの開発段階で正式版リリース前に作られたサンプル版ソフトウェアのこと)
iOSのファイルを削除する方法
- 設定から一般を選択
- プロファイルとデバイス管理をタップ
- プロファイルを削除を選択
(iPhoneのパスコード入力を求められたら入力する)
WatchOSファイルを削除する方法(ベータ版プロファイルの削除方法)
- iPhoneでWatchアプリを開く
- マイウォッチタブをタップ
- 一般からプロファイルを選択
- 削除するベータプロファイルをタップ
- プロファイルを削除を入力
(iPhoneのパスワードの入力を求められたら入力する)
【アップデートできない場合の対処法6】Apple WatchとiPhoneのネットワーク設定のリセット
色々な方法を試してみてもアップデートできない時には、iPhoneのネットワーク設定をリセットしてからApple Watchをリセットしてみましょう。
iPhoneのネットワーク設定をリセットする方法
- 設定から一般を開く
- ネットワーク設定をリセットを選択
- パスワードを入力してリセットする
Apple Watchをリセットする方法
- iPhoneでWatchアプリを開く
- マイウォッチタブから一般を選択
- リセットをタップ
- Apple Watchのコンテンツと設定を消去をタップ
Apple Watchのアプリを手動でインストール
Apple Watchに新しいアプリを入れる場合、iPhoneで操作した情報が自動でWatchに反映されます。
そのため基本的にはWatch側の操作は不要です。
しかし、Wi-Fi接続などの問題でiPhoneとApple Watchの通信ができていないと、iPhoneで操作した情報が反映されません。
その場合は手動でインストールしてみましょう。
Apple Watchのアプリを手動でインストールする方法
- Apple Watchの設定Appを開く
- 一般タブを開く
- Appの自動インストールをオフにする