Apple WatchはiPhoneと同期して使える便利な腕時計型デバイスです。
ユーザー口コミの中に、アプリがインストールできないという問題の報告を見かけることがあります。これにはいろいろな原因が考えられます。
Apple Watchにアプリをインストールできない場合の対処法は、原因ごとに違うのです。そこで、当記事ではそれぞれの原因への対処法を解説します。
目次
Apple Watchで利用可能なアプリについて
Apple Watchでは、さまざまなアプリが利用できます。フィットネス、音楽再生、天気予報やリマインダー管理、Apple Payを使った簡単な支払いなど、使えるアプリは多種多様です。
iPhoneでは使えて、ウォッチでは使えないアプリも中にはあります。Apple Watchで利用可能なアプリを調べる方法は以下です。
iPhoneで「Watchアプリ」を開き、「マイウォッチ」タブをタップして、下にスクロールすると表示されるアプリの中で、インストールできるアプリが「利用可能なアプリ」セクションに表示されるのが、Apple Watchで使えるアプリです。
アプリがインストールできないときがある
Apple Watchにアプリをインストールする方法は、iPhoneから行うか、ウォッチから行うかの2通りです。
iPhoneから操作した場合も、BluetoothによってApple Watchに情報が送信されて、アプリの追加は即時反映されます。(Wi-Fi完了があって、かつiPhoneをApple Watchが通信可能な距離にあることが条件)
しかし、Apple Watchへのアプリインストールがうまくできないトラブルが起こることがあります。
- 「利用可能なAPP」に何もアプリが表示されない
- インストールをタップしたのに、いつまでたっても完了しない
このような場合、どこかに問題が発生していると考えてください。
インストールできない原因
Apple Watchにアプリがインストールできない原因には、以下のようなことが考えられます。
- インターネット接続に問題がある
- Apple IDが間違っている
- ストレージが不足している
- ソフトウェアが最新でない
- アプリの互換性
ひとまずは、通信環境やネット接続を確認したり、Apple Watchの利用可能なストレージ容量を確認しましょう。ストレージが不足している場合は、不要なアプリやデータを削除します。
iPhoneとApple Watchの両方で最新のソフトウェアバージョンに更新されているか確認し、更新が必要な場合は、最新のソフトウェアにアップデートしてください。
ダウンロードしようとしているアプリが、現在のApple Watchモデルやバージョンに対応しているかも確認しましょう。
Apple Watch(アップルウォッチ)にLINEがインストールできない場合の対処法
Apple Watchへのアプリのインストールは、ぺアリングしているiPhoneからの操作以外にも、Apple Watchで直接インストールすることが可能です。
iPhoneのWatchアプリのマイウォッチの一覧に表示されていても、「AppをApple Watchで表示」がオフになっているとApple Watchにインストールされません。オンになっていることを確認してください。
それでもAppleWatchにアプリがインストールできないときの、原因ごとの対処法を解説します。
Apple Watchアプリの再インストール
Apple Watchにアプリがインストールできないときは、iPhoneの「Watchアプリ」に問題が発生している可能性があります。
アプリが表示されない・インストールできない場合は、再インストールすると、直る場合があります。
再インストールは以下の手順で行います。
- ホーム画面でアプリのアイコンを長押し
- メニューから「アプリを削除」を選択→削除するを選ぶ
- Apple Storeで再インストールするアプリを検索
- アプリをインストール
- 復元されたらホーム画面から開く
アプリを再インストールすると、保存データなどが消えてしまうものもあるので、バックアップと取っておきましょう。
Apple Watchのペアリングをやりなおす
Apple Watchは通常、iPhoneとペアリングして使います。ペアリングに何らかの不具合が発生していると、iPhoneはApple watchの状態を正しく認識できず、アプリをインストールできない場合があります。
この場合は、Apple WatchとiPhoneのペアリングをやり直してみましょう。
iPhoneのコントロール画面でBluetoothの設定を選択し、一覧の中からApple Watchの接続を解除します。そしてもう一度ペアリングすればOKです。
Apple Watchを再起動する
Apple Watchを再起動することで、インストールできない不具合を解消できる場合があります。手順は以下のとおりです。
- Apple Watchのサイドボタンを長押し
- 画面で電源オフのアイコンを選択
- Apple Watchの電源が切れる
- (しばらく間をおいて)Apple Watchのサイドボタンを長押し
- Apple Watchが再起動(Appleロゴが表示される)
Apple WatchのOSを最新にアップデート
Apple WatchのOSバージョンが古いために、アプリがインストールできないこともあります。また、Apple WatchのOSのバージョンが最新でないと動作しないこともあります。Apple WatchのOSをアップデートしてみましょう。
iPhone経由で手動アップデートする手順は以下のとおりです。
- iPhoneのWatchアプリを開く
- マイウォッチタブを選択
- 一般→ソフトウェア→アップデートの順に選択
- アップデートをタップ(必要に応じてパスコードを入力)
WatchOS-6以降は、Apple Watchから直接操作してアップデートすることもできます。その手順は以下です。
Apple WatchをWi-Fi に接続→Apple Watchの設定Appを開く→一般、ソフトウェア・アップデートの順に選択→インストールを選択し、画面の指示のとおりにインストール
Apple Watchのアプリを手動でインストール
Apple Watchに新しいアプリを入れる場合、iPhoneで操作した情報が自動でWatchに反映されます。そのため基本的にはWatch側の操作は不要です。
しかし、Wi-Fi接続などの問題でiPhoneとApple Watchの通信ができていないことも考えられます。その場合は手動でインストールしてみましょう。
Apple Watchの設定Appを開く→一般タブを開く→Appの自動インストールをオフ