Apple Watch Series9のユーザーの中には、iPhoneのように保護できるケースやカバーをつけようと検討している方が多くいます。
この記事では、Apple Watch Series9にケースが必要な理由・不要な理由に分けて紹介します。
目次
Apple Watch Series9に保護ケース・カバーが必要な理由
まずは、Apple Watch Series9にケースが必要だという理由を紹介します。
ガラスの強度に不安がある(アルミニウムケースのみ)
Apple Watch Series9の最も価格の安いアルミニウムモデルのみですが、ディスプレイに使用されているガラスの強度に不安があるという声があります。
- アルミニウムモデル:Ion-Xガラス
- ステンレスモデル:サファイアクリスタルガラス
ステンレスモデルで採用されているサファイアクリスタルガラスに比べると、アルミニウムモデルで採用されているlon-Xガラスの強度は高くありません。
Apple Watch Series9を落下させてしまったり、強い衝撃が加わるとlon-Xガラスだと特に割れてしまう可能性があるのでつけた方がいいかもしれません。
割れた時の修理コストが高い
Apple Watch Series9のディスプレイが割れてしまった場合、修理を検討する方が多いと思いますが、修理コストがかなり高いのもネックです。
細かな修理料金などは後述しますが、Apple Watch Series9の場合は本体代金の2/3ほどかかります。
いっそのこと買い替えた方がいいくらいの修理料金がかかる可能性を考えると、保護ケースやカバーをつけておいたほうが安く抑えられます。
買い替える時の売却コストが低くなる
Apple Watch Series9は、傷が多いと売却時のコストが低くなります。
Apple Watch Series9は身に着けるデバイスなので、そもそもそこまで高額な買取をしてもらえませんが、フリマアプリなどで売却する場合は自分で価格設定をできるので、傷のあり・なしは重要です。
買い替えを行う頻度が高い方にとっては、傷から守るという意味で、ケースをつけておくことをおすすめします。
ディスプレイがどこかに当たっても気にならない
ケースやカバーをつけておくと、Apple Watch Series9がどこかに当たっても気にならないのもポイントです。
ジムなどで器具を使うワークアウトを行う時に、Apple Watchを気にすることなくワークアウトに集中できます。
Apple Watch Series9に保護ケース・カバーが不要な理由
Apple Watch Series9にケースが必要だという意見と反対に、不要だという意見も数多くあります。
ここからは、Apple Watch Series9にケースが不要だという理由を紹介します。
元々のデザインを損なう
Apple Watch Series9に限ったことではありませんが、Appleのデバイスは、デザインにもこだわって作られています。
iPhoneユーザーの多くはケースを使用し、Apple公式からもiPhone用のケースやカバーが販売されていますが、元々のデザインが好きでつけない方も中にはいます。
Apple Watch Series9のデザインやカラーが好きで購入した方は、無理してケースをつける必要はありません。
操作感が悪くなる
Apple Watch Series9にケースをつけることで、操作感が悪くなるという声があります。
時計型デバイスの多くは、操作感も重要です。
ケースをつけたことで操作感が悪くなる可能性があると元も子もないので、操作感を優先するならケースはつけないことをおすすめします。
余計なコストがかかる
Apple Watch Series9でケースをつけるには、余分なコストがかかるのも不要だと言われるポイントです。
lon-Xガラスの強度が不安と言っても、指で押しただけでディスプレイが割れたり、どこかに当たっただけで傷がつくようなことはありません。
iPhoneよりも生活に密着したデバイスなので、ある程度の傷を許容できるなら、わざわざ余計なコストを使ってケースを購入する必要はありません。
Apple Watch Series9の3つのケースタイプ
Apple Watch Series9にも、3つのタイプのケースが販売されています。
ケースタイプの特徴などを紹介します。
フレームのみ
フレームのみのケースは、ディスプレイ部分には何もありません。
側だけを守ることができるケースです。
ディスプレイも保護したい場合は、フィルムを別で用意するか、次に紹介するフレーム+フィルムのケースを選びましょう。
フレーム+フィルム
フレーム+フィルムタイプのケースも販売されています。
フレームとディスプレイを守りたい方は、フレーム+フィルムのケースがおすすめです。
フレーム+フィルム+バンド
Apple Watch Series9のケースには、バンド(ベルト)も付いている一体型のケースも販売されています。
Apple Watch Series9には元々バンドが付属していますが、ケースのデザインと合わせたバンドが欲しいなら一体型のケースがおすすめです。
Apple Watch Series9の保証・修理料金
では、Apple Watch Series9の保証料金(Apple Care+)や修理料金を見ていきましょう。
Apple Care+の料金
Apple製品には「Apple Care+」というAppleの保証が用意されています。
Apple Watch Series9や、他の現行のApple WatchのApple Care+加入料金は次のとおりです。
月払い | 2年間 | 3年間 | |
Apple Watch Series9 | 580円 | 11,800円 | ー |
Apple Watch Ultra2 | 740円 | 14,800円 | ー |
Apple Watch SE | 340円 | 6,800円 | ー |
Apple Watch HERMES | 740円 | ー | 21,800円 |
※月額プランの場合、解約手続きを行わない限り自動更新され続けるので覚えておきましょう。
修理料金
Apple Watchの修理には、「バッテリー交換」と「その他の損傷」に分けられます。
ディスプレイが割れてしまった場合の修理は、その他の損傷に区分されます。
Apple Care+ | 保証外修理 | |
GPS アルミニウム | 9,200円 | 45,800円 |
GPS+Cellular アルミニウム | 9,200円 | 53,800円 |
GPS+Cellular ステンレススチール | 9,200円 | 61,800円 |
※具体的な修理料金は公式サイトでご確認ください
Apple Care+に加入していれば、特別料金での修理が可能ですが、加入していない場合や、期限が満了している場合は保証外修理の料金が発生します。
Apple Watchには1年間の本体保証が付いていますが、ディスプレイの傷や割れは対象外の修理なので、上記の料金が発生します。
※iPhoneの画面割れ修理についてはこちらの記事をご覧ください
Apple Watch Series9のケースに関するよくある質問
では、Apple Watch Series9のケースに関するよくある質問を紹介します。
保護ケースに互換性はありますか?
過去の保護ケースは、Apple Watch本体の画面サイズによって互換性があるかは変わります。
- ケースサイズ49mm:Ultra・Ultra2
- ケースサイズ45mm(41mm):Series7・Series8・Series9
- ケースサイズ44mm(40mm):Series4・Series5・Series6・SE
- ケースサイズ42mm(38mm):Series1・Series2・Series3
同じ画面サイズのケースであれば互換性があります。
ケースサイズが変わると互換性がなく使えないと考えておきましょう。
Apple Storeでケースは販売していますか?
Apple Watch Series9のケースやカバーやApple Storeでは販売していません。
Amazonや楽天などのウェブショップやApple Watchのアクセサリの専門店などでしか取りか使いがないようなので、色々と探してみてください。
まとめ
Apple Watch Series9に保護ケースやカバーが必要・不要な理由や保証・修理料金などを紹介してきました。
Apple Watchは時計型デバイスなので、iPhoneよりもさまざまな場所にぶつけてしまい、傷がついたり最悪の場合画面が割れてしまう可能性は十分にあります。
また、画面割れのみの修理を公式では行っておらず、数万円の修理費が必要になるかもしれません。
保護ケース自体がものすごく高額というわけではないので、気になる方は、一度使ってみてもいいかもしれません。