Apple Watch お役立ち(情報)

Apple Watch Series9の新機能とスペック比較

2023年発売のApple Watch Series 9にも新機能が追加されました。

この記事では、Apple Watch Series 9の新機能や同時にリリースされたWatchOS10の新機能、以前のApple Watchとのスペック比較を紹介します。

Apple Watch Series9の新機能・強化ポイント

画像引用:Apple公式

2023年の9月に発売された新型Apple WatchのSeries 9にも新機能が追加されました。

  • ダブルタップジェスチャーの追加
  • ディスプレイ輝度の向上
  • チップの強化
  • 第2世代の超広帯域無線(UWB)チップの搭載
  • 電力効率のアップ
  • 完全カーボンニュートラルへの取り組み

Apple Watch Series 9の新機能を詳しく紹介します。

ダブルタップジェスチャー

Apple Watch Series 9の目玉の新機能が、「ダブルタップジェスチャー」です。

Apple Watchを装着している手の親指と人差し指を2度タップすることでさまざまなリアクションを起こせます。

  • アラームやタイマーなどの停止・再開
  • 着信の応答・終話
  • 音楽の再生・停止
  • カメラのシャッター
  • スマートスタックを開く
  • ウィジェットをスクロールする

など、手が空いていない状態でも指が動かせればさまざまなリアクションができます。

現在、ダブルタップを使えるのは、Apple Watch Series 9とApple Watch Ultra 2のみです。

※Apple Watchの使い方はこちらの記事で紹介しています

ディスプレイ輝度のアップ

Apple Watch Series 9では、ディスプレイの輝度が2,000ニトに強化されました。

Apple Watch Series8までは輝度が1,000ニトで、Apple Watch Series 9では明るい場所でも今まで以上に表示が見やすくなりました。

チップの強化でSiriをオフラインでも利用可能に

Apple Watch Series 9は、強化されたS9チップ(S9 SiP)が搭載されています。

S9チップの搭載により、Apple Watch Series 8まではネットワークに繋がっていないとSiriが利用できませんが、Apple Watch Series 9からはオフラインでも利用できるようになりました。

チップの強化は、Siriのオフライン利用だけでなく処理性能がアップしたので、起動までの時間やアプリが今まで以上に快適に使えるようになりました。

第2世代の超広帯域無線(UWB)チップを搭載

Apple Watch Series 9では、第2世代の超広帯域無線(UWB)チップを搭載しています。

これにより、家でどこに置いたか忘れてしまったiPhoneの性格な場所を探ったり、設置指定あるHome Podに近づくだけで音楽の再生などを提案してくれます。

電力効率アップ

Apple Watch Series 9では、S9チップを搭載したことで、S8チップよりも25%の電力効率がアップされました。

電力効率がアップしたことで、輝度のアップなどによる消費電力が上がっても、駆動時間がApple Watch Series 8と同じ時間使えます。

カーボンニュートラル製品

新機能や強化ポイントとは少し離れますが、Apple Watch Series 9(2023年発売のApple Watch)からカーボンニュートラルへの取り組みがより強化されました。

Apple Watch Series 9のパッケージを100%繊維ベースに変更したり、一部のケースやベルトを選べばカーボンニュートラル製品にできます。

Apple Watch Series 9をすることで、環境問題にも間接的に取り組むことができます。

Apple Watch Series9以外でも利用可能!WatchOS10の新機能

画像引用:Apple公式

Apple Watch Series 9と同時期にリリースされたWatchOS 10にも新機能が追加されました。

WatchOS 10は、Apple Watch Series 8までのApple Watchでもアップデートすれば利用できる機能も含まれます。

  • スマートスタックの紹介
  • インターフェイスの変更
  • サイドボタンを押すことでコントロールセンターが開く
  • 新しい文字盤
  • サイクリングワークアウトの強化
  • Fitness+の改善
  • 友達を探すの機能の強化
  • NameDrop
  • 心理状況の記録
  • 日光の下で過ごした時間の記録

WatchOS10に対応しているモデルは次のとおりです。

  • Apple Watch:Series 4以降・SE(第一世代)以降・Ultra以降
  • iPhone:iOS17以降にアップデートしたiPhoneXS以降

Apple Watchをアップデートするには、対応のiPhoneも必要なので注意しましょう。

※参考サイト:Apple WatchとwatchOS 10の新機能

Apple Watch Series9のスペック!Series8・SE2との比較

Apple Watch Series 9とSeries 8、SE(第二世代)のスペック比較を見ていきましょう。

 Series 9Series 8SE(第二世代)
ケースサイズ41mm
45mm
41mm
45mm
40mm
44mm
ケースカラーピンク
ミッドナイト
スターライト
(PRODUCT)RED
グラファイト
シルバー
ゴールド
ミッドナイト
スターライト
(PRODUCT)RED
グラファイト
シルバー
ゴールド
ミッドナイト
スターライト
シルバー
ケースの素材アルミニウム
ステンレス
アルミニウム
ステンレス
アルミニウム
ストレージ容量64GB32GB32GB
ディスプレイ輝度2,000ニト1,000ニト1,000ニト
解像度41mm:352×430pixel
45mm:396×484pixel
41mm:352×430pixel
45mm:396×484pixel
40mm:324×394pixel
44mm:368×448pixel
チップS9 SiPS8 SiPS8 SiP
最大駆動時間18時間18時間最大18時間
Bluetooth5.35.35.3
耐水性能水深50m水深50m水深50m
防塵性能IP6X等級認証IP6X等級認証-
ダブルタップ××

2024年2月時点で、Appleの公式で購入できるApple WatchはSeries 9とSE(第二世代)とUltra 2です。

Apple Watch Series 8は家電量販店やAmazonなどのネットショップなら新品で手に入れられる可能性が残っています。

どうしてもすぐに必要でないなら、2024年のApple Watchを待ってもいいかもしれません。

2024年は大型進化?Apple Watch Series10のウワサまとめ

2024年は、Apple Watchが発売されて10年目に突入します。

iPhoneでもそうでしたが、10年目に大型強化される可能性があり、さまざまなウワサが飛び交っています。

そこで、2024年に発売されるであろうApple Watchのウワサを紹介します。

名称が「Apple Watch X」になる

Apple WatchもiPhoneに倣って「Apple Watch X」という名称で発売されるとウワサされています。

X移行はナンバリングに戻るので、2024年モデル限定の可能性もありますが、名称も一時的にXになるかもしれません。

デザインが大きく変わる

2024年モデルのApple Watchは、デザインが大きく変わるとウワサされています。

現行モデルではスクエア型のApple Watchですが、丸型のApple Watchが発売されるというウワサも流れています。

スクエア型から丸型に変更されることがあれば、かなり大きなデザインの変更と言えます。

ケースサイズのアップ

Apple Watchのケースサイズは、一定期間が過ぎると大きくなりますが、2024年のモデルでも大きくなると言われています。

  • 初代モデルからSeries 3:38mm/42mm
  • Series 4〜6・SE:40mm/44mm
  • Series 7〜9:41mm/45mm
  • Ultra 1・2:49mm

3年に1度のペースでケースサイズがアップしています。

2024年モデルでケースのデザインが変わらなければサイズアップする可能性は非常に高いと予想できます。

ディスプレイの変更

2024年のApple Watchでは、microLEDディスプレイに変更されるとウワサされています。

実はmicroLEDディスプレイの開発は、以前から取り組まれていると言われています。

プロセッサ(チップ)の強化

新型のApple Watchが発表されると、大体がアップデートされるプロセッサ(チップ)ですが、2024年モデルでも強化されると予想されています。

電力効率や処理性能がアップすることで、より多くの新機能が追加される可能性もあるので、期待されています。

ヘルスケアに関する新機能の追加

Apple Watchは健康管理を補助できるデバイスです。

  • 心拍数の通知
  • 不規則の心拍の通知
  • 心電図アプリ
  • 睡眠計測
  • 転倒検出

実際にApple Watchがユーザーの命を救ったという話も多くあります。

2024年モデルで追加される新機能は、「血液速的機能」が追加されるとウワサされています。

まとめ

Apple Watch Series 9に追加された新機能やWatchOS10で追加された新機能、2024年モデルのApple Watchにウワサされている変更点や新機能を紹介してきました。

Apple Watch Series 9は、全体的に見ると少し地味なアップデートと言われ、2024年モデルへの期待が非常に高まっています。

ただ、ダブルタップや輝度のアップなどしっかりとし新機能の追加や強化ポイントもあります。

Apple Watch Series 9の購入を検討している方は、2024年モデルの発売も加味してしっかりと考えてみてください。