違法ダウンロードはバレる?逮捕される恐れはあるのか徹底解説!

ネットから動画や音楽などをダウンロードする際に、権利者の許可を得ず無断でアップロードされたコンテンツと知らず違法ダウンロードをしてしまった!と言うとき、「IPアドレスでバレるの?」「逮捕されるの?」と不安になると思います。今回はそんな疑問に答えていきます。

違法ダウンロードはIPアドレスでバレる恐れあり

そもそも違法ダウンロード行為をしたことがバレるかどうかについてですが、後ほど記載するように権利者からの告訴があり、警察が違法ダウンロードサイトの捜査を行う過程などでバレることはあります。そこから本格的な捜査に入り検挙や逮捕に至ることは過去にはありませんが、逮捕されないだけでバレることがないとは言えません。違法ダウンロードを行うことは法的な問題以外にも、ウイルスに感染する危険性もありおすすめできません。

違法ダウンロードがバレる仕組み

パソコンやスマホなどをインターネット上のサイトに繋げると、そのサイトのサーバーや通信回線業者の記録にIPアドレスが残ります。IPアドレスとは、接続元の回線の情報や、どこの通信会社を使っているかなどの情報がわかる「インターネット上の住所」です。一般人であってもIPアドレスを使って都道府県レベル程度の住所なら特定することができますが、詳細な住所がバレることはありません。

違法ダウンロードサイトからファイルをダウンロードする際もIPアドレスなどが通信回線業者の記録に残ります。違法ダウンロードをした人を特定する場合、このIPアドレスを元に警察が捜査を行ったり、裁判所に通信会社へ利用者の情報開示をするよう命じたりするワケです。

IPアドレスだけで住所がわかるわけではなく、IPアドレスから得られる回線提供業者などの情報を使って捜査を進めます。

違法ダウンロードで逮捕される可能性が低い理由

① 違法ダウンロードの証明が難しい

上記の通り、違法ダウンロードがバレる仕組みがあるのにほとんどがバレないのはなぜなのでしょうか。ここからはその理由を説明します。1つ目は違法ダウンロードを行ったという証明が難しいからです。違法ダウンロードを証明するためには、ダウンロードした人のパソコンやスマホに実際にコンテンツが存在することを確認する必要があります。全員がパソコンやスマホの中身を開示するとは限りませんので、証明が難しいのです。

② 権利者の告訴がなければ起訴できないから

違法ダウンロード行為は「著作権法違反」にあたるのですが、2020年現在では著作権法違反は親告罪(権利者の告訴がなければ捜査が始まらない犯罪)です。権利者が違法ダウンロードをしている人をそれぞれ確認して告訴すればバレることがありますが、違法ダウンロードした人が誰なのかを特定して告訴まで持っていくのは現実的ではありません。このため多くの場合は起訴に至らないのです。

③ 未成年の使用も多いため

インターネットを利用して違法ダウンロードを行う人の多くは学生などで、その年齢は主に未成年です。例えとしてですが、Youtubeなどにアップされた動画を違法と知らずダウンロードを行った少年を警察が毎回起訴するというのは非現実的です。そもそも未成年を逮捕するということ事体があまり現実的ではないでしょう。

④ 違法ダウンロードした人全員を取り締まるのは難しいため

違法ダウンロードをする人の多くは、それを違法と知らずに行っているでしょう。実際にそのようなダウンロードは一日に何千件も行われていると思います。例えばAさんがサイト1からファイルをダウンロードして、Aさんが逮捕されれば芋づる式でサイト1も閉鎖になりそのサイトからの違法ダウンロードはなくなります。この際、同じサイトを使っていた他の人もバレる可能性はあります。

しかし、このようなサイトは数え切れないほど存在します。全員を逮捕するのはかなりの時間と労力がかかり、あまりに非現実的でしょう。

⑤ 違法ダウンロードによる逮捕は0件

上記の理由などにより、2020年現在違法ダウンロードによる検挙者/逮捕者は出ていません。まだ0人です。過去の逮捕事例の無さや、摘発のハードルが上の理由のようにとても高いため、逮捕される可能性はとても低いです。(だからと言って違法ダウンロードを行っていいわけにはなりませんが)

違法ダウンロードの法律改正が行われた

2021年1月から改正著作権法が施工される

2020年10月に、改正著作権法の一部が施行されました。そのうち違法ダウンロード関連について2021年1月から施行される内容があります。現行では動画や音楽の違法ダウンロードに限り罰則の対象(実際に逮捕などの事例はありませんが)でしたが、改正後はソフトウェアや小説など、あらゆる著作物に適用されます。

また、違法ダウンロードを行った人の通信記録開示などがより行いやすくなります。これまで以上に違法ダウンロードへの注意が必要になりますね。

2020年10月1日から「リーチサイト」運営が違法に

これは2020年10月から既に施工されている内容です。リーチサイトとは、違法ダウンロードサイトへ誘導したりリンクをまとめたサイトのことです。一般的なブログ運営でソフトのダウンロード方法を記述する際に違法ダウンロードリンクを複数貼った場合などもバレると検挙になる可能性があります。使う人も提供する人(書く人)も気をつける必要があります。

違法ダウンロードで逮捕されないためには?

以下の方法を行った場合でもバレることはありますが、検挙/逮捕される可能性はほぼなくなります。

① 違法ダウンロードしてしまったものは削除する

違法ダウンロードを行った場合、コンテンツの制作者(権利者)の著作権などの権利を侵害していることになります。2020年現在の法律では違法ダウンロードしたファイルをパソコンやスマホから消去することで権利を侵害している状態からは回復するので、逮捕されることはほぼなくなります。後々バレる可能性を下げることも出来ます。今後は十分注意しましょう。

② ファイル共有・アップロードしない

違法ダウンロードしたコンテンツを、他の人に共有したりYouTubeなどの動画配信サイトにアップロードすることはやめましょう。特に違法アップロードを行うことは違法ダウンロードよりも罰則が重く、逮捕者も出ています。バレると取り返しのつかないことになるので絶対にやめましょう。

違法ダウンロードしたものかどうかに関わらず、インターネットからダウンロードしたものは基本的にアップロードしない方が無難です。違法ダウンロード行為は個人を特定することは難しいですが、違法アップロードに関しては動画配信サイトなどもパトロールを行っており、バレるとコンテンツが消去されることもあります。

③ 違法サイトへアクセスしない

違法ダウンロードに巻き込まれないためには、配布サイトにアクセスしないことが一番の対策です。最近はヤフー知恵袋などに酷似した偽サイトも増えています。URLが不審な文字列や外国の知名度が低いドメインでないかも確認してみましょう。このようなサイトからダウンロードしたファイルにはウイルスが入っていることもありますので、注意が必要です。ウイルスで大事な情報がバレると言ったことになった場合はダブルで危険です。

④ 正規の方法でサービスを利用する

大手などが運営している正規の音楽・映像配信サービスを利用すれば違法ダウンロードを行ってしまう可能性はほぼありません。有名所だとアマゾンプライムビデオやSpotifyなどがありますね。有料にはなりますが、その分コンテンツが多く安心して利用できるようになっています。無料体験などもありますので、よくわからないサイトからダウンロードしてしまう前に試してみて下さい。

これは基本的なことですが、本来お金がかかる音楽・動画などを見る際は正しく料金を払って見るのが一番です。

「エルマーク」を確認しよう

サイトが正規の音楽・動画配信サービスである証拠として、一般社団法人・日本レコード協会が「エルマーク」と言われるマークをウェブサイトに発行しています。多くの正規サイトにはページのどこかに「エルマーク」がありますので、確認してみてくださいね。