Apple純正のワイヤレスイヤホン「AirPods」。
ワイヤレスイヤホンは便利ですが、紛失しやすく、AirPodも他のワイヤレスイヤホンと同様です。
この記事では、AirPodsを片方(両方・ケース含む)無くした時の探し方や対処法をご紹介します。
目次
【AirPods Pro】最初に理解したい!イヤホン紛失に関するよくある疑問
まずは、AirPodsを片方もしくは両方を無くした場合のよくある疑問をまとめてご紹介します。
Q1:AirPods本体を無くした場合に探すことはできる?
AirPods本体を片方でも両方でも無くした場合は、Appleの純正アプリ「探す」を使うことで、探すことができます。
必ずしも見つかるとは言い切れませんが、無くした場所がわかっているなら追跡できるので探してみましょう。
具体的な探し方は後述するのでそちらを参考にしてくいただけると幸いです。
Q2:ケースを無くした場合に探すことはできる?
AirPodsは、本体とケースにわかれています。前項で紹介した通りAirPods本体は追跡できるため探すことができますが、本体が入っていないケースだけの状態では探すことができません。
Q3:Apple Care+に加入しているけど保証は使える?
AirPodsにもApple Care+というAppleの有償保証に加入できますが、AirPodsのApple Care+には紛失保証は含まれていません。
片方無くした場合、通常の修理料金を支払えば片方だけ購入することは可能ですが、あくまでも定めらえた修理料金を支払う必要があります。
Q4:製品のシリアル番号はどうやって調べられる?
AirPodsの片方を無くした場合、Appleに申し込めば片方だけ購入することができますが、その際にAirPodsのシリアル番号の入力を求められます。
シリアル番号はさまざまな場所で確認できますが、製品に書かれているシリアル番号は小さく見ににくいので注意が必要です。
- AirPods本体
- AirPodsケース
- AirPodsの箱側面
この3つには記載がありますが、片方だけ無くした場合はペアリングしているiPhoneやiPadの設定からでも確認することができます。
- 設定アプリ>Bluetooth>AirPodsの横の"i">シリアル番号
ペアリングしたことがあるiPhoneなどから確認するのが最も見やすく簡単なので、一度チェックしてみましょう。
Q5:置き忘れをしないための機能はある?
iPhone12以降のiPhoneユーザーにはAirPodsの置き忘れを防止するための機能が搭載されています。
- AirPods(第三世代)
- AirPods Pro(第一世代・第二世代)
- AirPods Pro Max
上記3つのAirPodの置き忘れ防止機能の設定手順は以下の通りです。
- 探すアプリ>デバイスを探す>AirPods>「手元から離れたときに通知」を有効にする
Q6:充電がない場合はどうなる?
AirPodsはケースに入っていない状態ではバッテリーが消費されていきます。
片方だけなくした場合は探すことはできますが、充電が0になるとその先では探すことができなくなります。
片方だけ無くしたと気づいたら充電がなくなる前に追跡してどこにあるのかチェックしておきましょう。
【AirPods】片方のイヤホンを無くした時に探す方法
では、片方だけ無くしたAirPodsを探す手順のご紹介します。
「探す」アプリを使えば位置情報を確認できる
AirPodsは、iPhoneやiPad、Macなどのデバイスと同様に「探す」アプリを使うことで無くした場所や現在の位置情報を確認することができます。
ただ前述した通り、充電がなくなるとその先の追跡は不可能です。無くしたらできるだけ早「探す」アプリを使って位置情報をチェックしましょう。
AirPods Pro(第二世代)は表示されない可能性がある
AirPods Proには表示の条件はありませんが、AirPods Pro(第二世代)で「探す」アプリを使って無くした本体を探すには条件があります。
- iOS16.1以降
- iPadOS16.1以降
- macOS Ventura以降
上記のOS以降のOSにアップデートしていないとAirPods Pro(第二世代)の位置情報は表示されないので注意しましょう。
部屋の中で無くした場合は音を鳴らして探すことができる
AirPodsは無くした場所が部屋の中だとわかっている場合には、本体から音を鳴らすことで簡単に見つけることができます。
もちろん部屋の中ではない場所でも音は鳴らすことができますが、どこにあるのかわからない場合に音を鳴らしても本人にはわからないので、音を鳴らす場合は極力部屋の中で無くした場合にしましょう。
「探す」アプリを使って探す手順
では、「探す」アプリを使って探す手順をご紹介します。
- 「探す」アプリを起動
- デバイスを探すの一覧から「AirPods」を選択
- 位置情報をチェック
- 音を鳴らしたい場合は「サウンドを再生」をタップ
Web版「icloud.com」を使って探す手順
「探す」アプリを使えないユーザーでもWeb版の「icloud.com」から同様に探すことができます。
- ブラウザで「icloud.com」にアクセス
- AppleIDでサインイン
- 「探す」アイコンを選択
- 「すべてのデバイス」を開き「AirPods」を選択
- 位置情報を確認する
- 音を鳴らす場合は「サウンドを再生」を選択
icloud.comから確認する場合、AppleIDに紐づていないと確認ができない場合があります。
そもそもAppleIDを持っていないユーザーには利用できないので注意しましょう。
【AirPods】無くした本体が見つからない時の対処法
では最後に、AirPods本体を無くした場合で、見つからない時の対処法をご紹介します。
片方・両方・ケースなどそれぞれを無くしたそれぞれに適した対処法も紹介しているので参考になれば幸いです。
紛失時のAirPods Proの修理(購入)料金
まずは、AirPodsを無くした時の修理(実際には購入)料金をチェックしておきましょう。
AirPods | ¥10,800 |
充電ケース | ¥10,800 |
AirPods Pro(第一世代) | ¥14,400 |
AirPods Pro(第二世代) | ¥14,400 |
ワイヤレス充電ケース | ¥14,400 |
MagSafe対応ケース | ¥15,800 |
片方だけならこの金額で済みますが、両方を無くした場合は倍の値段になるので注意が必要です。
Appleの公式の修理ページから修理扱いで再購入できる
AirPodsはApple公式を使えば修理扱いで片方だけ再購入することができます。
新品を買うよ売りもお得に再購入できるので、片方だけ無くした方は修理を活用することをおすすめします。
修理の手続きの手順
AirPodsの修理依頼は、Appleの公式ページやAppleサポートのアプリから行うことができます。
アプリを入れておくとAppleIDのサインインなどの手間を省くことができるので、今回はアプリでの手順をご紹介します。
- Appleサポートアプリを起動
- マイデバイスから「AirPods」をタップ
- 「AirPodsの紛失」をタップ
- 「紛失したAirPodsの交換」をタップ
- 方法を選ぶ(来店もしくは郵送)
安く済ませたい場合はフリマアプリなどを使う
AirPodsの片方だけ修理扱いで購入しようと思っても、約¥15,000と高額の料金が発生します。
円安の関係からApple製品が全体的に値上がりしているのも影響していますが、片方の本体だけを手に入れるのにこの値段を払えないと言う方はフリマアプリなどを活用するのもおすすめです。
ただ、誰が使った中古品かわからない上に、製品の品質は保証されないので、あくまでも安く手に入れたい方のみ利用することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?SNSなどを見ていると、AirPodsの片耳だけを無くしたという報告を目にします。
AirPodsはワイヤレスイヤホンの中でも非常に高価なため、置き忘れ機能を使ったりして紛失しないように注意することが最も重要ですが、注意をしていても無くしてしまうこともあります。
万が一無くしてしまっても、無くしてすぐであれば「探す」アプリを使えば位置情報を追跡したり、部屋の中であればサウンドを鳴らして探すことも可能です。
また、別製品にはなりますが、Appleには忘れ物防止タグの「AirTag」も販売されているので、忘れ物が多い方は、探すことができないケースにも設置して予防することをおすすめします。