iPhoneやiPadに外付けのマイクを接続することで、録音性能が向上し、会議やインタビューの録音、さらには動画撮影にも便利です。今回はそんなiPhoneとiPadに対応している外付けマイクを6点ご紹介します!
目次
- 1 外付けのマイクを使ってみる
- 2 iPhone/iPad対応の外付けマイクの選び方
- 3 iPhone/iPad対応のおすすめ外付けマイク6選
- 3.1 【イヤホンジャック型】Peterson(ピーターソン)Mini Capsule Microphone
- 3.2 【イヤホンジャック型】MicW コンデンサーマイク(i456)
- 3.3 【イヤホンジャック型】Audio-Technica (オーディオテクニカ)スマートフォン用モノラル小型ガンマイクロホン(AT9913iS)
- 3.4 【Lightningポート型】RODE ロード VideoMic ME-L 超小型コンデンサーマイク VMML
- 3.5 【Lightningポート型】ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン
- 3.6 【Lightningポート型】SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A iPhone iPad用 24bit/48kHz MV88A-A
- 4 iPhoneの本体のマイクが不調の時にはこちら参照してください
- 5 まとめ
外付けのマイクを使ってみる
iPhoneと外付けマイク、またはiPadと外付けマイク、これらを合わせて一体何に使うのか。ここではその利用シーンについて解説します。
会議やインタビューなどを録音するため
まず利用シーンとして挙げられるのが会議やインタビューなどの録音です。ボイスレコーダーを用意するまでもないとか、特にインタビューであればボイスレコーダーがあると身構えてしまうということで、iPhoneと外付けマイクが使われることが多いです。
動画撮影用
昨今のYouTuber人気と、iPhoneのカメラの画質のキレイさが相まって、iPhoneで動画を撮って投稿することもあるようです。その際、本体のマイクでは集音声の点で物足りない、うまく音が拾えないということがあり、外付けのマイクを使う方が多いようです。
本体内蔵マイクの代わり
もう一つ利用シーンとして考えられるのが、本体マイクの代用です。特に、iPhoneやiPad自体の内蔵マイクが不具合を起こしてしまい、それが本体の問題であり、修理が必要という場合です。修理にせば問題の根本原因を叩くことができますが、手元から1週間あまりiPhoneやiPadがなくなってしまうのは嫌だという場合に、修理に変わる選択肢として外付けマイクが使われています。
iPhone/iPad対応の外付けマイクの選び方
ここでは外付けマイクの選び方を解説します。どういう目的でマイクを使うのかをイメージしておきましょう。
音質重視ならLightningポート対応のものを!
マイクの持つ録音性能には大きく分て「モノラル」と「ステレオ」の2種類あります。モノラルは集音した音を一個のまとまりとして処理します。そのため音の奥行きや左右の違いがありません。一方ステレオは左右手前と後ろの区別があるため、音に臨場感があります。本体マイクの代用であればモノラルでもいいです。しかし、会議の録音や演奏の録音、動画の撮影ではステレオを選ぶようにしましょう。
大勢での会議の録音なら全指向性(無指向性)
続いて指向性についてです。簡単にいうと「どの方向の音を拾ってくるか」です。マイクが向いている一方向の音を拾うなら「単一指向性」、マイクの周囲の音をまんべんなく拾うなら「全指向性(無指向性)」のマイクとなります。会議など、複数人が喋るものであれば全指向性(無指向性)のものがいいでしょう。逆に単一指向性のものだと、発言が拾われない人が出てきてしまいます。
インタビュー/演奏の録音なら単一指向性
インタビューや演奏を録音する際は単一指向性がベストです。動画の撮影も単一指向性の方がいいでしょう。なぜなら全指向性は背後の音も拾うため、雑音が増えてしまうからです。
マイクに歌う、屋外で使うならウインドスクリーンを!
指向性のほかに重要なポイントが、特に屋外で録音する場合のウィンドスクリーンです。屋外の場合風の音が入ってしまうので、外で録音するなら必須と言えるでしょう。
iPhone/iPad対応のおすすめ外付けマイク6選
【イヤホンジャック型】Peterson(ピーターソン)Mini Capsule Microphone
簡単な音合わせにぴったり
主に楽器の音合わせに使う外付けマイクで、ピーターソンのアプリと連携させることでiPhoneがチューニングツールに変身します。
【イヤホンジャック型】MicW コンデンサーマイク(i456)
楽器の音から歌声まで幅広くカバーした単一指向性マイク
音楽をやっている方におすすめなアイテムで、チューニングはもちろん、歌声の録音や演奏の録音にフィットしています。また、本体の耐久性も充分なので、いいものを一個持っておきたいという方におすすめです。
【イヤホンジャック型】Audio-Technica (オーディオテクニカ)スマートフォン用モノラル小型ガンマイクロホン(AT9913iS)
録りたい音だけ録る超指向性マイク
いわゆるガンマイクで「その音だけを録りたい」という「オンリー」が録りたい人向けのアイテムです。マイク自体にイヤホンジャックがついているので、録音しつつイヤホンで音を確認することもできます。
【Lightningポート型】RODE ロード VideoMic ME-L 超小型コンデンサーマイク VMML
単一指向性よりも少しひろいカーディオイドタイプ
ステレオタイプで、カーディオイドタイプなので、狙った音を拾い臨場感もあるという使い勝手の良い外付けマイク。ウィンドシールドもついてくるので、野外での録音でもOK。
【Lightningポート型】ZOOM ズーム MSステレオマイクロフォン
正面と両サイドをカバーしたmid-side方式
集音域が正面と両サイドという拾い範囲から音を拾ってくることが可能。また、専用アプリと連携することで、録った音の編集もできます。動画配信をしている方にはおすすめのアイテムです。
【Lightningポート型】SHURE コンデンサーマイク MOTIVシリーズ MV88A iPhone iPad用 24bit/48kHz MV88A-A
小さなレコーディングスタジオ
集音域の調整や、オーディオコントロールとして「スピーチ」や「歌声」、「フラット」、「アコースティック」、「バンド」といった5つのDSPのモードを選択することもできます。また差し込むだけで専用アプリが立ち上がり、音源を圧縮したり、送信することもその場でできます。まさにバンドマン向けのアイテムと言えるでしょう。
iPhoneの本体のマイクが不調の時にはこちら参照してください
マイク自体が不調で外付けマイクを検討している方は、以下の記事にあるトラブルシューティングを試してみてください。
iPhone&iPadのマイクが壊れた?音が聞こえない時の対処法をご紹介
まとめ
どういった目的で使うのかをイメージし、それぞれ適した観点で選ぶことで外付けマイクはビジネスシーンや日常での利用、そしてクリエイティブなシーンでも活躍するアイテムです。ぜひこの選び方を参考に、自分にあったアイテムを見つけてください。