iPhoneで使えるBluetoothスピーカーは、多くの種類が販売されていますので、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
今回は、おすすめのiPhone対応Bluetoothスピーカーを音質・価格・デザイン・防水機能など、カテゴリ別に17種類集めました。
お手頃な価格帯でも高音質なスピーカーも多数あります。きっと好みのスピーカーが見つかるはずです。
目次
iPhoneに対応しているBluetoothスピーカー
iPhoneに限らずスマートフォンにはBluetooth機能があるので、ほとんどのBluetoothスピーカーを使うことが可能です。
Bluetoothには「互換性」がありますが、4.0や5.0などの「バージョン」があり、それぞれ対応するスピーカーを選ぶ必要があります。
ちなみにiPhoneでは、Bluetooth 4.0以降のバージョンであれば、機器とのバージョンが違っていても接続できます。
iPhoneが対応していないBluetoothスピーカー
Bluetooth 3.0 以前のバージョンには互換性がないため、iPhoneで使うことができません。
4.0以降のバージョンであれば、(例えば4.2でも5.0でも)iPhoneで使えます。ちなみに現在(2024年)の最新バージョンは「5.4」です。
だだし、4.0 以降同士の組み合わせでも、バージョンの差が大きいと使えないことがあります。
BluetoothスピーカーとWi-Fiスピーカーの違い
BluetoothスピーカーとWi-Fiスピーカーは、どちらもワイヤレスで接続できるスピーカーです。Bluetoothの方が手軽で安価な傾向があります。
それぞれの違いを一覧表にしたのが以下です。
Bluetooth | Wi-Fi | |
---|---|---|
接続方法 | ◯ 直接(機器同士) | △ LAN経由 |
音質 | △ 普通 | ◯ 良い |
無線の範囲 | △ 近距離(10m程度) | ◯ 広範囲 |
接続方法 | △ 1対1 | ◯ 複数機器と接続可能 |
手軽さ | ◯ 持ち運びタイプ | △ 据え置き型がメイン |
価格 | ◯ 比較的安価 | △ 比較的高価 |
Bluetoothスピーカー
Bluetoothスピーカーは、ケーブル接続不要で音楽を楽しめるスピーカーです。スマートフォンやタブレットとペアリングして、ワイヤレスで音楽を再生できます。
Bluetoothスピーカーは小型で持ち運びやすいものが多く、価格も比較的安価です。
音質はWi-Fiスピーカーや据え置き型と比べると劣りますが、手軽であることが魅力です。「ワイヤレススピーカーといえばBluetooth」と連想する人も多いでしょう。
Wi-Fiスピーカー
Wi-Fiスピーカーの最大の特徴は、高音質なことです。Bluetoothスピーカーよりも送信できるデータ量が大きく、ハイレゾ音源に対応しているモデルもあります。
Wi-Fiスピーカーは、複数デバイスとネットワーク接続することも可能なので、大人数で音声などを共有したいときなどに便利です。
Bluetoothのペアリングほど手軽ではありませんが、一度設定すれば、その後の操作は不要となります。
Wi-Fiスピーカーは高額なモデルが多く、据え置き型の製品がほとんどです。充電ではなくコンセントで給電するタイプが多く、持ち運びには適していません。
AirPlay対応スピーカー
AirPlay(エアプレイ)は、Appleデバイスをワイヤレスで簡単に外部機器に接続する機能です。iPhoneで再生した映画をテレビに映したり、音楽を対応スピーカーでストリーミング再生したりできます。
AirPlayの特徴は、ペアリングが不要なことです。再生中に「AirPlayボタン」を押すだけで外部機器と接続します。AirPlayはWi-Fi経由のため、音質も劣化しません。
「AirPlay対応スピーカー」は、比較的高価格帯のモデルが多いです。スピーカー機能自体もしっかりしたものが多く、高音質でのストリーミング再生が可能となっているのも特徴です。
おすすめのBluetoothスピーカーは?
おすすめのBluetoothスピーカーを、高音質、防水、コスパ、持ち運びなどの「特徴ごと」にそれぞれ3つほど紹介します。
目的や用途に合わせて最適なBluetoothスピーカーを探してみましょう。
「Anker SoundCore 2」は多くのサイトで評価が高いようです。コスパ、音質、防水機能など平均値が高いおすすめアイテムです。
iPhone×高音質のおすすめスピーカー
まず初めに、iPhoneと接続可能な「高音質のスピーカー」を知りたいという方に向けて、おすすめの高音質スピーカーをご紹介します。
(1)Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker ポータブルワイヤレススピーカー
出典:Amazon
外部入力端子 | あり | 防水 | 防水仕様 |
---|---|---|---|
Siri対応 | 対応 | 重量 | 670g |
Bluetooth | 対応 | 連続稼働時間 | 最大12時間 |
この「SoundLink」スピーカーは、パワフルな音質を実現したBluetooth対応のワイヤレススピーカーです。
「360°サウンド」という特徴があり、部屋の中心に置くことで「どこにいても同じサウンド」を聞くことができます。
壁際に置けば、音の反射によって、広がりのある音質を楽しむことも可能です。
本体には「やわらかい素材」が使われているため衝撃に強く、防水性能もあるので少々濡れても問題ありません。
持ち運びができるほど軽く、長時間の稼働時間があるため、外出先・キャンプ先などでも利用することができます。
(2)Bose SoundLink Mini Bluetooth speaker II ポータブルワイヤレススピーカー
出典:Amazon
外部入力端子 | あり | 防水 | 防水性能なし |
---|---|---|---|
Siri対応 | 対応 | 重量 | 680g |
Bluetooth | 対応 | 連続稼働時間 | 約10時間 |
コンパクトサイズで、なおかつ「高音質」なBluetooth対応スピーカーが欲しいなら、Boseの「SoudLink Mini Bluetooth speaker Ⅱ」がおすすめです。
「デュアルパッシブラジエーター」と「高性能トランデューサー」を搭載しており、パワフルな音質を楽しむことができます。
iPhone対応BOSE Bluetoothスピーカーの評判と3つのメリットとは?
(3)Anker SoundCore Boost
出典:Anker公式サイト
外部入力端子 | あり | 防水 | IPX5 |
---|---|---|---|
Siri対応 | 非対応 | 重量 | 約585g |
Bluetooth | 対応 | 連続稼働時間 | 最大12時間 |
本機はボタン1つで低音度合いを変えられるBluetoothスピーカーです。Bluetooth4.2規格で素早くiPhoneとペアリングでき、重量も600g未満というコンパクト軽量モデルなので、持ち運んでの使用もラクラク。
このコンパクトさからは想像もつかない高音質な音と迫力ある低音を実感してみてください。
iPhone×防水で人気のスピーカー
次に、ワイヤレススピーカーを「キッチン」や「お風呂場」、「キャンプ場」などの外出先といった「水に濡れる可能性がある場所」で利用する機会が多い方に向けて、「防水性能がある」iPhone対応Bluetoothスピーカーをご紹介していきます。
(1)Bose SoundLink Revolve Bluetooth speaker ポータブルワイヤレススピーカー
出典:Amazon
外部入力端子 | あり | 防水 | 防水仕様 |
---|---|---|---|
Siri対応 | 対応 | 重量 | 670g |
Bluetooth | 対応 | 連続稼働時間 | 最大12時間 |
Boseの「SoundLink Revolve」は、しっかりとした防水性能を携えているため、水に濡れやすい場所でスピーカーを利用することが多い方にも非常におススメのスピーカーと言えます。
連続稼働時間も「最大12時間」なので、一度充電してしまえば、キャンプ場などの外出先でも十分に高音質を楽しむことができます。