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スマホを充電する際の知識・ACアダプタ06と07の違いを徹底解説

スマホの充電に必須のACアダプタですが、進展の速い充電に関する規格への対応で新しい製品が続々と発売されています。ここでは、ドコモのUSB TYPE-C対応のACアダプタであるACアダプタ06とACアダプタ07について違いを含め詳しく説明します。

ドコモACアダプター06と07の違いは?

ドコモで利用されているACアダプタ06およびACアダプタ07は、ともに最新のUSB Type-C対応のスマホ充電器です。したがって、USB Type-C対応のポートを有するスマホであれば充電できます。では、ACアダプタ06とACアダプタ07の違いは何でしょうか?

これらは、急速充電に関する対応規格に違いがあります。ACアダプタ06は、Quick Charge 3.0 という方式に対応しており、ACアダプタ07は、USB PDという方式に対応しています。

この2つの方式には互換性がないので、急速充電を利用したいのであれば、自分のスマホがどちらの方式に対応しているのかをよくチェックしておく必要があると言えます。

従来のスマホ充電器

USB端子は技術の進展とともに、端子形状に違いのあるさまざまなものが製品化されています。この端子形状の違いにより、Androidスマホの充電器もさまざまなものが販売されてきました。しかし、端子形状に関していえば、これまでは、基本的には、microUSB規格に統一されており違いはあまり目立ちませんでした。しかし、ACアダプタ06およびACアダプタ07ではUSB Type-Cに変更となっています。

現在、USB Type-Cが急速に普及し始めており、ACアダプタ06およびACアダプタ07以外のmicroUSB対応のものは旧式化することが避けられないでしょう。

充電器の性能は年を追って進化しており、充電器の出力や充電速度も高性能化が図られています。スマホのバッテリーの性能と充電器の性能がミスマッチの場合は、充電に時間がかかったり、場合によっては、スマホのバッテリー故障の引き金ともなりかねません。

ACアダプタの種類

ドコモのスマホの充電器は、スマホ自体の製品の変遷に対応してさまざまな種類のACアダプタが出ています。

Andorid用、iPhone用、ANdroid/iPhone兼用それぞれに対応したものが発売されています。Andorid用でmicroUSB対応がACアダプタ03~ACアダプタ05、USB Type-C対応がACアダプタ06~ACアダプタ07、iPhone用がLightningアダプタ、ANdroid/iPhone兼用として3ポートACアダプタ01という製品が発売されています。

各ACアダプタの特徴

各ACアダプタの特徴を説明します。

その1.ACアダプタ03・04

Androidスマホ用のACアダプタで、端子形状はmicroUSBです。ACアダプタ03はアダプタ本体とケーブルが分離したタイプでしたが、ACアダプタ03以降は一体型となっています。

その2.ACアダプタ05

ACアダプタ05はACアダプタ04の後継機として急速充電性能が向上し、充電速度が速くなったのが特徴です。しかしながら、ACアダプタ04と違い、故障が多いといわれていること、スマホによっては急速充電に対応しないのみならず充電したいができない場合があり注意が必要です。

その3.ACアダプタ06

ACアダプタ06の端子形状は、microUSBではなくUSB Type-Cに変更となりました。最近はUSB Type-Cが急速に普及しており、今後のスマホに対応するには便利です。しかし、ACアダプタ06は従来のmicroUSB端子しか持たないスマホの充電には使えません。なお、ACアダプタ06は急速充電はQuick Charge 3.0 という方式に対応しています。

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