AirPodsMaxは、今注目のApple社製オーバーイヤー型ワイヤレスヘッドホンです。今回は価格や機能性、デザインや音質など、同Apple社傘下Beatsの人気ヘッドホンBeatsStudio3Wirelessと比較してみました。ぜひ最後までお読みください。
目次
AirPodsMaxとBeats(Studio3 Wireless)の比較
現在高品質で魅力的なヘッドホンがたくさんありますが、今回は特に、iphoneやipadとのペアリングが便利な、AirPodsMaxとBeatsのヘッドホンを比較してご紹介します。ヘッドホン選びの際に、ぜひお役立てください。
製品名 | AirPodsMax | BeatsStudio3Wireless | |
---|---|---|---|
メーカー | Apple | Beats(Apple傘下) | |
製品画像 | |||
搭載チップ | H1(2個) | W1 | |
製品サイズ(cm) | W:16.86 H:18.73 D:8.34 ※公式発表 | W:不明 H:18.4 D:不明 ※公式発表 | |
重量 | 本体:384.8g 本体+ケース:519.3g ※公式発表 | 本体:260g 本体+ケース:375g ※実機計測 | |
イヤーカップ | オーバーイヤー型 | ||
折りたたみ | × | ◯ | |
持ち運び性 | △ | ◯ | |
筐体素材 | ヘッドバンド | 外側:ステンレススチール 内側:ニットメッシュ | 非公開 |
イヤークッション | ニット (形状記憶フォーム) | 非公開 (通気性がよくソフトな素材) | |
その他 | – | – | |
コントロール | Digital Crown ノイズコントロールボタン | 「b」ボタン(物理式) | |
ノイズキャンセル機能 | ANC(アクティブノイズキャンセリング)+パッシブノイズキャンセル | ||
外音取り込み | ◯ | × | |
空間オーディオ | ◯ | × | |
音楽自動再生・停止 | ◯ | × | |
自動電源オフ | × *静止状態 5分/低電力モードに移行 *ケースに収納/超低電力モードに移行 | × | |
通話 | ◯ | ◯ | |
音声アシスタント | ビルトイン:なし ※Apple製品ではSiri利用可 | ビルトイン:なし ※Apple製品ではSiri利用可 | |
充電端子 | Lightning | MicroUSB | |
外部プラグ | Lightning (充電端子と兼用) | ミニプラグ | |
有線接続 | ◯ (別売) Lightning-3.5mmオーディオケーブル(税込4,180円)で可能 | ◯ (同梱) 3.5mm RemoteTalkケーブルで可能 | |
駆動時間(NC ON時) | 最大20時間 | 最大22時間 | |
充電時間 | 非公開 | 約1.5時間 | |
クイック充電 | 5分で約1.5時間動作 | 10分で3時間動作 | |
対応コーデック | 非公開 | SBC AAC |
上記がAirpodsmaxとBeatsStudio3Wirelessの仕様比較表になります。さらに詳しく価格や機能性などについても確認してみましょう。ヘッドホン選びに迷っている方にも、それぞれの個性や魅力がわかっていただけるよう、比較して解説していきます。
価格
製品名 | AirPodsMax | Beats Studio3 Wireless |
---|---|---|
メーカー | Apple | Beats(Apple) |
価格(税別) | 公式サイト/61,800円 | 公式サイト/34,800円 |
それでは、気になる価格についての比較です。まずAirPodsMAXは、61,800円(税別)です。そして、Beats Studio3 Wirelessは34,800円(税別)になります。AirPodsMAXの価格は、オーディオマニアであれば、驚かない価格帯かもしれません。ですが一般的なユーザーの感覚ですと、購入に若干躊躇する価格かもしれません。というのもBeats同様、他メーカーのノイズキャンセリング機能搭載のヘッドホンが4万円前後ということがあるからです。そのイメージを持ってAirPodsMAXの価格を見てしまうと、だいぶ高額な印象となってしまいます。確かにAirPodsMax発表当初から、注目はされつつも、SNSなどでは「ヘッドホンとしては、値段が高すぎる」という発信が多数あったようです。
カラーバリエーション
製品名 | AirPodsMax | Studio3 Wireless |
---|---|---|
メーカー | Apple | Beats(Apple) |
カラー | ・シルバー ・スペースグレイ ・スカイブルー ・ピンク ・グリーン | ・マットブラック ・レジスタンス・ブラックレッド ・レッド ・ホワイト ・ブルー ・ミッドナイトブラック ・シャドーグレー |
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それでは、それぞれのカラーバリエーションを比較してみましょう。まず上の写真がAirPodsMaxのカラーになります。全5色で、他メーカーと比べてもバリエーションが豊富なラインナップになっています。素材感を生かした印象の色味で、無機質でありながら、柔らかで上品な光沢感のあるカラーが揃っています。また現在のところ、オプションとして無料で絵文字ややテキスト、数字などを刻印することも可能です。すでに人気カラーは発売後、即3か月待ちの状態という情報があります。
それでは、次にBeats Studio3 Wirelessのカラーバリエーションを比較してみます。Beats Studio3 WirelessもAirPodsMax以上にカラーバリエーションが豊富で現在7色展開です。上の写真の4色はマッドな質感が魅力のホワイト、レッド、ブルー、マットブラックになります。
上の写真がミッドナイトブラックになります。マットなブラックにつややかなゴールドカラーが配されたバイカラー。ゴージャスで上品な印象ですが、ダンスミュージックにも似合いそうなイメージです。
そしてこちらがシャドーグレーです。こちらもグレーベースにゴールドとベージュ系を配されたバイカラーが特徴です。ブラックよりも軽やかな印象です。どことなく上品で、どんなファッションにもフィットしそうなカラーです。
こちらはレジスタンス・ブラックレッドです。とてもBeatsらしいブラックとレッドのバイカラー。ストリートテイストのファッションとも相性がよさそうです。いずれもこのバイカラーはアクセントにもなり、アクセサリーのような感覚で、ファッションアイテムのように扱える印象があります。
音質
次に音質についての比較です。AirpodsmaxはAirPodsの最上位モデルになり、Apple社独自設計のダイナミックドライバで原音に忠実なサウンドを体感できます。深みのある低音と正確な中音域、クリアで透明感のある高音が魅力で、クラッシックのような繊細な音源にも適した音質です。ユーザーの口コミには、ニュートラルで、音の解像度が高いという表現の記載もありました。また、まるで目の前で演奏しているかのような、臨場感のある音質というかなり高い評価があります。次にbeats Studio3 Wirelessはオーケストラなどの厚みのある音源に対しては、少々物足りなさを感じるユーザーの声もあるようです。ただダンス系、ロック、ポップスなどの音源に関しては、低音も高音もクリアで優れているという高評価なレビューが大変多く見られます。聞きたい音楽や、収録環境などでも相性のよいヘッドホンを選びたいですね。
機能性
それでは、次にAirpodsmaxとbeats Studio3 Wirelessの機能性に関しても詳しく比較していきましょう。特にAirpodsmaxは、発売されたばかりですし、Apple社独自設計の機能も多数ありますので、興味深いポイントです。
ノイズキャンセリング機能
それではノイズキャンセリング機能の比較していきます。まずAirpodsmaxに関してです。アクティブノイズキャンセリング機能、イヤーカップ内部にマイク1個でリスナーの聴いている音を測定し、外向きマイク3個で周囲の雑音を検知することで、ノイズをカットします。口コミによると、自然な感じで、周囲の音が聞こえなくなり静かになるので、違和感のない効果があるようです。そしてAirpodsmax独特のイヤークッションが耳元のフィット感がかなり高く、密閉度が高くなるので、外部の騒音をシャットアウトしてくれるというユーザーの声があります。ただ、全体的にはノイズ除去の機能性は他のメーカーと比べても同等くらいという声もあるようです。
Beats「studio」シリーズの第3世代studio3 wirelessはBeatsが独自開発した「ピュアアダプティブノイズキャンセリング(Pure ANC)テクノロジー」を搭載しています。外部環境音を継続的してモニタリングすることでノイズを遮断します。この機能は、studioシリーズ前モデルと比較するとかなり機能性が向上していて、他メーカーの高品質ヘッドホンと遜色ないレベルという評価です。そして人間工学に基く回転機能が特徴のソフトなオーバーイヤークッションで、快適なフィット感を生み出します。そのフィット感でノイズアイソレーション効果を発揮してくれるのです。これはAirpodsmax発売前の口コミになりますが、飛行機搭乗中に様々なヘッドホンを比較を試みたユーザーが、Beats studio3 wirelessが最も効果的な騒音軽減して感じた、という高評価している口コミもありました。
空間オーディオ搭載(beatsには×)
製品名 | AirPodsMax | Beats Studio3Wireless |
---|---|---|
メーカー | Apple | Beats(Apple) |
空間オーディオ | ◯ | × |
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次は空間オーディオに関しての比較です。空間オーディオとは、まるで映画館で音を聴いているようなダイナミックヘッドトラッキングを持った人を包み込むような3Dオーディオ機能のことで、臨場感のあるサウンドが楽しめます。ios14からAirPods Proで利用できるようになり、AirPodsMaxでも利用可能になります。この機能はBeatsを始め、他のメーカーのヘッドホンには搭載していません。AirPodsMaxのユーザーから、この空間オーディオに関して、とても高い満足感が得られるという高評価の口コミが見られます。「空間オーディオに、はまった」という口コミもありますので、Airpodsmaxを購入検討する大きなポイントになる機能性といえるでしょう。
外音機能(beatsには×)
製品名 | AirPodsMax | BeatsStudio3Wireless |
---|---|---|
メーカー | Apple | Beats(Apple) |
外音取り込み | ◯ | × |
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それでは、次に外音機能について比較してみます。こちらの機能に関してもAirPodsMaxは搭載されていますが、BeatsStudio3Wirelessには搭載されていません。これはヘッドホンを付けていても、周囲の音を聞くことができる機能です。ユーザーの口コミによりますと、AirPodsMaxの外部音取り込みモードは、周囲の音がはっきり聞こえるようになるのと、音楽はHomePodで聴いているような感覚になる、という高評価の口コミがあります。これはAirPodsMaxに搭載されているマイクがいかに高機能であるかが、実証されているといえるでしょう。
デザイン
では、デザインに関しての比較です。Airpodsmaxは、他のヘッドホンとは圧倒的に違うデザイン部分が、イヤーカップとヘッドバンドのキャノピーの存在です。イヤーカップは、洗練された曲線が無機質で美しい仕上がりになっています。ヘッドバンドのキャノピーもメッシュ素材。通気性や耐久性などの機能性を追求した素材選択かもしれませんが、Airpodsmaxのデザイン上でも大きな差別化になっています。ただ、このデザインに関して不評の声も多く出ているのも事実です。持ち運びに関しても、あまり便利とは言えない、という声もありますので、生活スタイルにもよりますが、室内でじっくり音楽やコンテンツを楽しむユーザーに適しているのかもしれません。
では、次にbeatsに関してです。Beats by Dr. Dreは、2006年にアメリカ音楽業界の大物インタースコープ・レコード会長のJimmy Iovine(ジミー・アイオヴィン)と、ラッパーでプロデューサーのDr. Dre(ドクター・ドレー)が設立したオーディオブランドです。ちなみにインスタ―スコープレコードとは、Lady GaGaやU2、50Centなどが所属する、ユニバーサル ミュージックの中心的レコードレーベルです。2014年にApple社の傘下に入りました。もちろんユーザーの音楽の好みもありますが、この背景を知るだけでも、Beatsの製品が、いかに高品質でファッショナブル、国内外で人気が高いのかが、納得できてしまいます。時折、アーティストとのコラボ商品の展開もあり、Beatsブランドならではの楽しみのひとつとなっています。数多くのセレブが愛用するブランドというのも頷けるところです。コンパクトに収納もできますので、日常使いでファッション性を重視したい方に、適している要素がたくさんあります。BeatsStudio3Wirelessのデザインに関しては、カラーバリエーションの項目でも紹介していますので、ご確認ください。
AirPodsMaxとBeats(Studio3 Wireless)の口コミ
ここまで、AirPodsMaxとBeatsのStudio3 Wirelessの特徴を詳しく見て、比較してきました。ご自身のお好みや希望の機能性に合いますでしょうか。では、次にAirPodsMaxとBeatsのStudio3 WirelessのTwitterでの口コミを見て、確認していきましょう。