iPhoneの写真アプリで、写真内の被写体を切り抜きできることを知っていますか?
切り抜きたい部分だけを長押しするだけで簡単に切り抜きできます。
この記事では、iPhoneの写真が切り抜きできない時の対処法や条件などを紹介します。
iPhoneで写真の切り抜きをする方法
iPhoneではカメラや周辺機能が年々進化しています。
撮影した写真の被写体を切り抜きできる機能も備わっています。
iPhoneの写真アプリで写真を切り抜きする方法を見ていきましょう。
写真を切り抜いて保存する方法
iPhoneの写真アプリで写真の一部を切り抜きする手順は以下のとおりです。
- 「写真アプリ」を開く
- 切り抜きたい写真を選択
- 切り抜きたい被写体を長押しする
- 切り抜きした被写体を長押ししたまま「メモアプリ」を開く
- 切り抜きした写真をドロップする
iOS16以降のOSを搭載していれば切り抜きは可能です。
気になる方は是非やってみてください。
写真を切り抜いて別のアプリで貼り付ける方法
写真アプリで切り抜きした写真の一部は、メモアプリ以外のアプリにも貼り付けが可能です。
- LINE
- X
- Googleの画像検索
- ChatGPT
など、さまざまなアプリにもドラッグできます。
方法は、メモアプリに貼り付けた方法と同様です。
切り抜きだけでも試してやってみてください。
iPhoneの写真で切り抜きできない時にチェックすべきポイント
iPhoneの写真の切り抜きは、iOS16以降のiPhoneであれば可能ですが、それ以外にも切り抜きできない条件があります。
自身のiPhoneで写真が切り抜きできない時には、紹介するポイントをチェックしてみてください。
- iOSとiPhoneのモデル
- Live Photos
- 切り抜きしようとしている写真の被写体のサイズ
- 被写体と背景の境界がわかりにくい
- 切り抜きに対応していない写真
それぞれ詳しくみていきましょう。
iPhoneの写真が切り抜けない原因
その前に、iPhoneの写真を切り抜きできない原因を見ておきましょう。
- 切り抜きの機能を使える条件を満たしていない
- 写真の形式によっては非対応
- 被写体と背景の境界がわかりにくい
- アプリのバグ
など、さまざまな原因が考えられます。
切り抜きできないのが、条件を満たしていないのか、不具合なのかしっかりと見極めが必要です。
iOSとiPhoneのモデル
iPhoneで写真の切り抜きをするには、iOS16以降のiOSにアップデートしておく必要があります。
ただ、iOS16になっていればどのモデルのiPhoneでも写真の切り抜きができるわけではありません。
切り抜きできないiPhoneのモデルは以下のとおりです。
- iPhone8/8 Plus
- iPhoneX
iOS16にアップデートしているかつ、A12Bionic以降のチップを搭載しているiPhoneのみ写真の切り抜きが可能です。
iPhoneだけでなくiPadも切り抜きは可能なので、同じ条件のiPadを持っていたら試してみてください。
Live Photos
Live Photosで撮影した写真は切り抜きできない仕組みです。
Live Photosとは、撮影した写真の前後1.5秒の映像を保存してくれる撮影形式で、特別な形式で写真として保存されます。
Live Photos以外で撮影した写真で切り抜きができないかもチェックしてみましょう。
ちなみに、切り抜きできる写真の対応形式はJPEGやPNGなので、Live Photosの写真を変換して試してみるのもおすすめです。
切り抜きしようとしている写真の被写体のサイズ
iPhoneで撮影した写真の一部を切り抜きするので、切り抜きする被写体のサイズが小さすぎると切り抜けない仕組みになっています。
他の写真で、切り抜きの被写体のサイズが違うもので試してみましょう。
それでもできない場合は他に原因を探ってみるのがおすすめです。
被写体と背景の境界がわかりにくい
背景と切り抜きたい被写体の境界がわかりにくいと切り抜きできない可能性があります。
システムの判断なので、どれくらいの境界だと切り抜けるのかはわかりませんが、境界をはっきりした写真を撮影して切り抜きしてみましょう。
切り抜きに対応していない写真
iPhoneで撮影した写真だからといってすべての写真を切り抜きできるわけではありません。
切り抜けない写真の例は以下のとおり。
- 風景
- 同じような被写体が並んでいる
- 影
など、これらは被写体であっても切り抜きできないので注意しましょう。
iPhoneの写真で切り抜きできない時の対処法
iPhoneの写真を切り抜きできない時の対処法を見ていきましょう。
- iPhoneを再起動する
- ソフトウェアアップデートする
- サードパーティ製のアプリを使う
- Appleサポートへ問い合わせる
詳しく見ていきましょう。
iPhoneを再起動する
iPhoneの一時的なエラーで写真が切り抜きできない場合は、再起動で改善する場合があります。
iPhoneは精密機器なので、使っていると原因不明のエラーが発生することがあります。
iPhoneを再起動することで、一時的なエラーであれば改善するので試してみてください。
- 「設定アプリ」を起動
- 「一般」をタップ
- 「システム終了」をタップ
- 「スライドで電源オフ」に沿ってスライド
電源が完全に落ちたら、電源ボタンを長押しして起動して写真の切り抜きを試してみて下さい。
ソフトウェアアップデートする
先述した通り、写真の切り抜きはiOS16以降になっていないと行えません。
- 「設定アプリ」を起動
- 「一般」をタップ
- 「ソフトウェアアップデート」をタップ
- 最新バージョンがリリースされていればアップデートする
iPhoneの写真アプリを使っている場合、App Storeでのアプリの最新版はリリースされません。
写真アプリの不具合の場合はiOSのアップデートが必要になるので覚えておきましょう。
サードパーティ製のアプリを使う
iPhoneの純正写真アプリで切り抜きできない場合は、サードパーティ製の写真加工アプリを使うのもおすすめです。
- YouCam Perfect
- PhotoRoom
- Meitu
- Picsart
- PhotoLayers
など、さまざまな切り抜きアプリがApp Storeからリリースされています。
自分が使いやすいアプリを探してみるの楽しいので、ぜひ探してみてください。
Appleサポートに問い合わせる
iPhoneで写真を切り抜きできない原因が特定できない場合、Appleサポートに問い合わせてみるのもおすすめです。
Appleサポートは待ち時間が長く、つながりにくいので問い合わせするだけでもストレスに感じる方もいるかもしれません。
そんなときは、Webページから問い合わせるとチャットでも相談できる場合があります。
チャットであれば、時間はかかるかもしれませんが、電話がつながるまでの待つ時間なく相談できます。
Appleサポートなら専門的なスタッフが対応してくれるので、何かしらの対応策を聞いてみるのもおすすめです。
まとめ
この記事では以下のことを紹介してきました。
- iPhoneで写真の切り抜きをする方法
- iPhoneで写真を切り抜きできない時にチェックするポイント
- iPhoneで写真を切り抜きできない時の対処法
iOS16以降かつiPhoneXSなら写真の切り抜きは可能です。
切り抜きできない場合は、切り抜くための条件を満たしていなかったり写真の形式が非対応の可能性があります。
切り抜けない時は、条件のチェックや紹介した対処法を是非試してみてください。