iPadは使用できませんiTunesに接続と表示された時の対処法

ロック解除を特定の回数間違えてしまうと「iPadは使用できません」と表示されることがあります。この状態では、パスコードの入力自体できなくなってしまい非常に困ります。この記事では、メッセージが表示されてしまう原因と、その対処法を紹介していきます。

【iPadは使用できませんiTunesに接続】表示される原因

パスコード忘れ

「iPadは使用できません」と表示されロック解除ができなくなった場合、パスコードを連続して複数回、間違えて入力してしまったことが原因です。

Apple製品では高いセキュリティレベルを保持するため、一定回数以上パスコードを間違えると、ロック解除ができないように制限がかかります。

例え、パスコードを忘れてしまった場合でも、複数回試して間違えてしまうと制限がかかってしまいます。制限は時間経過で解除されますが、その後また間違えてしまうと再度制限がかかります。回数を重ねるごとに制限が厳しいものになりますので、注意してください。

10回以上パスコードを間違えてしまった場合、「iPadは使用できません」に加え「iTunesに接続」のメッセージが表示され、時間経過での制限解除は行われなくなります。

画面の誤操作によるパスコードの誤入力

画面を誤って操作してしまった場合も、パスコード忘れと同じように回数によって使用制限が科せられます。特に英数字などのパスコードを使用している場合、誤入力が起こりやすいです。制限がかかってしまった場合は、慌てずに正確に入力しましょう。

パスコードとは?

画面ロックのパスコード

「iPadは使用できません iTunesに接続」が表示された際は、「画面ロックのパスコード」を間違って入力してしまったことが原因です。

「画面ロックのパスコード」とはデバイス内のデータやプライバシーを保護するための暗証番号で、デバイスを起動した際に入力を求められます。入力されたものが正しいパスコード出なければホーム画面に進めません。

パスコードは多くの場合、iPadのアクティベートを行う際に設定を求められます。また、アクティベート後からでも環境設定アプリで変更・設定ができ、6桁の任意の数字でパスコードを決めることができます。カスタマイズ設定をしている場合は、6桁以上・英数字を含めた文字列を設定することもできます。

なお、「画面ロックのパスコード」と「AppleIDのパスワード」は別のものですのでお気を付けください。

何度かは間違えても再入力可能

パスコードを間違えてしまった場合でも、5回連続までなら問題ありません。しかし、6回目以降からはペナルティが科せられます。

6回目は1分間の使用制限がかかり、制限が解除されるまでパスコードの再入力が不可能になります。その後は回数を重ねるごとに制限の時間が伸びていきます。具体的な制限の時間は以下の通りです。

  • 6回目:1分間の使用制限
  • 7回目:5分間の使用制限
  • 8回目:15分間の使用制限
  • 9回目:60分間の使用制限
  • 10回目:60分間の使用制限

設定によっては10回誤入力で初期化される

パスコードの設定において「データを消去」の項目を設定している場合、パスコードを10回間違えた際にデバイスのデータが自動的に削除されます。

また、この項目を設定していない場合にはデータの削除は行われないものの、ロックを解除することは不可能で、単体でデバイスを復元することもできません。コンピュータに接続して初期化する必要があります。

【iPadは使用できませんiTunesに接続】表示された時の対処法

iTunes(Windows)に接続して初期化が必要

「iPadは使用できませんiTunesに接続」が表示された際は、iPad単体での初期化は不可能で、PCのiTunesを使用する必要があります。

また、通常通りに接続するだけでは初期化できず、後述の「リカバリーモード」を使用する必要があります。

Macの場合はFinderアプリで初期化が可能

macOS Catalina以降を使用している場合、Finderから初期化の操作を行うことができます。

Macにデバイスを接続すると、Finderウィンドウのサイドバー内にデバイス名が表示されます。クリックするとデバイスの設定画面に進めます。以降はWindowsと共通です。

バックアップを取ることは不可

過去にiTunesやiCloudなどにデバイスのバックアップを取っていた場合は、初期化した後バックアップデータを復元することで、バックアップ当時の状態に戻すことが可能です。

しかし、「iPadは使用できません iTunesに接続」の状態で新たにバックアップを取ることは不可能なので、過去にバックアップを取っていなかった場合、デバイスのデータは全て諦めるしかありません。

【iPadは使用できませんiTunesに接続】初期化する手順

iTunesをPCにインストールする

PC(Windows)の場合iTunesが必要になります。iTunesは下記のリンクからダウンロードすることができます。

https://www.apple.com/jp/itunes/

インストール後はデスクトップに生成されたショートカットアイコンから起動できます。

また、MacでmacOS Catalinaよりも前のバージョンを使用している場合は、Finderからの初期化はできませんので、Windowsと同様iTunesを使用してください。

PCと接続する

「iPadは使用できません iTunesに接続」の状態になった端末を初期化する場合、リカバリーモードを使用する必要があるため、以下の手順でPC/Macに接続します。

ホームボタン搭載のiPadでの手順

  1. サイドボタン(端末によっては上部)を長押しして、電源オフスライダを表示する。
  2. 電源オフスライダをスワイプしてiPadをシャットダウンする。
  3. ホームボタンを押しながら、PC/MacにUSBケーブルで接続する。
  4. リカバリーモードの画面に変わるまで、そのままホームボタンを押し続ける。

Face ID搭載のiPadでの手順

  1. 上部のボタンと音量調節ボタン(どちらか片方)を同時に長押しして、電源オフスライダを表示する。
  2. 電源オフスライダをスワイプしてiPadをシャットダウンする。
  3. 上部のボタンを押しながら、PC/MacにUSBケーブルで接続する。
  4. リカバリーモードの画面に変わるまで、そのまま上部のボタンを押し続ける。

リカバリーモードにして初期化する

接続が完了すると、iTunes(Macの場合はFinder)に「更新または復元を必要としているiPad”(端末名)”に問題があります。」と表示されます。

「iPadを復元」を選び、リカバリーモードを開始します。

リカバリーモードを開始すると、iTunesによってデバイスのソフトウェアがダウンロードされ、再起動を繰り返しながら初期化と端末の復旧が行われます。

注意点として、リカバリーモードの最中は絶対にPCとの接続を解除しないでください。

解除してしまった場合、正常に初期化・復旧が行われず、故障の原因となる可能性があります。

アクティベーションロックの画面が表示された場合

「iPhoneを探す」を有効にしている端末の場合、リカバリーモードが途中で止まり「アクティベーションロック」の画面が表示されることがあります。これは本来端末を紛失した際に、第三者に使用されないようロックをかける機能です。

Apple IDとそのパスワードを入力し、アクティベーションロックを解除することでリカバリーモードを再開できます。

万が一Apple IDのパスワードがわからなくなってしまった場合、パスワードのリセット・再設定をする必要があります。下記のリンクからパスワードのリセットが行えます。https://iforgot.apple.com/password/verify/appleid

アクセスしたら、Apple IDを入力し「続ける」をクリックします。「パスワードをリセット」にチェックを入れ、「続ける」をクリックします。

リセットの方法を問われるので、「メールを受け取る」または「セキュリティ質問に答える」のどちらかを選択します。※セキュリティ質問はあらかじめ自分が選んだ質問とその回答を入力するものです。

「メールで受け取る」を選んだ場合、Apple IDに設定されているメールアドレス宛に、パスワードリセットのためのメールが送信されます。メール本文内に記載された「今すぐリセット」のリンクをクリックし、リセットのためのページへアクセスします。

アクセスしたら、新しく決めたパスワードを入力し「パスワードをリセット」をクリックします。

「お客様のアカウントに移動します」をクリックした後、Apple ID、新しく設定したパスワード、セキュリティ質問を入力しサインインします。問題なくサインインできていれば完了です。

初期化後にバックアップがあればデータの復旧をする

 

過去にiPadのバックアップを取っていた場合、初期化後に復元することができます。

iCloudでバックアップを取っていた場合

初期化後にiPadを起動すると、アクティベート画面が表示されます。

画面に従って初期設定を進め、「Appとデータ」の画面で「iCloudバックアップから復元」を選択します。バックアップを取っていたアカウントのApple IDとパスワードを入力しログインすると、バックアップからの復元が開始されます。

なお、iCloudからの復元はWi-Fi接続を使用します。Wi-Fiに接続できる環境で、充電をした状態で作業しましょう。

iTunesでバックアップを取っていた場合

はじめに、USBケーブルでPC/Macに接続します。

初期化後のiPadを起動するとアクティベーション画面が表示されるので、画面の指示に従い初期設定を進めます。「Appとデータ」の画面まで進んだら「iTunesバックアップから復元」を選択します。

もし、初期設定を終えた後にバックアップデータから復元したくなった場合は、同様にPC/Macに接続した後、iTunes内のサイドメニューから「概要」を選択し「バックアップを復元」をクリックすることで復元可能です。