皆さんはiPhoneのウィジェットで追加できないアプリがありませんか?
今回はiPhoneのホーム画面、ロック画面のウィジェットでアプリが追加できない原因を解説していきます。
追加する方法についても紹介しているのでぜひ最後までご覧ください。
目次
iPhoneでウィジェットに追加できないアプリ、出せない原因は?
iPhoneのホーム画面やロック画面にウィジェットが追加できないのには原因があります。
この章では追加できない原因について紹介していきます。
ホーム画面にウィジェットを追加するにはiOS 14以降が必要
ホーム画面にウィジェットを追加できない原因はiOS 14以降のバージョンにアップデートされていないことです。
ホーム画面のウィジェットはiOS 14で追加されたため、iOS14以前では使うことができません。
iOS 14になっているか確認する方法は以下です。
- 設定アプリを開きます。
- 一般→情報を開きます。
- iOSバージョンが14.0以降になっているか確認します。
iOS 14以前の場合はソフトウェアアップデートをすることでウィジェットを使えるようになります。
- 設定アプリを開きます。
- 一般→ソフトウェアアップデートを開きます。
- アップデートするバージョンが14.0以降になっているか確認します。
- 「ダウンロードしてインストール」または「今すぐインストール」をタップすることでアップデートができます。
iOS 14に対応していないiPhoneではウィジェット機能を使用することができないので買い換える必要があります。
iPhone 12以降は購入時からiOS 14以上が搭載されています。
- iPhone 11 / Pro / Pro Max
- iPhone XS / Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8 / Plus
- iPhone 7 / Plus
- iPhone 6s / Plus
- iPhone SE 第1世代 / 第2世代
- iPod touch 第7世代
上記より古いiPhoneではiOS 14はインストールできませんので、ホーム画面のウィジェットは使えません。
ロック画面にウィジェットを追加するにはiOS 16以降が必要
ロック画面にウィジェットを追加できない原因はiOS 16以降にアップデートされていないことが考えられます。
ロック画面へのウィジェットの追加はiOS 16で追加された機能なのでiOS 16以前のバージョンでは使えません。
iOS 16になっているか確認する方法は以下です。
- 設定アプリを開きます。
- 一般→情報を開きます。
- iOSバージョンが16.0以降になっているか確認します。
iOS 16以前の場合はソフトウェアアップデートをすることでウィジェットを使えるようになります。
- 設定アプリを開きます。
- 一般→ソフトウェアアップデートを開きます。
- アップデートするバージョンが16.0以降になっているか確認します。
- 「ダウンロードしてインストール」または「今すぐインストール」をタップすることでアップデートができます。
iOS 16に対応していないiPhoneではロック画面のウィジェット機能を使用することができないので買い換える必要があります。
iPhone 14以降は購入時からiOS 16以上が搭載されています。
- iPhone 13 / mini / Pro / Pro Max
- iPhone 12 / mini / Pro / Pro Max
- iPhone 11 / Pro / Pro Max
- iPhone XS / Max
- iPhone XR
- iPhone X
- iPhone 8 / Plus
- iPhone SE 第2世代以降
上記より古いiPhoneではiOS 16はインストールできませんので、ロック画面のウィジェットは使えません。
iPhoneのアプリが最新版になっていない
iPhoneにインストールされているアプリのバージョンが古いとウィジェットを追加できないことがあります。
基本的にウィジェットの追加はアプリのアップデートによって対応されるので、アプリのアップデートをしたことがない人は一度確認してみるとよいでしょう。
以下の方法でアプリを最新バージョンにアップデートすることができます。
- AppStoreを長押しして「アップデート」を選択します。
- ページを下に引っ張り上部の歯車が回転したら指を離します。
- 「すべてアップデート」またはアプリ個別に「アップデート」をタップします。
iPhoneのアプリがウィジェットに対応していない
iPhoneのアプリがウィジェット機能を提供していない場合はそのアプリのウィジェットを追加できない仕組みです。
ウィジェット機能を提供するかどうかはアプリ開発者が実装するかどうかにかかっているのです。
ウィジェット機能を提供していないアプリはウィジェット追加の画面でアプリが表示されません。
多くのアプリがウィジェット機能を提供していますが、中にはウィジェット機能を提供していないアプリもあるので注意が必要です。
ロック画面でウィジェットが表示されない設定
iPhoneがロックされている時にウィジェットの内容が表示されない場合は、ロック中にウィジェットが表示されない設定になっている可能性があります。
他人にウィジェットの情報が見られる可能性があるため、追加したウィジェットの内容を他人に見られたくないという場合は表示されないようにしておくとよいでしょう。
ロック中でもウィジェットを表示させるようにする設定は以下です。
- 設定アプリを開きます。
- 「Face IDとパスコード」を開きます。
- パスコードを入力します。
- ロック中にアクセスを許可の項目にある「ロック画面のウィジェット」をオンに変更します。
iPhoneでウィジェットにアプリを追加する方法とは?
この章ではiPhoneのホーム画面、ロック画面にウィジェットを追加する方法を解説します。
ホーム画面にウィジェットを追加する方法
- ホーム画面の何もない場所を長押ししてアイコンが震える編集モードにします。
- 左上の「+」ボタンをタップします。
- ウィジェットを検索できる画面が表示されるので、追加したいウィジェットを探します。
- アプリをタップして、ウィジェットのサイズを選択します。
- 「ウィジェットを追加」をタップするとホーム画面にウィジェットを追加することができます。
ロック画面にウィジェットを追加する方法
- iPhoneのロック画面、または通知センターを開いた状態で何もない場所を長押しします。
- ウィジェットを追加したい壁紙を選択して「カスタマイズ」をタップします。
- 「ロック画面」を選択します。
- 時計の下にある「ウィジェットを追加」をタップします。
- ウィジェットを追加の画面が表示されるので、追加したいアプリのウィジェットを選択します。
- アプリをタップして、ウィジェットサイズを選択します。
- ウィジェットの追加ができたらウィジェットを追加の横の「×」ボタンをタップします。
- 最後に右上の「完了」をタップします。
iOS 17のホーム画面ではインタラクティブウィジェットに対応
iOS 17ではホーム画面のウィジェットがインタラクティブウィジェットに対応しました。
iOS 17以前のウィジェットでは情報の表示にしか対応していなかったため、ウィジェットをタップするとそのアプリが起動するようになっていました。
インタラクティブウィジェットでは、アプリを開かずにウィジェット上で操作を完結することができます。
例えばミュージックアプリではウィジェット上の再生・一時停止ボタンを押せば、ミュージックアプリを開かずに再生や一時停止といった操作をすることができます。
リマインダーのウィジェットではアプリを開かずにタスク完了のチェックをすることができます。
まとめ
今回はiPhoneでウィジェットに追加できないアプリやウィジェットを出せない時の原因について紹介しました。
ホーム画面にウィジェットを追加するにはiOS 14以降が必要なります。
iOS 14に対応するiPhoneはiPhone 6s以上であることが必要です。
ロック画面にウィジェットを追加するにはiOS 16以降が必要になります。
iOS 16に対応しているiPhoneはiPhone 8 / X以上であることが必要です。
設定→一般→ソフトウェアアップデートからiOSのアップデートが可能です。
また、iPhoneのアプリバージョンが古い場合もウィジェットが追加できない原因の1つです。
iPhoneアプリの中にはそもそもウィジェット機能を提供していないアプリもあります。
ロック画面でウィジェットの内容が表示されない場合は設定によって表示されないようになっていることが原因です。
設定→Face IDとパスコード→ロック画面のウィジェットをオンにすることで表示することができるようになります。
記事の後半ではiPhoneでウィジェットを追加する方法を紹介しました。
ホーム画面とロック画面でウィジェットの追加方法がまったく違うので自分がどちらにウィジェットを追加したいのか注意が必要です。
iOS 17ではホーム画面のウィジェットにインタラクティブウィジェットが追加されてアプリを開かずに操作できる便利な機能が使えるようになっています。
この記事を参考にウィジェットが追加できない原因を解消してウィジェットを使いこなしてみてください。