iPhoneを使う上で欠かせない存在なのが、App Store。そんなApp Store突然接続ができない、遅い、真っ白になり使えないときの対処方法をご紹介します。
iPhoneといえば豊富なアプリと言えるくらい、App Storeとそこからダウンロードできる便利なアプリ達は、私達の生活になくてはならないものになりつつあります。
でも、そんなApp Storeが使えなくなってしまったら、かなり困りますよね。
そこで今回は、App Storeが使えなくなってしまった、具体的には画面が真っ白になってしまったときの対処方法をまとめました。
この記事の目次
AppStore Top25にアクセスできない原因
AppStoreの表示のホワイトアウトは、実は結構よく起こるバグ。原因をまとめるとこのようになります。↓
- AppStoreアプリの読み込みエラー。
- iPhoneの日付・時刻の設定が間違っている。
- iOSのバージョンが最新ではない。
- AppleIDアカウントの認証エラー。
- AppStore自体のサーバー落ち / システム障害。
- iPhoneのキャッシュの蓄積。
App Store以外からはダウンロードできないの?
まずはじめに、iPhoneのアプリになぜApp Storeを使わなければならないのかを確認しましょう。
Androidスマートフォンを使ったことがある方ならわかると思いますが、AndroidではiPhoneのApp Storeに当たるGoogle Playの他に、Amazonなど複数の企業がアプリストアを展開しています。
また、PCのフリーソフトと同様に、アプリ製作者が自分のHPからダウンロードできるようにしていることもあります。
このように、iPhoneのライバルであるAndroidでは、複数のストアやサイトから自由にアプリをダウンロードすることができるのです。
しかし、この方法は便利な反面、セキュリティ面のリスクが高くなりやすいという欠点もあります。
例えば、悪意をもった人がアプリストアを模したサイトを用意して、そこでウィルスソフトを配布することもできてしまうのです。
こうした事態を防ぐため、iPhoneではAppleの審査を通過したアプリのみ公開できるApp Storeに絞り、それ以外からは原則アプリをインストールできないようにしています。
もちろん、それでも稀にAppleの審査をくぐり抜けてくるケースはあるのですが、自由にどこからでもダウンロードできてしまうよりは、ずっと安全性が高いといえるでしょう。
App Storeの画面が真っ白
そんなApp Storeですが、使っていると稀に画面が真っ白になり、アプリのダウンロードができなくなってしまうことがあります。
そんなときは、次の対処方法を試してみてください。
1.AppStoreアプリのキャッシュをクリアする
まず初めに試してもらいたいのがこの方法。AppStoreの情報(特にランキング)は頻繁に情報更新されますが、最新データの読み込みがうまく行かずホワイトアウトすることが多いようです。
この場合にはAppStoreアプリ下に表示されているのどれか一つを10回以上連続タップ(!)すると、読み込み
が開始し、表示されます。
が表示されたまま、読み込みが完了しない時はマルチタスクから一度AppStoreを閉じ、ホーム画面からAppStoreアプリを再度起動します。
2.iPhoneを再起動する
まずはじめに試して頂きたいのは、iPhoneを再起動する方法。
App Storeの不具合にかぎらず、大抵の軽微な不具合は再起動で改善することが多くあります。
本体の不調から通信回線(Wi-Fiなど)への接続不良まで、幅広い不具合の対処療法として有効です。
3.機内モードになっていないか確認する
iPhoneが機内モードになっていると、通信ができないのでApp Storeの画面が表示できないことがあります。
飛行機搭乗時に電波を出さないようなモードなので、ネットに繋がらなくなる=App Storeに接続できなくなるわけです。
この機内モード、最近では簡単な操作でON/OFFが切り替えられるので、自分で操作していなくても、ポケットの中で何かの拍子にONになってしまっていることがあります。
気になる方は、手帳型のケースを使って誤作動を防ぐのもオススメです。
4.ネットに接続できているか確認する
これも機内モードと似たようなケースですが、携帯回線(モバイルデータ通信)やWi-Fi
の不調で、うまくネットに接続できず、App Storeの画面が真っ白になってしまうことがあります。
対処方法は簡単。
以下のチェックポイントを1つずつ調べてみてください。
Wi-Fiを使っている場合
- Safariを起動して、Googleが正常に表示されるか確認する。
- Yahooなど、Google以外のページでもOK。
- この作業で、ネットに接続できていないのか、App Store側の問題なのかを切り分けます。
- PCやiPadなどをもっていれば、それを同じWi-Fiに繋ぎ、正常に通信できるか確認。
- 設定>Wi-Fiを開き、正しいSSIDに接続しているか確認する
- 屋外では様々なWi-Fiの電波が飛び交っているので、稀に意図するものと異なるSSIDに勝手に接続してしまっていることがあります。
- 設定>Wi-FiからWi-FiをOFFにする
- コントロールセンターから同じ操作をしてもOK
- 10秒以上待つ
- 設定>Wi-Fiから再度Wi-FiをONにする
- 接続できるか確認
Wi-Fiを使っていない場合
- 設定を開く
- 一覧最上段にある「機内モード」
をONにする
- 10秒以上待つ
- 再度、設定から「機内モード」
をOFFにする
- 画面左上に「通信キャリア名(docomo/au/SoftBank)」と「4G(またはLTE)」の表示が出ていることを確認する
- App Storeに接続できるか確認する
5.日付・時刻・時間帯が正しいか確認する
iPhoneに設定されている日時が間違っている場合にはAppStoreアプリの動作に支障がでることがあります。
- 設定
アプリを開く。
- 一般 > 日付と時刻をタップ。
- 自動設定をOffにし、再度Onにする。
6.AppleIDサインアウト・サインインしなおす
iPhoneのアプリはすべてAppleIDと関連づけられているため、AppleIDの認証がエラーになっている時にはAppStoreの読み込みがエラーになることがあります。この場合にはAppleIDにログインしなおすことで認証エラーを解消できます。
設定 >iTunes StoreとApp Store > IDタップ > サインアウト > 再度サインイン
App Storeに不具合がないか確認する
App Storeに接続できない場合、何も自分のiPhoneや回線側に問題があるとは限りません。
これも時々あるケースですが、App Storeのサーバーが混み合っていたり、ダウンしていることがあります。
混雑しやすいケース
iOSやMacOSのメジャーアップデートの初日
これは言わずもがな。iOSやmacOSのメジャーアップデート(9.0→10.0のように、バージョンが大きく変わること)のときには、どうしてもアクセスが集中して繋がりづらくなります。
iOSのマイナーアプデートで、比較的変更点の大きいものが配信された時。
上記のメジャーアップデートほどでないものの、比較的変更点の多いマイナーアップデートが行われた時も、サーバーが混雑する場合があります。
見分け方
サーバーの混雑やダウンをきちんと見分ける方法はありませんが、Twitterの検索機能を使って「App Store ダウン」といったキーワードで検索してみると、他の人も同じ状況に陥っているかどうかの目安になります。
混雑やダウンしてすぐの頃はTwitterにも情報が上がりにくいので、少し時間を置いてからの方が検索しやすいでしょう。
対処方法
App Storeのサーバー側に問題がある場合、こちらでできることは何もありません。
状況が改善するまで、ひたすら待つのみです。
まとめ:ダウンしても慌てない余裕が大切
というわけで、今回はApp Storeの画面が真っ白でダウンロードやアップデートができない場合の対処方法をご紹介しました。
いつも使っているApp Storeが真っ白になると慌ててしまいますが、まずは落ち着いて、この記事でご紹介した方法を試してみてください。
なお、こうした方法を行っても一向に改善の兆しが見えない場合、iPhoneそのものに何か重大な問題が発生している可能性もあります。
その時は、AppleのHPからサポート窓口に問い合わせてみてくださいね。
それでは、快適なiPhoneライフを♪