iPhone15はモデルによってリフレッシュレートが違います。
ディスプレイが更新される回数が変わるリフレッシュレートですが、高くなることで画面が滑らかに動きます。
この記事では、iPhone15のリフレッシュレートについて紹介します。
目次
iPhone15シリーズのリフレッシュレート
まずは、iPhone15のリフレッシュレートについて見ていてきましょう。
iPhone15では、iPhone15/PlusとiPhone15 Pro/Pro Maxでリフレッシュレートが違います。
iPhone15の購入を検討している方はしっかりと理解しておきましょう。
※iPhone15シリーズの新機能についてはこちらの記事で紹介しています。
iPhone15 Pro/Pro Maxは可変で最大120Hz
iPhone15 Pro/Pro Maxでは、ProMotionテクノロジーという技術を採用したディスプレイを搭載しているので最大で120Hzのリフレッシュレートを実現できます。
ProMotionテクノロジーを採用することで、リフレッシュレートを必要に応じて可変できます。
ゲームや動画などは高いリフレッシュレートを実現し、ホーム画面など高いリフレッシュレートを必要としない場合は10Hzまで自動で下げることができます。
iPhone15/Plusは固定60Hz
iPhone15/Plusに2つのリフレッシュレートは固定で60Hzです。
iPhone15 Pro/Pro Maxと違い、固定で60Hzなので、どの場面でもリフレッシュレートは60Hzです。
そもそもリフレッシュレートって何?
リフレッシュレートについても軽く触れておきましょう。
リフレッシュレートはディスプレイが1秒間に更新できる枚数
リフレッシュレートとは、ディスプレイが1秒間に画像を更新できる枚数のことです。
- 120Hz:120枚/秒
- 60Hz:60枚/秒
リフレッシュレートが高くなることで、ディスプレイが1秒間に更新できる枚数が多くなり、動画などが滑らかに映し出せます。
勘違いしがちなのは、リフレッシュレートが高いことが画質が良くなるという点です。
「高リフレッシュレート=高画質」ではないので注意しましょう。
フレームレート(fps)との違い
フレームレート(fps)とは、1秒間に静止画を何枚映し出せるのかの数です。
フレームレートはリフレッシュレートと似た言葉ですが、意味合いが違うので覚えておきましょう。
高リフレッシュレートのメリット
では、iPhone15に限らずリフレッシュレートが高くなることで得られるメリットを紹介します。
画面が滑らかに動く
高リフレッシュレートのメリットは、画面が滑らかに動く点です。
ゲームをよく遊ぶ方にはリフレッシュレートは画面がより滑らかに動くようになるので重要です。
特に音楽系のゲーム(以下:音ゲー)は、少しのズレなどがスコアに直結するため、リフレッシュレートの高いiPhoneやスマホを求める傾向にあります。
目が疲れにくくなる
iPhone15などのスマホのリフレッシュレートが高くなることで、目が疲れにくくなるというデータが出ています。
わかりやすく言うと、1秒間に更新する枚数が多くなり、画面のチラつきが減ることで目が疲れにくくなると言われています。
高リフレッシュレートのデメリット
では、iPhone15などのスマホが高リフレッシュレートになることでのデメリットも見ていきましょう。
バッテリーの消費が早くなる
リフレッシュレートに限ったことではありませんが、iPhone15などでは機能として負荷がかかるようなものがあるとバッテリーの消費が早くなります。
リフレッシュレートでも同様で、iPhone15 Pro/Pro Maxを120Hzのリフレッシュレートで動かしているとバッテリーに減りも早くなるので注意しましょう。
アプリが対応していない(ProMotionテクノロジーのみ)
iPhone15 Pro/Pro Maxなどに備わっているProMotionテクノロジーのみですが、アプリ側が対応していないと120Hzのリフレッシュレートを実現できません。
なので、iPhone15 Proを使っていてもアプリ側が60Hzだと、最高でも60Hzまでしかリフレッシュレートを出せないので注意が必要です。
iPhone15 Proを購入する前に、使いたいアプリが120Hzに対応しているのかも必ずチェックしておきましょう。
価格が上がる
高リフレッシュレートを実現できるスマホは、高機能なのでスマホ本体の価格が上がります。
iPhone15を見てもわかるように、フラッグシップモデルのiPhone15 Pro/Pro Maxでし120Hzのリフレッシュレートは実現できません。
価格に見合っただけの見返りを受けられるのかもしっかりとチェックが必要です。
【iPhone15 Pro/Pro Max】リフレッシュレートの変更手順
では、iPhone15 Pro/Pro Maxでリフレッシュレートを変更する手順を紹介します。
- 「設定アプリ」を起動
- 「アクセシビリティ」をタップ
- 「動作」をタップ
- 「リフレッシュレートの制限」を有効にする
- 「カスタマイズしたリフレッシュレート」を選択
iPhone15 Pro/Pro Maxでこの設定を見直すことで、最大で60Hz(30Hzや10Hzにも可能)に設定できます。
iPhone15 Pro/Pro Maxは可変リフレッシュレートなので、環境に応じて自動で設定した最大のリフレッシュレートを実行してくれます。
どんな人に120Hzのリフレッシュレートが必要?
最後に、iPhone15の購入を検討している方に向けて、どんな人に120Hzのリフレッシュレートが必要なのかを紹介します。
iPhoneで3Dゲームを遊びたい人
iPhone15で3Dゲームを遊びたいと考えている方には120Hzのリフレッシュレートがおすすめです。
iPhone15 Pro/Pro Maxでは、Play Station向けに開発されたソフトが遊べるようになりつつあります。
今まではゲーム機を買わないとプレイできなかったタイトルを、iPhoneがあればどこでも遊べるようになる時代が近づきつつあります。
3Dゲームをプレイするには、120Hzのリフレッシュレートの方が画面が滑らかでストレスもなくなるので、自体以外の場所で3Dゲームを遊びたい方は高リフレッシュレートのiPhone15 Proをおすすめします。
目の疲れが気になる人
スマホを長時間見ざるを得ないような方やスマホを使っているときに、短い時間でも目が疲れたと感じる方にもiPhone15 Pro/Pro Maxはおすすめです。
眼精疲労は、体のさまざまな部分にも悪影響を及ぼすと言われています。
目が原因だと思われる体の不調を感じているなら、iPhone15 Pro/Pro Maxに変えてみてもいいかもしれません。
まとめ
iPhone15シリーズのリフレッシュレートや高リフレッシュレートのメリット・デメリットなどを紹介してきました。
現在iPhoneが120Hzのリフレッシュレートに対応しているのはProモデルのみです。
iPadでもProシリーズのみProMotionを搭載し、120Hzのリフレッシュレートを実現できます。
iPhone15の購入を検討している方は、ゲームにも使う予定があるならリフレッシュレートも気にしてみてください。