ツイキャスで配信するならOBS Studio！設定方法を解説

2023年4月27日

しかしキャプチャーボードはすべてのゲームに対応しているわけではありません。

対応していないゲームは

Switch Lite
3DS
PS Vita
GB
初期型FC

です。

これらとキャプチャーボードは接続することができませんので、実況配信ができません。

そもそもHDMI端子が無いものもあるので、その場合はわざわざキャプチャーボードが必要ない場合もあります。

さらに

Switch、Wii U、Wii、GC、N64、SFC、NEW FC
PS5、PS4、PS3、PS2、PS1、PS Vita TV、PSP（2000/3000）
iPhone、iPad、iPod touch

などはキャプチャーボードと接続して実況配信をすることができます。

0.1 キャプチャーボードはハードウェアエンコードとソフトウェアエンコードの２種類
0.2 キャプチャーボードの選び方

1 ツール配信の推奨設定
2 操作方法

キャプチャーボードはハードウェアエンコードとソフトウェアエンコードの２種類

そもそもゲーム画面を実況配信するためにはエンコード処理というものが必要になってきます。

エンコードというのは「変換」と「圧縮」を繰り返す作業のことで

PC側 : ソフトウェアエンコード
キャプチャーボード側 : ハードウェアエンコード

の2つの方式があります。

ただ2つの中でもPCスペックに問題がない場合はソフトウェアエンコード方式を採用することがおすすめです。

さらにPCにグラフィックボードが付属しているのであれば、負荷を軽減させることができます。

そのためPCスペックが高ければ高いほど処理が早くなります。

ただ、ハードウェアエンコード方式を選ぶ場合は編集作業などが面倒になる場合があります。

キャプチャーボードの選び方

ではキャプチャーボードの選び方をご紹介します。

キャプチャーボードの選び方としては

種類
エンコード方式
パススルー機能
解像度

などがあります。

種類については

外付け
内蔵

モデルの2つがあります。

エンコードについては

PC側 : ソフトウェアエンコード
キャプチャーボード側 : ハードウェアエンコード

の2つの方式があります。

またパススルーモデルが採用されている場合は、こちらを採用すべきです。

解像度についてはフルHD（1080p/60fps）をお勧めします。

4K録画モデルなどが発売されていますが、なるべくフルHD（1080p/60fps）を選ぶようにしておきましょう。

さらに付属で編集ソフトがあれば便利になってくるので、ついていれば購入するようにしましょう。

ツール配信の推奨設定

ではツール配信の推奨設定をご紹介します。

ゲーム配信では

エンコーダ	NVENC または x264
出力解像度	1920x1080
レート制御	CBR
ビットレート(kbps)	5800
キーフレーム間隔(秒)	2
プリセット	quality
Bフレーム	2
フレームレート	60
配信モード	超高画質

となっています。

高負荷ゲームの設定は

エンコーダ	NVENC または x264
出力解像度	1280x720
レート制御	CBR
ビットレート(kbps)	5800
キーフレーム間隔(秒)	2
プリセット	quality
Bフレーム	2
フレームレート	60
配信モード	超高画質

となっています。

高画質雑談の場合は

エンコーダ	x264
出力解像度	1920x1080 または 1280x720
レート制御	CRF
CRF	23
キーフレーム間隔(秒)	2
プリセット	veryfast
チューン	animation
配信モード	超高画質

となっています。

通常雑談の場合は

エンコーダ	NVENC または x264
出力解像度	854x480
レート制御	CBR
ビットレート(kbps)	800
キーフレーム間隔(秒)	2
プリセット	quality
Bフレーム	2
フレームレート	30
配信モード	通常

となっています。

操作方法

では操作方法をご紹介します。

ソースの種類と内容

まずはソースの種類と内容です。

それぞれ

ソース	できること
ウィンドウキャプチャ	特定のウィンドウを画面に映すことが可能。
ゲームキャプチャ	ゲームなどのフルスクリーンアプリケーションを表示することが可能。
画面キャプチャ	デスクトップ全体を表示することが可能。
テキスト (GDI+)	簡単なテキストを表示することが可能。
ブラウザ	ウェブページを表示することが可能。
メディアソース	PCに保存されている映像を表示することが可能。
画像	画像を表示することが可能。