こんにちは、ライターのタカヤスです!今回は海外ポケットWiFi最安レンタル業者を比較してご紹介します。
現在ではネットによる観光案内なども増えてきたため、ちょっとした海外旅行でもインターネット接続が確保されていれば快適度は格段に上がります。
また、スマートフォンで撮影した写真をその場でSNSなどに上げることもできますから、楽しみはさらに広がりますね。
ここでは海外旅行に色を添えてくれる海外用ポケットWi-Fi業者を、できるだけリーズナブルに利用する方法を紹介します。
渡航先によって異なる料金
インターネットや、Wi-Fi接続、データ通信の可能な電話回線網などの整備状況は、国によって異なります。これはつまり、国によってインターネット接続のコストに差が出てくる、ということを意味します。
こうした国ごとの事情を反映して、海外ポケットWi-Fiレンタル業者の料金は、渡航先ごとに異なる設定がなされています。通信インフラが整備されている国ほど安く、そうでない国ほど高くなる傾向がありますが、為替のレートなどによっても多少変化します。
業者ごとに微妙な差がありますが、価格が安くなるのは台湾・韓国といったところで、アメリカ合衆国がそれに続きます。これらに比べるとヨーロッパ・オセアニアはかなり高めで、南米やアフリカはさらに高くなります。
海外の地域とモバイル・インターネット料金の関係
地域 | 価格 |
---|---|
韓国 | 安い |
台湾 | 安い |
中国 | 安い |
アメリカ合衆国 | 普通 |
ヨーロッパ | やや高い |
アフリカ・南米 | 高い |
公衆Wi-Fiの普及具合も調べておこう
日本でも都市部を中心に、フリーで利用できる無線ホットスポットが普及してきましたが、実は日本の普及具合は、先進各国の中で比較するとさほど高い方ではありません。
日本では事前の契約なしにすぐに使えるような公衆Wi-Fiは、国際線が乗り入れる空港ぐらいにしかありませんが、他の国では空港だけでなく主要な鉄道駅でもフリーで即使えるようになっています。
また、その他の公共機関でもフリーのWi-Fi接続が可能なところも多く、中にはコーヒーショップなどの飲食店でも、完全フリーの接続ができてしまう場所があります。
全体的に、海外ポケットWi-Fiのレンタル料金が安くなる国や地域は公衆Wi-Fiの整備も進んでおり、都市部においてはポケットWi-Fiを使わなくてもインターネットへの接続に不自由しないことが多々あります。
ただ、ちょっと郊外に出てしまうと途端にフリーでの接続は難しくなってしまうので、渡航先での行動範囲が都市部だけなのか地方にも行くのか、ということを、旅行前に改めてチェックしておく必要はあるでしょう。
公衆Wi-Fiが使えない地方でも、携帯電話は使えますから、「ポケットWi-Fi」によるデータ通信は可能です。
海外ポケットWi-Fi激安ランキング
先に述べたように、海外向け「ポケットWi-Fi」のサービスは渡航先の国によって価格が異なります。ここでは、比較的渡航者の多いいくつかの国に限定して、価格の安い業者を紹介していきます。
格安業者の各地域ごとの料金の目安(2016年7月現在)
地域 | GlobalWiFi | イモトのWiFi | フォートラベル | Wi-HO! |
---|---|---|---|---|
台湾 | 470円 | 530円 | 460円 | 531円 |
韓国 | 560円 | 590円 | 550円 | 675円 |
中国 | 500円 | 540円 | 490円 | 612円 |
公式サイト | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら | 詳細はこちら |
いずれも価格.comなどの情報サイト経由で、最も安くなるレンタルプランから算出した1日あたりの料金です。1日のみのレンタルではこの料金では借りられません。
台湾の場合
台湾の場合、4日間利用で1日あたり400円台後半から500円台前半といった業者が「激安レンジ」で、「GlobalWiFi」「イモトのWiFi」「フォートラベル」などがこれに該当します。なお、台湾の場合3G・LTEなど利用する回線ごとに違う料金が設定されることがあります。
旧世代の3G回線を使った場合、速度は低めですが利用料金は安くなります。
韓国の場合
韓国の場合、3日間利用で1日あたり500円台後半から600円前後といったところが最安値ゾーンとなり、台湾のケースで紹介した3社がこの価格帯でサービスを提供しています。なお、韓国は公衆Wi-Fiでの接続環境が比較的恵まれており、人口が都市部に集中しているので、「ポケットWi-Fi」なしでもインターネット接続に不自由する可能性が比較的少ない国です。
中国の場合
中国も比較的安価に海外用「ポケットWi-Fi」が利用できる国で、3日利用で1日あたり500円前後が最安ゾーンです。提供している業者は、台湾や韓国用の激安業者と同じになります。
中国は大都市部と地方とで通信インフラが天と地ほど違う国ではありますが、そもそも外国人が中国国内を自由に移動できるようにはなっておらず、旅行先も上海などの大都市内部に限定されることが多いので、通信上不具合を感じることは少ないと思われます。
安く借りるには?
海外用「ポケットWi-Fi」業者には、国際空港内にショップを持っているものと、空港内にはショップを持たず、ネット店舗を中心に運営しているところがあります。
利用するのに便利なのはもちろん空港内にショップがある業者で、予約なしに旅行当日になってから空港内のショップに行き、その場で借りることができます。ただしこの場合、同じ業者がホームページなどで宣伝している最安価格で借りることができるかどうかは疑問です。
業者が言った通りの安値で借りられるのは、ホームページ経由での申し込みです。「価格.com」などの情報サイトを経由して申し込んだ場合、さらに安くなります。
ただこの場合、渡航の最低1日前までに申し込まなければならない、レンタル終了後モバイルルータを業者に返送しなければならないなど、やや手続きが面倒になる面があります。
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