auとソフトバンクのユーザーなら同じキャリアのauとソフトバンクのポケットwifiが一番安いと思いがち。今回はこの落とし穴に着目してauとY!mobile(ワイモバイル)の違い、他のポケットwifi料金を比較していきます。無制限のポケットwifiを安く使いたい人必見!
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目次
auとワイモバイルには無制限プランがある?
結論から言うと、auには無制限プラン(フラットfor DATA EX)があり、Y!mobileには無制限プランはありません。
しかし、どちらも月額5000円前後がかかる高額プランとなっています。
今回は、「au」と「Y!mobile(ワイモバイル)」のポケットWiFiのプラン料金を確認した上で、どこのポケットWiFiが最もお得に利用できるのか考えていきます。
「理屈はいいから、とにかく今一番安いポケットwifiはよ!」という人は直接後半のランキング欄へどうぞ!
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ワイモバイルとソフトバンクの関係とは?
そもそも「ワイモバイル」と「ソフトバンク」は同じ系列であることがミソです。
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[icon image="star"]ワイモバイルとは?
ワイモバイルは、もともと「イーアクセス(通信事業を展開)」「ウィルコム(PHSを販売)」「ヤフー」の3社によって設立された「モバイル通信事業者」です。
ちなみに、「イーアクセス」「ウィルコム」「ヤフー」の3社は、ソフトバンクの傘下企業であり、ワイモバイルも同じくソフトバンク傘下の企業となります。[/colored_bg]
ワイモバイルは、「格安SIM」や「格安スマホ」という表現をされることがありますが、正確には「MVNO」と呼ばれる通信事業者が提供するサービスです。
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[icon image="star"]MVNOとは?
MVNOとは、既存の通信キャリアが持っている通信回線を借りて、通信サービスを提供する事業者のことです。
自社で通信インフラを持たずにサービスを提供できるため、月額料金が大手通信キャリアよりも安く設定されているという特徴があります。[/deco_bg]
一方、ワイモバイルはソフトバンク回線を利用しているので、「ソフトバンクをより安い価格で利用できるサービス」という立ち位置になります。
・・・それでも他のMVNOと比較するとかなり割高!|д゚)
auとワイモバイルの「データ量が一番多いプラン」
ここでau・ワイモバイルポケットWiFiのプランを比較していきます。
au 【WiMAX2+ フラットfor DATA EX】 | ワイモバイル 【ポケットWiFiプラン2(ベーシック)】 | |
---|---|---|
月間データ量の上限 | 無制限 | 上限7GB |
通信制限時の速度 | 1Mbps | 128Kbps |
3日で10GBの制限 | アリ | アリ |
月額料金 | 4,880円/月 | 5,696円/月 |
どちらも5,000円前後と、安いとは言えない金額ですね (;´・ω・)
ワイモバイルの「ポケットWiFiプラン2(ベーシック)」では、月間データ量の上限が「7GB」と設定されています。
上限の7GBを超えてしまうと、月末まで通信速度制限がかかってしまい、通信スピードは「128Kbps」(YouTube低画質動画もカクカクレベル)まで低速化してしまいます。
auは無制限なので一見魅力的ですが、全く同じ条件を月額1,380円で使えるカシモWiMAX(後述)と比較すると、割高感は否めません。
Y!mobileのアドバンスオプションの評価が低い理由
Y!mobileでは「アドバンスオプション」(月額684円)に加入すれば、7GBを超えても、ハイスピードでポケットWiFiを利用できます。
ただし、7GB上限を超えてから「アドバンスオプション」に切り替えを行っても、速度制限は解除されず、これがアドバンスオプションの評価が低い一番の理由となっています。
つまり、7GB超過の速度制限を免れたい場合は初めから月684円のオプション加入が必須となるのです。
「アドバンスオプションにさえ加入すれば、速度制限一切ナシ!?」かといえば、そうではなく、3日で3GBを超えると一時的な速度制限がかかります。
これもユーザにとってストレスになる要素の一つですね。(;´・ω・)
au・ワイモバイルと他のポケットWiFiの料金を比較
ここでは、au・ワイモバイルのポケットWiFiと、WiMAXプロバイダの「Broad WiMAX」「GMOとくとくBB」のポケットWiFiを比較していきます。
プラン料金で比較
月額料金 | |
---|---|
au 【WiMAX2+ フラットfor DATA EX】 | 4,880円/月 |
ワイモバイル 【ポケットWiFiプラン2(ベーシック)】 | 5,696円/月 |
Broad WiMAX 【ギガ放題プラン】 | 【1ヶ月目~3ヶ月目】 2,726円 |
GMOとくとくBB 【ギガ放題プラン】 | 【1ヶ月目~2ヶ月目】 3,609円 |
各ポケットWiFiの月額料金は上記のようになっています。
au・ワイモバイルのポケットWiFiよりも、WiMAXプロバイダのほうが、月額料金がかなり安く設定されています。
ワイモバイルの「ポケットWiFiプラン2(ベーシック)」は、契約期間や長期契約割引などがないプランです。
「ベーシック」の場合、月額料金が5,696円に設定されています。
これは「上限7GB」の場合であり、もし月間データ通信量を無制限にしたい場合は、オプション料が追加されるので、「6,380円/月」となり、かなり割高プランです。
[icon image="arrow1-b"]月額料金が1番安いおすすめ無制限ポケットWiFI比較ランキング!
キャッシュバックで比較
キャッシュバック | |
---|---|
au 【WiMAX2+ フラットfor DATA EX】 | 無し |
ワイモバイル 【ポケットWiFiプラン2(ベーシック)】 | 無し |
Broad WiMAX 【ギガ放題プラン】 | 無し |
GMOとくとくBB 【ギガ放題プラン】 | 有り |
キャッシュバックが用意されているのは、4社のうち「GMOとくとくBB」のみとなります。
GMOとくとくBBのキャッシュバックは、最大39,450円のキャッシュバックが用意されています。
これを2年の通算月額料金から差し引いて考えると、お得になるのが「GMOとくとくBB」です。
利用端末【W05】 | |
---|---|
プラン | キャッシュバック料金 |
2年 | 31,200円 |
2年(クレードルセット) | 28,200円 |
LTEオプション無料プラン(3年) | 39,450円 |
LTEオプション無料プラン(3年)(クレードルセット) | 36,150円 |
利用端末【WX04】 | |
---|---|
プラン | キャッシュバック料金 |
2年 | - |
2年(クレードルセット) | - |
LTEオプション無料プラン(3年) | 39,450円 |
LTEオプション無料プラン(3年)(クレードルセット) | 36,150円 |
利用端末【W04】 | |
---|---|
プラン | キャッシュバック料金 |
2年 | 32,050円 |
2年(クレードルセット) | 29,050円 |
LTEオプション無料プラン(3年) | 32,050円 |
LTEオプション無料プラン(3年)(クレードルセット) | 29,050円 |
端末の種類で比較
各ポケットWiFiプロバイダで利用できる、モバイルルーター端末を以下の表にまとめました。
現時点で最新+最速はW05という端末です。
端末の種類 | |
---|---|
au 【WiMAX2+ フラットfor DATA EX】 | ・W05 ・W04 |
ワイモバイル 【ポケットWiFiプラン2(ベーシック)】 | ・603WH ・504WH ・502WH |
Broad WiMAX 【ギガ放題プラン】 | ・WX04 ・W05 |
GMOとくとくBB 【ギガ放題プラン】 | ・W05 ・WX04 ・W04 |
2年間の実質料金で比較
各ポケットWiFiプロバイダを利用した際の、2年間の実質料金をまとめていきます。
各料金は、割引キャンペーンを反映した金額になります。
参考にしてみてください。
2年間の実質料金 | |
---|---|
au 【WiMAX2+ フラットfor DATA EX】 | 「2年契約(誰でも割シングル)」適用 「WiMAX2+お得割」適用 「オプション利用料」なし ↓ 105,120円 |
ワイモバイル 【ポケットWiFiプラン2(ベーシック)】 | 契約種別を「ベーシック」にした場合 ↓ 136,704円 |
Broad WiMAX 【ギガ放題プラン】 | 80,494円 |
GMOとくとくBB 【ギガ放題プラン】 | 101,004円 |
au・ワイモバイルの評判が良くない理由
ここまで、auとワイモバイルのポケットWiFiについて、そのスペックを中心に解説してきました。
実は、auのポケットWiFiとワイモバイルのポケットWiFiは、あまり評判が良くありません。
評判が良くない一番大きな要因は、au・ワイモバイルのポケットWiFiを使うメリットよりも、デメリットの方が多いためです。
ここでは、auのポケットWiFi・ワイモバイルのポケットWiFiそれぞれの「メリット」「デメリット」をまとめていきます。
auポケットWiFiのメリット・デメリット
auポケットWiFiのメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | auショップで携帯とまとめて契約できる |
デメリット | ・WiMAXプロバイダのポケットWiFiとサービス内容は同じなのに、月額料金が割高 ・auスマートバリュー『mine』を付けてもWiMAXプロバイダより高い |
メリット
もちろん、auのポケットWiFiなので、auショップでポケットWiFiの契約をすることも可能です。
スマートフォンを新しくする・他社から乗り換えるというタイミングで、ポケットWiFiも契約すれば、一回でスマートフォンとポケットWiFiの両方を契約できるので、便利です。
デメリット
auポケットWiFiのデメリットとして挙げられるのが、WiMAXプロバイダと同じサービスを提供しているにもかかわらず、月額料金が割高である点です。
auのポケットWiFiは、「au 4G・LTE回線」の他に、「WiMAX2+回線」も利用することができます。
実は、WiMAXプロバイダのポケットWiFiも、利用回線は「WiMAX2+回線」と「au 4G・LTE」の2つになります。
つまり、auポケットWiFiもWiMAXプロバイダのポケットWiFiも、利用している回線が同じです。
利用している回線が同じなので、通信スピードにも大差は無く、同じスペックでインターネットを利用できます。
しかし、月額料金はWiMAXプロバイダの方が安く設定されています。
「auスマートバリュー『mine』」を利用しても、WiMAXプロバイダの方が低価格です。
そのため、同じスペックでインターネット回線を利用できて、なおかつ月額料金が安いWiMAXプロバイダのほうが人気があります。
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[icon image="star"]「auスマートバリュー『mine』」とは?
契約時に、auスマートフォン・ケータイとauポケットWiFiをセットで利用することで、月額料金から毎月最大1,000円が割引されるサービスのこと。[/colored_bg]
auポケットWiFiの口コミが気になる方は、「無制限auポケットwifiの口コミ評判と月額料金を他社と徹底比較!」をご覧ください。
ワイモバイルのポケットWiFiのメリット・デメリット
ワイモバイルのポケットWiFiのメリット・デメリット | |
---|---|
メリット | プランが少なくてシンプル |
デメリット | ・使用できる回線は、Softbankの「LTE回線」のみ ・無制限で使えない ・速度制限時のスピードは128Kbpsと遅い |
メリット
auやソフトバンク、ドコモなどの「大手通信キャリア」のポケットWiFiは、料金プランが複雑なケースが多いです。
そのため、自分に適したプランや、最も安いプランを見つけるのに苦労する場合があります。
一方、ワイモバイルはその料金体系がシンプルに設定されているので、初めてポケットWiFiを利用する方や、ポケットWiFiについて基本的な知識がない方でも、理解しやすいというメリットがあります。
デメリット
ワイモバイルのデメリットとして挙げられるのは、「LTE回線しか使用できない」「月間データ通信量が無制限ではない」「通信速度制限時のスピードが激遅」といったものです。
まず、ワイモバイルで使用される回線は、ソフトバンクの「LTE回線」のみとなります。
WiMAXプロバイダやauのポケットWiFiのように、「WiMAX回線」を使用できないので注意が必要です。
また、ワイモバイルは基本的に、月間データ通信量に上限が設けられています。
「ポケットWiFiプラン2」の場合は、上限が7GBになっているので、月の途中で通信料が7GBを超えてしまうと、通信速度制限にかかってしまいます。
さらに、通信速度制限になった場合、月末まで「128Kbps」という低速度でしかインターネットを利用できなくなってしまいます。
ワイモバイルやソフトバンクのポケットWiFiについて、詳しく知りたい方は「ソフトバンク無制限ポケットWifiのワイ(y)モバイル口コミ評判とは?」を参考にしてください。
WiMAXのポケットWiFiはコスパ重視
au・Y!mobileにも良い面はありますが、ネットを酷使したい人向けではないということがポイントです。
動画や音楽配信アプリを使う、また複数端末を同時に使いたいというような人にはデータ上限ナシのWiMAX『ギガ放題』のほうがお得になるというのが結論です。
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WiMAXプロバイダのメリット
[icon image="star"]通信速度が速い
[icon image="star"]月額料金が安い
[icon image="star"]解約が無料でできる期間あり
[icon image="star"]無制限で使える
[icon image="star"]速度制限時でもストレスなし[/deco_bg]
[icon image="star"]通信速度が速い
WiMAX回線とは、もともと「データ通信用の回線」として作られた回線です。
一方、LTE回線は、「通話用回線」として作られたものです。
そのため、データ通信用回線として作られた「WiMAX回線」のほうが、そもそも通信速度が速いという特徴があります。
WiMAX2+回線とLTE回線の下り最大通信速度(理論値) | |
---|---|
WiMAX2+回線 | 220Mbps |
LTE回線 | 150Mbps |
[icon image="finger1-b"]無制限ポケットWifiのWiMAXとLTEの違いとは?徹底比較
[icon image="star"]月額料金が安い
WiMAXプロバイダには、様々な会社が存在します。
WiMAXプロバイダの数は非常に多く、価格競争が激しいため、競争が生まれない大手通信キャリアのポケットWiFiと比べて、WiMAXのポケットWiFiは月額料金が安くなっています。
また、大手通信キャリアのポケットWiFiやワイモバイルとは異なり、キャッシュバックや割引などのキャンペーン特典が充実していることも、月額料金を安く設定されている理由の一つです。
[icon image="star"]解約が無料でできる期間あり
ポケットWiFiを契約した後、実際に家などで利用した際に、電波の繋がりが悪く、インターネットを利用できなかったというケースが、時々あります。
「やっぱり解約したい (;´・ω・)」という場合、ポケットWiFiの解約には通常、高額の解約金がかかってしまいます。
しかし、WiMAXプロバイダの中には、使い始めの数日以内であれば、解約金(違約金)を無料にしてくれるサービスを提供するプロバイダがあります。
[icon image="star"]無制限で使える
大手通信キャリアのポケットWiFiでは、月間データ通信量が一番大きなプランでも、通信量に上限が設定されているケースが多いです。
特に、ソフトバンクのポケットWiFiでは、料金プラン名に「データし放題」とついているにもかかわらず、月間の上限が「7GB」に設定されているので、注意が必要です。
一方、WiMAXプロバイダのポケットWiFiが用意する、「ギガ放題プラン」と呼ばれる無制限プランでは、実際に月間データ通信量が「無制限」に設定されています。
そのため、データ使用量を気にすることなく、インターネットを楽しむことが可能です。
[icon image="star"]速度制限時でもストレスなし
大手通信キャリアの携帯や、ワイモバイルのポケットWiFiでは、通信速度制限にかかった場合、通信スピードが「128Kbps」になってしまいます。
この低スピードでインターネットを利用する場合は、非常にストレスがかかります。
WiMAX「ギガ放題プラン」ではヘビーユーザー対策として、「3日で10GB」を超えた場合一時的な速度制限が実施されることになっています。
が、「ギガ放題プラン」の最大の強みは通信速度制限にかかっても、「1Mbps」程度の通信スピードが出ること。
そのため、速度制限中でも動画視聴などもストレスなく行うことが可能なのです。
WiMAXの通信エリアはかなり広い
ポケットWiFiの契約を検討する際に、「自分が住んでいる地域は、電波がしっかり繋がるのか」という点が気になるところです。
WiMAX回線の「利用可能エリア」は非常に広範囲です。
【首都圏のサービスエリアマップ】
【名古屋周辺のサービスエリアマップ】
【関西圏のサービスエリアマップ】
首都圏・名古屋周辺・関西圏の利用可能エリアは、上の画像のようになっています。
画像で見ても分かるように、大きな都市周辺は、ほとんどの地域でWiMAX回線を利用したポケットWiFiを使用することが可能です。
自分が住んでいる地域の電波状況を知りたいという方は、「UQWiMAXのサービスエリア」で確認してみてください。
また、各ワイマックスプロバイダのホームページでも、利用可能エリアを確認することができます。
契約を検討しているプロバイダがあれば、そちらのホームページから、利用可能エリアを確認してみましょう。
おすすめのポケットWiFiプロパイダベスト3
最後に、月額料金が安く、サービスも充実している、「コストパフォーマンス最強」のポケットWiFiを、ランキング形式で紹介していきます。
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そのため、他社のポケットWiFiから、月額料金の安いポケットWiFiに乗り換えを希望している方にオススメのプロバイダです。
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まとめ
今回は、auとワイモバイルのポケットWiFiに関して、月額料金やサービス内容などを確認・他社プロバイダと比較してきました。
ポケットWiFiの利用を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
また、ポケットWiFiは、「レンタル」することも可能です。
レンタルポケットWiFiは、海外旅行や出張などの際に、非常に便利です。
レンタルポケットWiFiについて知りたい方は、「ポケットWifiの海外レンタル料金が安い業者比較ランキング!」の記事を参考にしてみてください!