海外旅行に行って現地でネットを使いたいとき、まず頭をよぎるのがポケットWi-Fiです。日本だと外出先でも使えていますよね。ところが、海外では日本のものを持っていってもまず使えません。ではレンタルしたい場合、なるべく費用を抑えたいところですよね。そこで、この記事では海外で使えるレンタルポケットWi-Fiを「お得に」借りる裏ワザをご紹介します!
目次
海外レンタルポケットWiFiとは?年契約のモバイルWiFiルーターとの違い
一般的な設置式WiFiと異なり、レンタルポケットWiFiとは持ち運びができることが大きな特徴です。
「その分、何かデメリットがあるのでは?」
と不安になる人もいると思うのですが、家庭用の設置式WiFiよりも優れているところがかなり多く、ポケットWiFiの方が断然オススメです!
※ポケットWiFiは本来、Y!mobileの提供するモバイルルーターの登録商標なのですが、聞いてピンと来やすいと思うのでここではモバイルルーター全般をポケットWiFiと呼ぶことにします。
レンタルポケットWiFiのメリット
ポケットWiFiの中でも、レンタルして使うものがあります。自分のものとして購入・契約するのはちょっと・・・。という方に最適なレンタルだからこそのメリットをご紹介します。
契約手数料・端末代金・解約料が必要ない
レンタル式のポケットWiFiは、ポケットWiFiを普通に契約する際に発生するような2年契約などがありません。初期費用も発生せず、返却する際も解約料などが発生しません。
そのため必要な時に、しかも簡単に契約することができます。
また、ポケットWiFiを利用したことがない人には、どんなものなのかお試しで利用するのにも最適です。
必要な日数分だけ借りられる
レンタルポケットWiFiは縛りがないため、1日だけの使用から2ヶ月の長期使用まで、好きな期間だけ使うことができます。
予定していた日数よりも使いたい日数が伸びた・・・
という人でも大丈夫。期間の延長も簡単にできます。
レンタルポケットWiFiはこんなとき便利!
- 短期、中〜長期の旅行
- 入院
- 出張
- 引っ越し
- 海外からの一時帰国
- 年契約前のお試し利用
空港や自宅での宅配受取やポストでの返却が可能!
ポケットWiFiの利点で最も優れているのは、めんどくさい手続きがほとんどないこと!
空港で受け取ることができたり、宅配で最速翌日に自宅まで持ってきてくれるところもあります。
返却はポストに投函する、もしくは宅配業者に持っていく(取りに来てもらう)だけ。とっても簡単です。
海外ポケットWiFiのプランの選び方【4つのポイント】
無駄のないデータ容量をチョイス!
海外で使用することのできるレンタル式ポケットWiFiはどうしてもデータ容量の上限があるため、自分が普段どのくらいのデータ容量を使用しているか知っておく必要があります!
普段何GB使用しているか調べよう!
- 毎月通信制限にかかっているか考えよう!
- 直近の消費データ容量をマイページで確認しよう!
- YouTubeの視聴時間から考えよう!
通信速度でチョイス!
回線の通信速度も重要なポイントになります。
4GLTEという回線は3G回線よりも高速ですが、その分利用料金が高くなってしまいます。
しかしせっかく借りて通信速度が遅くて使い物にならなかったとイライラするよりは、少しだけ多めに支払って快適に使用する方がいいのではないでしょうか?
ただし同じ国でも特定のエリアでは4G回線が繋がらないなんて場合もあります。その場合は回線を切り替えられるのか、などは事前にしっかり確認しておきましょう。
使う期間で最安値のものをチョイス!
レンタルポケットWiFiは借りる期間が自由に選べることが大きなポイント。それは利用料金を見る上でも大事になります。
短期間のレンタルの場合は、日割りして1日の料金が安いものを選びましょう。
中期、もしくは長期のレンタルの場合は、トータルの料金が安いものを選ぶようにしましょう。
受け取り・返却方法でチョイス!
レンタルポケットWiFiを受け取るのはかなり簡単。空港での受け取りもできますし、自宅配送もできます。
しかし、空港受け取りは利用できる空港が決められていたり、自宅配送では申し込み期間が決められていたり、地域によっては配送が遅れたりします。
レンタルポケットWiFiの受け取り・返却方法が自分のライフスタイルに合っているか考えて、条件に合うものを選ぶようにしましょう!
サポートや補償の手厚さでチョイス!
申し込みの際、レンタルポケットWiFiの紛失や故障の際のサポートを申し込むことができるところもあります。
予算と見比べて、安心して使用できるサポートが受けられるプランを選択しましょう。
海外レンタルポケットWiFiの容量は三段階!
海外で使用することのできるレンタル式ポケットWiFiは、1日のデータ通信量を
- 250MB
- 500MB
- 1GB
のいずれかから選んで契約する場合が多いです。
このデータ容量を見て、かなり少ないと感じた人もいると思います。海外出張や旅行の際、ポケットWiFiをレンタルするのであればYouTubeなどは我慢した方が良さそうです。
データ通信量の目安
250MBや1GBと言われても、どのくらいなのかピンとこないという方のためにそれぞれ何がどのくらいできるかまとめてみました。
250MB | 500MB | 1GB | |
メール | 約5万通 | 約10万通 | 約20万通 |
LINE(トーク) | 約13万通 | 約25万通 | 約50万回 |
LINE(通話) | 約13時間 | 約27時間 | 約55時間 |
LINE(ビデオ通話) | 約45分 | 約1時間半 | 約3時間 |
Skype | 約300分 | 約650分 | 約1300分 |
約500回 | 約1000回 | 約2000回 | |
YouTube(低画質) | 約1時間 | 約2時間 | 約5時間 |
YouTube(高画質) | 約20分 | 約40分 | 約90分 |
GoogleMap | 約300回 | 約650回 | 約1300回 |
Webサイトの閲覧 | 約1200回 | 約1700回 | 約3400回 |
海外用ポケットWiFiの料金
使用する予定のエリアや期間、契約するデータ容量により異なりますが、おおよその目安を表にしてみました。
(500MBの場合) | 短期(5日間程度) | 長期(1ヶ月程度) |
アメリカ | 7000円 | 13,000円 |
韓国 | 2000円 | 13,000円 |
中国 | 2000円 | 14,000円 |
台湾 | 3000円 | 11,000円 |
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よくある質問
レンタルポケットWiFiは国内でも海外でも使える?
契約する業者が提供する機種やプランによって、海外でレンタルしたポケットWiFiが使用できるかどうかは異なります。
今回ご紹介したグローバルモバイルなら、国内用・海外用どちらのプランも用意されているので困りません!
一方、WiFiレンタルどっとこむ、WiFi東京は国内専用のサービスしか行っていません。
詳しくは関連記事をご覧ください!
無制限ポケットWifi(WiMAX)を無料で15日間レンタルする裏技とは?
人気の海外用Wi-Fiレンタルおすすめランキング!失敗しない選び方を紹介
レンタルポケットWiFi(レンタルモバイルWiFiルーター)で延滞したらどうなる?
期日までに返却できないと、延滞料金が発生する、もしくはプランの延長とみなされ、1日経つごとに利用料金として加算されていくかのどちらかになります。
期日までに返却できない、もしくはもう少し長く使いたいとなったら問い合わせるか、延長申請フォーラムから申請するようにしましょう!
1つのルーターに複数台接続することはできる?複数人での使用は可能?
ポケットWiFiを貸し出している業者の提供しているプランや機種により異なりますが、複数のデバイスでの接続は可能です。
ただほとんどの場合5〜10台のデバイスに限定されています。
レンタルポケットWiFiの料金を滞納したらどうなる?
ポケットWiFiをレンタルしている業者は、ほとんどの場合、払い忘れを防止するためにクレジットカードでの支払いしかできません。
しかしクレカに登録していた口座に残高が残っていないことに気づかなかった場合などで滞納してしまう場合があります。
滞納した場合、後日請求書が送られてきますが、ここで請求される金額にはすでに手数料が上乗せされている場合が多いです。長期でレンタルした方の元には翌月も請求が当然くるので、滞納すればするほど支払いが厳しくなっていきます。
滞納が続く場合、回線の停止、契約の解除の上、違約金の請求まで発生します。
延滞によるメリットは一切ないので、すぐに支払うことを心がけましょう!
まとめ
出張や旅行で大活躍のポケットWiFi。
入院や急な出張など短期での利用を考えているなら、確実にレンタルした方が便利ですし、お得です。
契約する際は、使用する期間や場所はよく考えましょう。
特に海外で使用できるかどうかは、見逃さないようにしないといけません。
海外でレンタルポケットWiFiを使用する際は、1日のデータ容量の上限は決められている場合が多いので、使うタイミングはよく考えた方がいいですよ。
それでは快適なポケットWiFiライフを!!