こんにちは、Apple Geeks Laboです!今回は、パソコンのインターネット接続が遅い時の解決法をまとめました。
インターネットの接続が遅いとイライラしてしまいますよね。
いつもならサクサクできるはずのことができないと、ストレスを感じてしまいます。
とはいえ、一概に「パソコンが悪い!」とも言えないのが、この問題の難しいところ。
原因をある程度絞りこむことで、解決の糸口が見えてきます。
目次
パソコンのインターネット接続が遅いと、かなりイライラする
私は自宅に光回線を引いているので、基本的にネットサーフィンはサクサクです。
よほど重いページでない限りは、ほぼ一瞬でページが表示されます。
そんな環境に慣れてしまうと、たまに接続が遅い時、イライラしてしまうんですよね。
例えるなら、普段は混まないはずの駅の改札が、異常に混雑していてなかなか改札口にたどりつけないような心境でしょうか?
思えば、ISDN回線で画像を表示する時なんかはかなり待たされたものですが(世代がバレますね)、回線が十分に高速化した現在ではウェブサイトの表示は基本的に待たない、高画質動画の視聴も楽々…という環境に慣れてしまっています。
やっぱり、ネットは快適に使いたいもの。
遅くなってしまっている原因を取り除いて、元のようにサクサク使えるようになりたいですよね。
ネット接続が遅い原因は何?
ネットが遅い原因は1つではない
ネット接続が遅い原因は、実は一概にパソコンが原因とは言い切れません。
大きく分けると、2つに大別することができます。
- パソコン側の問題
- ネットの回線の問題
パソコンが原因でネットの接続が遅い
ネットの回線が正常でも、パソコン側の問題によってネットの接続が遅く感じるということは確かにありえます。その中でもいくつかのケースがありますので、細かく見ていきましょう。
パソコンが古すぎる
可能性としては低いかもしれません。
10年以上前のパソコンを使っているようなら、CPU、メモリ共に現行のスペックからは大きく遅れをとってしまっていて、処理能力が低いためにネットの接続に影響してしまっているおそれがあります。
ウイルスに感染してしまっている
あるサイトに訪問した日を境に動作が重くなっている、という場合にはウイルスが影響している可能性があります。
ただし、最新バージョンのセキュリティソフトをインストールしている場合には、この可能性は低くなります。
メモリのスペックが不足している
購入から数年以内のパソコンでも、リーズナブルなかわりにスペックは控えめというモデルのものもあります。
メモリは2GB程度あれば、現在のOS、ブラウザを使う上でほぼ問題ないと言われていますが、それ以下であればメモリの能力が弱く、処理の重さにつながっているおそれがあります。
こうしたスペックはリーズナブルなモデルのモバイルが中心です。
アップデートなど、バックグラウンドでの処理が進行している
バックグラウンドでの処理が進行している場合には、パソコンの処理能力がそちらに割かれるため、ネットの接続が重いと感じることがあります。
具体的には、例えば次のようなケースが該当します。
- 久しぶりにパソコンを起動。OSなどのアップデートが自動でスタートしているために遅くなっている。
- 毎週同じ時間帯に重くなる。プログラムされたセキュリティソフトの定期ウイルススキャンが進行しているために遅くなっている。
ネットの回線が原因で接続が遅い
回線そのものが遅い
インターネットに接続する回線にはいくつかの種類があり、それぞれ回線速度にも差があります。
現行の回線としては、ほとんど次の3つです。
- 光回線(20~2000Mbps)
- ポケットWifi、スマホのテザリング(2~220Mbps)
- ADSL回線(0.5~40Mbps)
ISDNやダイヤルアップという回線もありますが、回線速度があまりに遅く、現在はほとんど使用されていません。もしこれらの回線を利用しているなら、回線を高速なものに契約し直さない限り、ネットの接続は早くなりません。
気をつけたいのは、2と3の場合。
ポケットWifiやスマホのテザリングでは、毎月利用可能なデータ通信量が決められており、これを超過してしまうと回線速度が制限され、とんでもなく遅くなってしまいます。
ADSL回線は契約しているプランによって速度差が大きく、安いプランであればおよそ0.5Mbpsということもありえます。
無線LANを利用している
光回線や比較的早いADSL回線を利用していても、無線LANを利用している場合にはネット接続が遅くなってしまうこともありえます。
無線LANの電波は直進する性質があるため、遮蔽物が多いと電波の強度が下がり、接続がうまくいかないということも。
また、無線LANにはいくつかの規格がありますが、古い規格のものは他の無線通信技術と電波干渉を起こしやすいと言われており、電波干渉が原因で接続が重くなってしまうということもあります。電波干渉を起こしにくいタイプのものであれば、電波干渉のリスクは低くなります。
具体的には、11a、11acと呼ばれる規格が電波干渉を起こしにくい、5GHz帯を利用している無線通信です。