au、ソフトバンク、ドコモが提供するポケットWiFi(モバイルWiFiルータ)は、実質無制限ではありません!今回はau・ソフトバンク・ドコモのポケットWiFi月額料金を徹底比較。メリット・デメリットやデータ通信料の上限、通信速度の違いを調査してみました!
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目次
au・ドコモ・ソフトバンクのポケットWiFiの月額料金を比較
下記の比較表では、大手通信キャリア「au・ドコモ・ソフトバンク」が提供するポケットWiFiと、「WiMAXプロバイダ」の「Broad WiMAX」と「カシモWiMAX」が提供するポケットWiFiを比較しています。
比較対象のプランは、各社「データ通信量の上限が最も大きいプラン」にします。
プラン名 | データ上限 | 通信制限時 の速度 | 月額料金 | |
---|---|---|---|---|
au | WiMAX2+ フラット for DATA EXプラン | 上限7GB | 128Kbps | 5,880円/月 |
docomo | ウルトラLLパック | 上限30GB | 128Kbps | 9,400円/月 |
Softbank | 4G/LTEデータし放題フラット | 上限7GB | 128Kbps | 4,196円/月 |
Broad WiMAX | ギガ放題プラン | 上限なし | 1Mbps | 【1~2カ月目】 2,726円 【3~24カ月目】 3,411円 【25カ月目以降】 4,011円 |
カシモWiMAX | ギガ放題プラン | 上限なし | 1Mbps | 【1~2カ月目】 1,380円 【3~24カ月目】 3,380円 【25カ月目以降】 4,079円 |
auユーザーやソフトバンクユーザーの方は、以下の記事も参考にしてみてください。
[icon image="arrow1-b"]無制限auポケットWiFiの口コミ評判と月額料金を他社と徹底比較!
[icon image="arrow1-b"]ソフトバンクポケットWiFIのメリットデメリットと口コミ評判
月間データ通信量上限の違い
まず注意してほしいのが、大手通信キャリアの「au・ドコモ・ソフトバンク」のポケットWiFiは、「一番データ通信量が大きいプラン」でも、「月間通信料の上限」が設けられています。
特に気をつけたいのは、ソフトバンクのポケットWiFiで、「データし放題」という名前が付いているにもかかわらず、月間データ通信量は「上限7GB」と設定されています。
一方、「WiMAXプロバイダ」の無制限プランである「ギガ放題プラン」は、実際に月間のデータ通信量は無制限に設定されています。
そのため、データ量を気にすることなく、存分にインターネットを楽しむことができます。
通信制限時の速度の違い
大手通信キャリアのポケットWiFiでは、月間データ通信量の上限を超えてしまうと、月末まで「速度制限」がかかります。
この時の通信速度は「128Kbps」で、非常に遅くなります。
また、WiMAXプロバイダのポケットWiFiでも、通信制限にかかるときがあります。
それは、「3日で10GB」という制限を超えてしまったときです。
3日間で10GB以上のデータ通信をした場合、速度制限にかかってしまうので注意が必要です。
ただし、WiMAXプロバイダの場合、速度制限時でも「1Mbps」程度のスピードがでるので、そこまでストレスを感じることなくインターネットを利用できます。
月額料金の違い
上記の表を見ても分かるように、「大手通信キャリアのポケットWiFi」と「WiMAXプロバイダのポケットWiFi」では、月額料金に大きな差があります。
大手通信キャリアは、月間のデータ通信量に上限があるにもかかわらず、4,000円以上の月額料金がかかります。
一方、WiMAXプロバイダの月額料金は、無制限プランでも3,000円程度になっています。
このことからも、WiMAXプロバイダのほうがコストパフォーマンスが良いことが分かります。
「○○WiMAX」という名前のプロバイダは、すべてこの「UQコミュニケーションズ」から回線を借りて、ポケットWiFiサービスを提供しています。
調べてみると分かりますが、WiMAXプロバイダには、「Broad WiMAX」や「カシモWiMAX」の他にも、複数のプロバイダが存在します。
WiMAXプロバイダは、数が非常に多いことから、価格競争がとても激しくなるため、競争の無い大手通信キャリアと比べて、圧倒的に月額料金が安くなっています。
また、WiMAXプロバイダ各社は、実店舗を持つところが少なく、あまり運営費がかからない<ことも、月額料金が安い要因となっています。
ポケットWiFiの端末機種を比較
ポケットWiFiには、複数のモバイルルーター端末があります。
各端末ごとに、通信速度やサイズなどのスペックが異なるので、確認しましょう。
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[icon image="star"]端末の通信速度
端末の通信速度として書かれている数字は、あくまでも「最高通信速度の理論値」であり、「実測値」とは異なります。
できるだけスピーディにインターネットを利用したい場合は、WiMAX回線と4G/LTE回線の両方を使える端末を選ぶことです。
WiMAXプロバイダで利用できる端末であれば、WiMAX回線・4G/LTE回線の両方を利用することができるのでおすすめです。[/colored_bg]
端末機種を比較
大手通信キャリア「au・ドコモ・ソフトバンク」のポケットWiFi・「Broad WiMAX」・「カシモWiMAX」の各社で、それぞれ利用できる端末を比較していきます。
W05 | W04 | WX04 | |
---|---|---|---|
端末画像 | |||
利用できる プロバイダ | 「Broad WiMAX」 「カシモWiMAX」 「au」 | 「カシモWiMAX」 「au」 | 「Broad WiMAX」 |
特徴 | 別売り「有線LAN付クレードル」を使用すると、 ホームルータとして使用可能 | 「ハイパフォーマンス」「ノーマル」 「バッテリーセーブ」の3つのモードを 選択できる | 大容量バッテリー 切り忘れ防止機能 動作時間がアップしている |
U01 | N-01 | 601HW | |
端末画像 | |||
利用できる プロバイダ | 「au『法人・ビジネス向け』」 | 「ドコモ」 | 「ソフトバンク」 |
特徴 | USBスティックタイプで、パソコンに直接接続して利用 | 本体をクレードルにセットすることで、 ホームルーターとしても利用可能 | 電源を入れて約5秒で高速起動 すぐにWiFiの使用を開始できる |
以下は、各端末のスペック表です。
【利用回線】 最高速度 | 連続通信時間 | サイズ/重量 | |
---|---|---|---|
W05 | 【WiMAX2+】 下り:558Mbps 上り:30Mbps 【4G/LTE】 下り:758Mbps 上り:112.5Mbps | 約540分 | 約130×55×12.6mm 約131g |
W04 | 【WiMAX2+】 下り:558Mbps 上り:30Mbps 【4G/LTE】 下り:758Mbps 上り:37.5Mbps | 約540分 | 約130×53×14.2mm 約140g |
WX04 | 【WiMAX2+】 【4G/LTE】 下り:440Mbps 上り:30Mbps | 約700分 | 約111×62×13.3mm 約128g |
U01 | 【WiMAX2+】 下り:220Mbps 上り:10Mbps 【4G/LTE】 下り:75Mbps 上り:25Mbps | – | 約32×94×13.5mm 約38g |
N-01 | 【LTE】 下り:200Mbps 上り:50Mbps | 約840分 | 約62×98×13.6mm 約110g |
601HW | 【4G LTE】 下り:350Mbps 上り:37.5Mbps | 約510分 | 約109.9×65.1×15.5mm 約135g |