iOS17にアップデート後にロック画面の壁紙を設定しようとしたときに壁紙がぼやけることはありませんか？
今回はロック画面の壁紙がぼやけるときの原因と対処法についてご紹介します。
ホーム画面の壁紙がぼやけるときの対処法も紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
iOS17のロック画面で壁紙がぼやける原因は？
iOS17でロック画面の壁紙を設定しようした際に、時計の部分がぼやける現象が起きることがあります。
壁紙がぼやけてしまう原因とはいったいなんでしょうか？
以下で原因を紹介していきます。
iOS17の壁紙がぼやけるのはバグや不具合ではない
iOS17で壁紙がぼやける現象は不具合やバグではありません。
不具合やバグかと思っていた方は安心してください。
後述するiOS17の新機能が原因になっています。
時計を見やすくするiOS17の新機能で壁紙がぼやける
iOS17の新機能で壁紙の画像拡張機能というものがあります。
これは時計部分に壁紙が被ってしまい、被写体が時計と被ってしまうことを防止したり、画像をもうちょっと下に配置したいときに便利な機能となります。
今までは壁紙に設定する画像によっては時計と被ってしまい見づらくなってしまったり、もう少し下に配置したいときにできなかったりしましたが、
iOS17では壁紙設定時に画像を下部に引っ張ると、画像が拡張されてぼかしが入るようになりました。
この壁紙の画像拡張というiOS17の新機能によって被写体と時計が被ってしまうような画像でも綺麗に壁紙を配置して設定することが可能となりました。
しかし、意図しない画像でもぼやける現象が起きてしまったり、画像の拡張機能を無効にするオプションが用意されていないといったことから、iOS17でロック画面の壁紙がぼやける原因となっています。
以下からiOS17のロック画面で壁紙がぼやける現象の対処法をご紹介します。
iOS17のロック画面で壁紙がぼやける時の対処法は？
iOS17のロック画面で壁紙がぼやける時の対処法として以下の4つを紹介していきます。
- ライブ壁紙を設定する
- 画像を壁紙サイズに切り取る
- 画像をスクリーンショットする
- 壁紙設定時に画像をつまんで持ち上げる
以下から詳しく解説していきます。
対処法①：ライブ写真を壁紙に設定する
通常の写真や画像ではなくライブ写真を壁紙に設定することで、iOS17の壁紙の画像拡張機能が無効化でき、壁紙がぼやける現象に対処することができます。
壁紙設定時にライブ写真を選択すると、ロック画面の左下にライブ写真を有効にするかのアイコンが表示されます。
ライブ写真を有効にした状態で完了をタップすると、ライブ写真を壁紙に設定し、ぼやける現象に対処することができます。
ライブ写真とは？
ライブ写真とは、シャッターを切った際の前後1.5秒の映像を写真と一緒に記録して写真と短い映像を楽しむことができる写真です。
ライブ写真では、撮影した後にキー写真を変更したり、エフェクトを加えるなどといったことが可能です。
ライブ写真を撮影する方法
カメラアプリを起動して、写真モードに設定します。
右上にある丸いアイコンをタップしてライブ写真を有効にします。
画面上部に黄色い文字で「LIVE」と表示されればライブ写真が有効になっています。
ライブ写真が有効になっている状態でシャッターボタンを押すと、前後1.5秒の映像が記録された写真が撮影できます。
対処法②：画像を壁紙サイズに切り取る
画像を壁紙のサイズピッタリにすることでiOS17でロック画面の壁紙がぼやける現象を防止することができます。
- まず、写真アプリで壁紙に設定したい画像を表示させます。
- 次に、右上にある「編集」をタップします。
- 下部にある「切り取り」をタップします。
- 右上にある四角のアイコンをタップします。
- 下部にある「壁紙」をタップすることで、壁紙のサイズに切り取りされます。
- 画像の位置を調整して右上の黄色いチェックマークをタップすると保存されます。
- 保存された画像を壁紙に設定します。
iOS17では画像を表示中に拡大して、右上の「切り取り」をタップすることで、切り取られた状態で編集画面が表示されます。
編集画面で右上の黄色いチェックマークをタップすることで切り取られた画像を保存できます。
この方法なら上記の1〜5の行程をスキップすることができるのでぜひ使ってみてください。
対処法③：画像をスクリーンショットする
iPhoneには写っている画面を画像で保存することができるスクリーンショットという機能があります。
スクリーンショットで撮られた画像は壁紙のサイズと同じになるので、スクリーンショットで撮った画像を壁紙に設定することで、
壁紙のサイズにぴったり合わせることができ、iOS17でロック画面の壁紙がぼやける現象に対処することができます。
- 写真アプリで壁紙に設定したい画像を表示します。
- 拡大などをしたりして壁紙に設定したい状態にしてスクリーンショットを撮影します。
- スクリーンショットで撮影した画像を壁紙に設定します。
スクリーンショットの撮影方法
Face ID搭載モデルのiPhone
- 音量上げるボタンとサイドボタンを同時に押します。
- 両方のボタンをすぐに離します。
- 左下に表示されているサムネイルを左にスワイプして閉じます。
Touch IDとサイドボタン搭載モデルのiPhone
- ホームボタンとサイドボタンを同時に押します。
- 両方のボタンをすぐに離します。
- 左下に表示されているサムネイルを左にスワイプして閉じます。
Touch IDとトップボタン搭載モデルのiPhone
- ホームボタンとトップボタンを同時に押します。
- 両方のボタンをすぐに離します。
- 左下に表示されているサムネイルを左にスワイプして閉じます。
対処法④：壁紙設定時に画像をつまんで持ち上げる
上記で切り取りした画像やスクリーンショットを壁紙に設定しようとしても画像によっては、ぼやける現象が出てしまうことがあります。
その際はロック画面の壁紙の設定時に画像を2本の指でつまんで上部に持ち上げます。
すると、ぼかしが削除されてぼやける現象が治ります。
ホーム画面の壁紙がぼやける時の対処法
ロック画面の壁紙ではなく、ホーム画面の壁紙がぼやける場合は以下の方法によってぼかし機能を無効化できます。
ホーム画面の壁紙のぼかしを無効する方法
ロック画面の壁紙とは違い、ホーム画面の壁紙ではぼかし機能を無効にすることができます。
- iPhoneの「設定」アプリを開いて「壁紙」を選択します。
- 現在の壁紙内にあるホーム画面（右側）のカスタマイズをタップします。
- 右下にある「ぼかし」をタップしてぼかし機能を無効にします。
まとめ
今回は、iOS17でロック画面の壁紙がぼやける時の対処法をご紹介しました。
壁紙がぼやけてしまう原因はiOS17の新機能である、壁紙の画像拡張機能によるもので、バグや不具合ではありません。
iOS17の壁紙の画像拡張機能は、時計が見づらくなってしまうのを防いだり、画像をもう少し下に持っていきたいときなどに画像の上部を拡張してぼかしを入れることで、自然な画像として壁紙に設定できる便利な機能です。
しかし、iOS17の壁紙の画像拡張機能は無効にできず、意図していない壁紙でもぼやける現象が発生してしまいます。
対処法として、ライブ壁紙を設定することで壁紙の画像拡張機能を無効にする方法、画像を壁紙のサイズに切り抜いて設定する方法、スクリーンショットを撮影して壁紙サイズにする方法、壁紙設定時に画像をつまんで持ち上げる方法の4つをご紹介しました。
壁紙設定時に画像をつまんで持ち上げる方法は、切り抜いた画像やスクリーンショットを使っても、ぼやける場合に有効です。
また、ホーム画面の壁紙がぼやける時の対処法も紹介しました。
ロック画面と違い、ホーム画面の壁紙ではぼかし機能を無効化することができます。