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【2017】新モデルのiPad Proの性能とは?発売日はいつ?

2017年6月22日

こんにちは!Apple Geek Laboです!WWDC2017でiPad Proシリーズの新モデルとマイナーアップデートが発表されました。実際に何が変わったのでしょうか?従来のiPad Proシリーズと性能やスペックの違いを比較していきます。

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ipad pro 性能 発売日

新モデルのiPadProとリニューアルされた内容とは

今回のiPadは10.5インチという新しいサイズが追加されたことが特徴。これまでの既存モデルとしては2015年(9月)に販売された初代のiPadPro(12.9インチ)、2016年(3月)に販売されたiPadPro(9.7インチ)がありましたが、今回は既存の9.7インチに代わるモデルとして10.5インチがリリースされました。(※9.7インチ販売は終了)

新型iPadProのスペックは次の通り。(スペック面でのポイントを赤字でマークしています。)

 iPadPro(10.5インチ)iPadPro(12.9インチ)
カラースペースグレー・ローズゴールド
ゴールド・シルバー
 スペースグレー
ゴールド・シルバー
容量64GB / 256GB / 512GB  
サイズと重量Wi-Fiモデル:469g
Wi-Fi+Cellularモデル:477g
Wi-Fiモデル:677g
Wi-Fi+Cellularモデル:692g 
ボタン・コネクタTouchIDセンサー(ホームボタン) ・3.5mmヘッドフォンジャック
デュアルマイクロフォン・4つのスピーカー
 ディスプレイRetinaディスプレイ
LEDバックライトMulti-Touch ディスプレイ
ProMotionテクノロジー・広色域ディスプレイ(P3)
True Toneディスプレイ・耐指紋性撥油コーティング
フルラミネーションディスプレイ・反射防止コーティング 
 解像度2,224 x 1,668ピクセル解像度、264ppi 2,732 x 2,048ピクセル解像度、264ppi 
チップ 64ビットアーキテクチャ搭載A10X Fusionチップ
組み込み型M10コプロセッサ
カメラ 

12メガピクセルカメラ・ƒ/1.8の開口部・最大5倍のデジタルズーム
光学式手ぶれ補正・6枚構成のレンズ・クアッドLED True Toneフラッシュ
パノラマ(最大63メガピクセル)・サファイアクリスタル製レンズカバー・裏面照射型センサー
ハイブリッド赤外線フィルタ・Focus Pixelsを使ったオートフォーカス・タップしてフォーカス
手ぶれ補正機能を使ったLive Photos・写真とLive Photosの広色域キャプチャ...etc

ビデオ撮影

4Kビデオ撮影(30fps)・1080p HDビデオ撮影(30fpsまたは60fps)
720p HDビデオ撮影(30fps)・ビデオの光学式手ぶれ補正・3倍光学ズーム
クアッドLED True Toneフラッシュ
1080p(120fps)および720p(240fps)スローモーションビデオに対応
手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ..etc

FaceTime HDカメラ

7メガピクセルの写真・1080p HDビデオ撮影・Retina Flash・ƒ/2.2の開口部

センサー

3軸ジャイロ・加速度センサー・気圧計・環境光センサー

バッテリー

30.4Whリチウムポリマーバッテリー
Wi-Fiでのインターネット利用:最大10時間

41Whリチウムポリマーバッテリー
Wi-Fiでのインターネット利用:最大10時間

ファイル 2017-01-12 14 35 39新iPadProはここがポイント!

[icon image="star"] リフレッシュレートが倍になって操作感ヌルヌル!

 リフレッシュレートとは、1秒間に行われる処理動作の回数のこと。これまでのiPadや通常のPCディスプレイでは60Hz(つまり1秒間に60回)となっていますが、今回のiPadProではProMotionディスプレイによって120Hz(これまでの倍)の速度で処理することが可能となっています。つまりiPadの動作がこれまでの倍ヌルヌルになるということになります。ApplePencilや画面フリックの動作に対しての動作も早くなめらかになっており、120Hzを体感したらもう60Hzには戻れないという声も...。

[icon image="star"]iOS11でiPadはよりPCに近くなる。

空きにリリースされる予定となっているiOS11では次のような操作が可能になるとされています。

  • 画面上に3つのアプリを同時に展開できるマルチタスク機能。
  • MacBookと同様の〝Dock〟機能の追加。
  • ドラッグ&ドロップが可能に。

[icon image="star"]CPUの処理速度は前iPadより30%早くなった。

今回のiPadProで搭載されたCPU「A10X Fusion」チップはパソコンのCPUと同レベル(クロック数は最大2.5GHz)となっており、秋にリリースされるiOS11によってiPadProがよりパソコンに近いデバイスになることを意味しています。グラフィック処理速度も前iPadと比較して40%向上しています。

[icon image="star"]10.5インチは軽さを実感させるモデル。

前作の9.7インチを使っていたひとにとっては、10.5インチは469gで前作9.7インチよりも30gほど重いものの、実感としては軽く感じられるというのが多くのユーザの印象。サイズ感に対しての増えた重さの割合が少ないことが理由と考えられます。カラーラインナップとしても10.5インチのほうが多く(12.9インチはローズゴールドがない)コンパクトさと性能のバランスから見ても10.5インチに流れるユーザが多くなると予想されます。

価格はいくら?

これまでのiPadProではエントリー容量が32GB~となっていましたが、今回のiPadProは64GB~となりました。が!値段はこれまでより断然割安(例:旧iPadPro 128GB=112,800円→新iPad 256GB=97,800円)となっているため、iPadProの購入を迷ってきた人にとってはうれしい価格となっています。

≪新型iPadPro値段一覧≫

  • iPadPro (10.5インチ / 64GB):69,800円
  • iPadPro (10.5インチ / 256GB):80,800円
  • iPadPro (10.5インチ / 512GB):102,800円
  • iPadPro (12.9インチ):86,800円
  • iPadPro (12.9インチ):97,800円
  • iPadPro (12.9インチ):119,800円

発売日はいつ?

 新型iPadProは6月WWDCの終了後販売が開始し、2017年6月現在すでにApple公式HPから購入が可能となっています。

新モデルiPadProとリニューアルモデルは買うべき?

 今回のiPadProの最大のポイントはiOS11を見越したモデルであるという点。iOS11ではもはやMacBookともいえる機能が次々と追加される予想となっているので、(iOS11の操作ビデオはApple公式サイトで既に見ることができます。)iPadにノートPCの操作感を求めたいユーザにとっては魅力的なモデルであることには間違いありません。なお、iPadProの機能性を100%実感するには追加の別売アクセサリ(スタイラスApplePencil=10,800円。やSmart Keyboard=17,800円)の購入も必須。これによってiPadPro本体+3万程度の出費が必要ということになりますが、前作のiPad販売価格と比較しても今回のiPadProはかなりの割安価格としてリリースされているので、追加アクセサリを購入したとしてもカナリお得に買えるというのが今回のiPadProの印象です。 

数年前から新型iPadProに乗り換えるタイミングを待っていたユーザには〝買い〟のタイミングといってもいいでしょう。iOS11での機能拡張を見極めてからにしたいという人は、新iOSがリリースされる2017年秋を待ってから購入するのもアリかもしれません。