「iOS14を夜中に自動でバージョンアップしてしまったが、バッテリー消費が早い気がする」こんな悩みを抱えてはいませんか。この記事ではバッテリーの消費が早くなる原因と対処法を説明します。後半ではバッテリーを安く交換する方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
目次
iPadバッテリーの減りが早いと感じる原因
iPadのiOS14バージョンに関係なく、バッテリーの減りが早いと感じる原因はたくさんあります。普段使用している機能が電池の消耗を早めている原因だった場合、自分で気づくことは難しいですよね。そこで、電池の消耗を早める原因のチェックリストを以下に作成しました。
身に覚えがある項目は必ず確認しておきましょう。
- iOS14の不具合
- 裏で起動しているアプリのダウンロード処理が行われている
- アプリの自動アップデートがオンになっている
- BluetoothやWi-Fiがオンになっている
- アプリの通知機能がオンになっている
それでは順番に説明していきます。
【原因】①ios14の不具合
iOS14の不具合によりバッテリー消費量に影響が出ていることが原因の一つです。iOS14では、現在いくつかの不具合が報告されています。例えば、カレンダーの予定が開始15分程度で勝手に削除されてしまう、アプリのアップデート後にページが固まってしまうなどの不具合です。これらの不具合のせいで無駄な処理能力を必要とし、バッテリーを消費してしまう可能性があります。またSNSではiOS14にバージョンアップしたあと、デバイス本体の発熱・電池の消耗を感じている方が複数名います。上記の不具合に関わらず、発熱が原因でバッテリーの消耗をしてしまうケースも考えられるということです。
【原因】②ダウンロード処理が裏で行われている
お使いのデバイスによっては、バックグラウンド更新がオンになっている可能性があります。ご自身で更新をオンに設定した場合も同様です。バックグラウンド更新とは、画面に表示されていない起動中のアプリを再表示したときに、最新の情報に更新しておくことができる機能です。例えばオークションのアプリを開いたまま別のアプリを画面に表示させ、もう一度オークションのアプリを見たとき、最新の価格が表示されているといった機能になります。実際に使用しているアプリとは別に、裏側で常に情報を更新しているので電池を消費します。
【原因】③アプリの自動アップデートがオンになっている
アプリの自動アップデートがオンになっていることもバッテリーの減りが早い原因かもしれません。先程のバックグラウンド更新とよく似ていますが、アプリの自動アップデートとは別物ですので注意してください。アプリの自動アップデートとは、インストールしているアプリに最新のバージョンや情報ができたとき、アプリを開いていない状態でもダウンロードしてくれる機能のことです。こちらはゲームのアップデートでなじみがあるのではないでしょうか。アプリのアップデートが起きるたびに処理を行うので、あなたが気がつかないうちに電池を消耗しています。
【原因】④BluetoothやWi-Fiがオンになっている
最近ではBluetoothイヤホンやポケットWi-Fiなどを使用する方も多いのではないでしょうか。BluetoothやWi-Fiは、家電やオーディオ機器を電子デバイスと簡単に接続させることができるので便利機能です。しかし、接続する機器がないのにもかかわらずこれらの機能をオンにしていると、オフにした状態よりバッテリーの消耗が早いです。なぜかというと、通信をオンにしていると接続可能な機器やWi-Fiを検知し続け、無駄な情報を処理してしまうからです。またWi-Fiのみを使用している場合と、Wi-FiとBluetoothの両方を使用している場合とでは、やはり後者の方がバッテリーの消費量は激しくなります。
【原因】⑤アプリの通知機能がオンになっている
SNSやソーシャルゲームなど、よく使用するアプリの通知はオンにしておきたいですよね。しかし、残念なことにこの通知一つとっても電池の消耗は早くなります。通知が溜まってしまうと表示させておくのに消費しますし、画面をスリープモードにしていても、通知が届けば画面表示は都度オンになってしまいます。もしも必要でないアプリの通知が届く場合は、設定からオフにしてみるのもアリだと思います。