iOS iPhone

iPhoneのスクリーンタイムがおかしい時の対処法を解説

iPhoneのスクリーンタイムは利用時間を知れる機能です。

ただ、表示されている時間が明らかにおかしい不具合が確認されています。

この記事では、iPhoneでスクリーンタイムがおかしいときの対処法やその他のスクリーンタイムの不具合を紹介します。

【iPhone】スクリーンタイムの時間がおかしい時の対処法

iPhoneには、iPhoneの使用時間をチェックしたり、iPhoneやアプリの使用時間、機能を制限するためのスクリーンタイムが備わっています。

iPhoneを使っていないはずに時間なのに、スクリーンタイムの時間がおかしいという不具合が生じることがあると報告されています。

まずは、iPhoneでスクリーンタイムの時間がおかしい時の対処法を見ていきましょう。

デバイス間で共有の設定を確認する

iPhoneに限らず、スクリーンタイムには、デバイス間で共有という設定があります。

Appleユーザーの多くは、iPhoneとの連動性の高さからパソコンならMac、タブレットはiPadと、Apple製品を複数所持している方が多くいます、

Apple製品を複数持っていると、スクリーンタイムもでアイス間で共有できるため、対象のiPhone以外のデバイスでの使用時間も合算されます。

iPhoneではそのアプリに触れていなくても、他のデバイスで触れているとデバイス間で共有していると反映されるので、時間がおかしい場合は設定を確認してみましょう。

ちなみに、デバイス間で共有できるのは、同じApple IDでサインインしている場合のみです。

iPhoneを再起動する

デバイス間で共有の設定が問題なくて、iPhoneのスクリーンタイムがおかしい場合は、iPhoneの一時的なバグの可能性もあります。

iPhoneを再起動することで改善することもあるので、スクリーンタイムの時間がおかしい時にも再起動を試してみましょう。

スクリーンタイムをオフにする

スクリーンタイム自体に不具合が生じて時間がおかしい時には、スクリーンタイムを一旦オフにすることで改善することがあります。

原因がわからない場合は、システムの再起動などで改善する可能性は十分にあり得ます。

  1. 「設定アプリ」を開く
  2. 「スクリーンタイム」をタップ
  3. 「スクリーンタイムをオフにする」をタップ
  4. 「スクリーンタイムをオフにする」をタップ

スクリーンタイムをオフにする場合には、スクリーンタイムのパスコード(iPhoneのロックのパスコードとは別)が必要です。

わからない場合はリセットが必要なので覚えておきましょう。

時刻設定を確認する

iPhoneスクリーンタイムの時間がおかしい場合、時刻設定がおかしくなっている可能性もあります。

通常であれば、iPhoneの時刻設定は自動で調整されるようになっています。

なんらかの理由があって、自動設定にしていない方は、特に確認が必要です。

  1. 「設定アプリ」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「日付と時刻」をタップ
  4. 自動設定をオンにする
  5. 1日程度使ってスクリーンタイムを確認する

スクリーンタイムがおかしいのか他のシステムがおかしいのかチェックするためには、1日程度は自動設定にして使ってみてください。

自動設定にしてもスクリーンタイムの時間がおかしい場合は、iOS自体に不具合が生じている可能性があるので、覚えておきましょう。

ソフトウェアアップデートを試す

設定の見直し、iPhoneの再起動、スクリーンタイムのオン・オフ、時刻設定の調整をためしても時間がおかしいのが改善されない場合、ソフトウェアアップデートも試してみましょう。

  1. 「設定アプリ」を開く
  2. 「一般」をタップ
  3. 「ソフトウェアアップデート」をタップ

ソフトウェアアップデートは最新になっている場合は次のアップデートが配信されるまで待つ以外方法はありまえせん。

ソフトウェアアップデートには1時間程度の時間がかかったり、途中でエラーが出て復元などが必要になる場合もあるので、バックアップの作成も忘れずに行いましょう。

Apple IDの共有を停止する

iPhoneでスクリーンタイムの時間がおかしい原因が、Apple IDの共有にある場合も考えられます。

一般的には、1つのApple IDは1人で利用します。

13歳未満は自身のApple IDは作れませんが、親が管理した上で子供用のApple IDを作成できます。

機会に疎い方が、一緒のApple IDでログインしていたりすると、スクリーンタイムの不具合にも影響を及ぼすことがあるので、もし共有している場合は停止しましょう。

Apple IDを使ってスクリーンタイムのパスコードをリセットする

iPhoneのスクリーンタイム時間がおかしい場合、先述したようにスクリーンタイムのパスコードが必要になる場合があります。

スクリーンタイムのパスコードは、iPhoneロックのパスコードとは違い4桁の数字です。

よくある話が、子供用のiPhoneにスクリーンタイムパスコードを設定していて、忘れてしまうパターンです。

現在は、Apple IDを使ってスクリーンタイムのパスコードをリセットできるので、どうしても思い出せない場合はリセットしてみてください。

Appleサポートに相談する

スクリーンタイムの時間がおかしい場合の対処法を試しても改善がない場合、最終的にはAppleサポートに相談してみましょう。

他に対処法があれば、提案してくれますし、修理などが必要だという判断もしてくれます。

電話でのサポート(0120-277-535)がメインですが、Appleサポートのアプリを入れていればチャットでも相談できます。

電話のようなただ待っている時間がないので、ある程度知識がある方は、チャットがおすすめ。

iPhoneのスクリーンタイムで生じる不具合

では、スクリーンタイムで生じる不具合で、確認されているものを紹介します。

iPhoneを使っていない時間も使っていることになる

スクリーンタイムの不具合で最も起きやすいのが、iPhoneを使っていない時間も使っていると表示される不具合です。

先述してきた、時間がおかしい不具合と同様で、実際にどんな原因が影響をして時間がおかしいのかは不明です。

前項で紹介した対処法を1通り試してみましょう。

勝手にスクリーンタイムが解除される

スクリーンタイムの不具合の中には、勝手にスクリーンタイムがオフになる不具合も確認されています。

勝手に解除される不具合に関しては、iOS自体に不具合が影響していると考えれれます。

iOSのアップデートがリリースされたら、早急にアップデートしましょう。

スクリーンタイムが解除できなくなる

スクリーンタイムが解除できなくなる不具合も確認されています。

正しいスクリーンタイムパスコードを入力しても解除されずに、制限が継続することがあるようです。

先述したように、Apple IDを使ってスクリーンタイムのパスコードはリセットできるようになっているので、まずは、スクリーンタイムのパスコードリセットを試してみましょう。

休止時間になっていないのに使えない

スクリーンタイムの不具合の中には、休止時間になっていないのに利用が停止される不具合も確認されています。

休止時間というのは、設定しているアプリ以外はiPhoneを使えなくする機能で、許可していないアプリは使えなくなります。

休止時間になっていないのに、アプリが使えないのは不便なので、どうしても使う必要がある場合は、休止時間を一定期間オフにしておきましょう。

スクリーンタイムの活用方法

では、スクリーンタイムの活用方法をみていきましょう。

iPhoneだけでなく、iPadやMacにもスクリーンタイムは備わっています。

いつでも使える状態にしておくと、ずっとiPhoneを触ってしまう方は是非参考にしてみてください。

※参考ページ:Appleサポート

アプリの利用時間を制限する

スクリーンタイムの機能には、アプリの利用時間を制限する機能があります。

YouTubeやTikTokなどの動画アプリやスマホのアプリゲームアプリなどは、時間を忘れて使ってしまいます。

スクリーンタイムの時間を制限しておけば、1日に使える上限を自分で設定できます。

自己管理だけではなかなか制限するのが難しい方は、時間に制限を設けてみてください。

スマホの休止時間を設定する

スクリーンタイムには、スマホを休止にできる機能も備わっています。

休止時間のスケジュールは、自身で設定できるので、寝る時間+αで設定しておくと睡眠の質も担保できます。

うまく活用することで、スマホの使用を制限できる上に、日常生活の質の向上にも繋げれられる可能性があるので、使ってみてください。

子供用のiPhoneを管理する

スクリーンタイムを使えば、子供用のiPhone(iPadも)を管理できます。

現代の子供は、生まれた時点でスマホが普通にある世代です。

大人よりも自己管理が難しく、学業の時間をスマホに使ってしまう子供も多いと思います。

子供用のApple IDを管理して、iPhoneの利用時間やアプリの利用時間、購入制限の管理などさまざまな管理ができます。

子供にiPhoneを持たせる前に、しっかりと話をして制限と管理に活用してみてください。

ウィジェットに追加して可視化する

スクリーンタイムは、ウィジェットに追加して可視化することもできます。

通常であれば、設定アプリからアクセスしないとどれくらい使っているかは確認できませんが、ウィジェットに追加すれば、ホーム画面に設定できます。

可視化することで、iPhoneをどれくらい自分が使っているかを常に見られるので、時間を消費していることが気になる方は是非設定してみてください。

まとめ

iPhoneでスクリーンタイムの時間がおかしい時の対処法などを紹介してきました。

スクリーンタイムのメインの機能は、自分がどのくらいの時間iPhoneを起動しているのか知ることができる機能です。

iPhoneはついつい見てしまうような動画やアプリが多いためなんとなく時間を無駄にしていると感じてしまう方もいると思います。

是非スクリーンタイムを活用して、生活の質の向上に役立ててみてください。