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【iOS14】どんな新機能がある?アップデート対象機種は?

App Clipsはアプリ全体をインストールせずにそのアプリの一部の機能のみをダウンロード、一時的に利用することができるものです。これを活用すればこれまで以上にスピーディーにショッピングやサービスを楽しむことが可能になります。

App Clipsは起動や使い方も簡単です。方法としては店頭にNFCタグがありそれをタッチする、QRコードをスキャンする、他のアプリに表示されるリンクやバナーをタップする、Siriからの提案、専用のApp Clipコードの利用などがあります。一度利用した App Clipは一旦、Appライブラリの最近追加したアプリに表示されます、そこからワンタッチでアプリ全体をインストールすることもできます。インストールされないまま一定期間が経過するとそのApp Clipは自動t形に削除されます。

メモ「ピン固定」「ギャラチー表示」追加

メモではピンで固定したメモが固定されていないメモとは分けられて表示されます。また、ピンで固定されたメモ一覧は折りたたみ式になります。また、これまでと同じようなリスト表示に加えてギャラリー表示も可能になります。メモを視覚的に見ることができるので新しい見やすさがあります。そのほかにスキャン機能はよりシャープで正確になりました。

デフォルトブラウザ変更可能に

デフォルトのブラウザも自分で設定できるようになりました。これまでは、リンクを開くと問答無用でsafariが立ち上がるようになっていましたが今回のアップデートでそれを好みの他のアプリに設定できるようになりました。また、Eメールも同様です。メールアドレスをタップしてメールを送ろうとすると純正メールアプリが開かれるのがデフォルトでしたが、これからは好きなアプリをデフォルトに設定できます。

Apple Watchのファミリー共有

こちらは厳密にいうとiOS14ではなく、watchOS7の新機能ですが、iPhoneを持っていない家族がApple Watchを使えるファミリー共有設定の拡張がされました。これによりファミリー共有で設定されたApple Watchは個別の電話番号を持つことができます。つまり、iPhoneを持っていない子供にApple Watchだけを渡しても連絡が取れるということです。ただ、実際に利用する際には携帯電話会社の契約が必要で、現在日本ではauのみの対応となります。

Car Keys

iPhoneで車のロックを解除できるようになりました。車のデジタルキーをwalletアプリに登録することでiPhoneがデジタルキーになります。車内ではNFCリーダーやワイヤレス充電器など専用の機器があればiPhoneでエンジンをかけることもできます。その状態で例えiPhoneの充電が切れてしまったとしても5時間はエンジンをかけることが可能だそうです。

iPhoneのメッセージ機能を介してであれば、家族や友人にキーを共有することもできます。またアクセス権の取り消しもいつでもできるので、プライバシーもバッチリです。また、アクセス可能な操作のコントロールもできるため、運転初心者が運転する場合などには制限速度やカーオーディオの音量をあらかじめ設定しより安全に運転できるようにできます。

PASMOがApplePayに対応

電車もiPhone一つで乗れます。すでに交通系ICカードsuicaはapplepayに対応して電車に乗ったり買い物したりできますが、今回から新しくPASMOがApplepay対応の交通系ICカードに加わります。定期の購入もオンラインでできますので、定期はPASMOを使っているためにオンラインのsuicaを今まで使えなかった人もこれでオンラインカードデビューできますね。

iOS14のアップデート対象機種

これだけ多くのポイントがあるiOS14のアップデートですが、自分の機種が対象なのかどうか気になりますよね。大雑把にいうと、iOS14はiPhone6s以降のiPhoneに対応しています。具体的には、iPhone12、iPhone12mini、iPhone12Pro、iPhone12Pro Max、iPhone11、iPhone11Pro、iPhone11Pro Max、iPhone XS、iPhone XS Max、iPhoneXR、iPhone X、iPhone8、iPhone8plus、iPhone7、iPhone7plus、iPhone6s、iPhone6s plus、iPhoneSE(第一世代)、iPhoneSE(第二世代)、iPod touch(第七世代)これらの機種に対応しています。

iOS14の不具合

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